俺ガイルの登場人物の名前になってる神奈川県の場所巡礼・完
おはようございます。
最近けっこうなペースでUNEXPECTED_STORE_EXCEPTIONでおブルースクリーンがお出ましになりまして辟易しているXIAORINGです。
猛暑続きだった今年の夏も終わり最近はすっかり涼しくなってきた今日この頃、2020年7月クール作品もみんな最終回シーズンですね。
相変わらず時間が経つのがあっという間で…
個人的には、今期はSAO・俺ガイル・超電磁砲・リゼロが一挙に揃っているのがもう強すぎでした …!
そんな中、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」が5年ぶりとなるシリーズ3期目のTVアニメ放送で、いよいよ今週最終回を迎えます。終えました。
(2020.09.25追記) 2020年9月24日深夜、最終回の放送を見届けました。終わってしまった……
終始ずっと素晴らしい作品でした。いい作品だった…
今まで長い間本当にありがとうございました!!!!
TVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」公式ホームページ|TBSテレビ
で、この「俺ガイル」シリーズ、作品の舞台は千葉ですが、登場人物の名前がみんな神奈川県の地名になってて神奈川県生まれの俺得www…という作品なのです!
それで前回2期の「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」がO.A.されていた2015年5月に、この作品の登場人物の名前になっている神奈川県の場所に巡礼をしていましたが、その時に行っていなかった場所もいくつかあったので、補完的な意味も込めて、今回の「完」のO.A.に合わせてもう一度行こう!…と、O.A.中の8月2日に、5年ぶり2回目となる巡礼(?)に行ってきました。
そんなわけで今回は、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」の登場人物の名前になってる神奈川県の場所に巡礼してきた巡礼レポートです!
もくじ
前回2015年5月の巡礼は、こちらのページにあります!
この日の行程はこんな感じでした。
メインキャラの名前が集まる鎌倉周辺を主な目的地としつつ、鎌倉へ行く途中でいろいろ寄り道しつつ他の名前を回収、鎌倉の後は葉山へ抜けるというルートです。
- 南武線
09:42分倍河原 → 10:24川崎 - 京浜東北線
10:40川崎 → 10:44鶴見 - 京急本線 エアポート急行
11:14京急鶴見 → 11:22横浜 - 京急本線
11:29横浜 → 11:31戸部 - 京急本線
11:47戸部 → 11:49横浜 - 東海道線
11:57横浜 → 12:08戸塚 - 東海道線
12:23戸塚 → 12:28大船 - 神奈中バス 船35系統
12:40大船駅西口 → 12:46打越 - 徒歩 打越 → 関谷 → 田谷
- 神奈中バス 船25系統
13:25田谷 → 13:31大船駅西口 - 横須賀線
13:37大船 → 13:43鎌倉 - 徒歩 鎌倉駅東口 → 小町 → 雪ノ下 → 鎌倉駅西口
- 江ノ島電鉄線
14:36鎌倉 → 14:39由比ヶ浜 - 京急バス 鎌4系統
15:01笹目 → 15:05鎌倉駅東口 - 横須賀線
16:33鎌倉 → 16:38逗子 - 京急バス 逗6系統
16:51逗子 → 17:05葉山 - 京急バス 逗12系統
17:37葉山 → 17:52逗子・葉山駅 (南口) - 京急逗子線・京急本線 エアポート急行
18:13逗子・葉山 → 18:49京急東神奈川 - 横浜線
18:55東神奈川 → 19:39橋本
鎌倉
神奈川県の中でも、メインキャラの名前が密集しているのが鎌倉周辺!
…ということで、まずは鎌倉でのレポートから。
行きは川崎→鶴見→戸部→戸塚→大船 (城廻) …と回ってきて大船から横須賀線で鎌倉駅へ!
横須賀線はE235系の導入が予定されているので、このE217系が見られるのも今のうち…でしょうか。
比企谷家の猫の名前もカマクラですね!
人間キャラ以外にも神奈川県の地名!
鎌倉駅の東口。
鶴岡八幡宮や小町通り方面の出口がこちらです。
ということで、鎌倉駅を出て周辺の地名へ。
小町 (比企谷 小町)
さっそく、鎌倉駅の東口周辺にある地名がこちら!
小町ちゃん!!!!!!
…の、小町!
(神奈川県鎌倉市小町)
1話では泣かせにきやがって……よかった…よかったねえ受かって……
なんだかんだでめっちゃいい妹さんなんですよねえ小町ちゃん…!
小町の地名は、素敵な感じのお店が立ち並ぶ鎌倉観光の人気ストリート、小町通りの名前にもなっていますね!
源氏ゆかりの地、鶴岡八幡宮の表参道である若宮大路に対して、こちらの小町通りは裏参道的存在。
鶴岡“八幡”宮の参道が“小町”通り、というのがまた…!
雪ノ下 (雪ノ下 雪乃)
小町通りを鶴岡八幡宮方面に歩いて行くと、続いて登場したのが奉仕部のメインヒロイン!
ゆきのん!!!雪ノ下雪乃さん!!!!!
…の、雪ノ下!
(神奈川県鎌倉市雪ノ下)
鶴岡八幡宮の住所も、この鎌倉市雪ノ下にあります。
“八幡”と“雪ノ下”の名前がこんなすぐ近くにある (むしろ雪ノ下の中に八幡がある) という、そんな現実世界の位置関係にまで尊さを見いだしてしまいます…!
小町通りの出口でも雪ノ下!
小町通りの鎌倉駅側半分くらいは小町ですが、鶴岡八幡宮側は住所が雪ノ下になっていました。
路地裏でも雪ノ下!
小町通りを抜け、若宮大路が突き当たる八幡宮前の交差点に来ると、三の鳥居がある鶴岡八幡宮の入口になります。
普通に鎌倉観光なら八幡宮にお参りして…となるところですが、今回はそういった観光地には全く目もくれずw…ひたすら住居表示と駅名標ばかりを撮るという不審者になっていましたw
ということで全く鎌倉の寺社にお参りせずすぐに鎌倉駅まで引き返しw、今度は西口から江ノ電へ!
西口の右奥の駅舎が江ノ電の鎌倉駅です。
由比ヶ浜 (由比ヶ浜 結衣)
次は鎌倉から江ノ電で移動。
江ノ島電鉄は首都圏にありながら、全線単線で併用軌道 (路面電車) 区間や海沿いの区間や民家ギリギリの路地裏を通る場所があったり、ドアカットする駅や狭軌最急レベルの急カーブや明治時代開通のトンネルがあったりと、藤沢~鎌倉の10kmの間にたくさんの魅力が凝縮された私鉄です。
そして江ノ電で向かったのが、鎌倉から2駅のこちら!
もうひとりのメインヒロイン!!!
由比ヶ浜結衣ちゃん!!!!!!!!
…
の、由比ヶ浜!!!!!!!
(神奈川県鎌倉市由比ガ浜)
うおおおおおおおおおおおおゆいちゃん!!!!!!!!
はぁ……この作品を観ながら何度、はぁ……ゆいちゃん……やっぱりゆいちゃんマジ天使か……と思ったことか……それでいて、だからこそ今期はまたあの何ともいえないせつなさよ…
江ノ電の由比ヶ浜駅は1面1線の無人駅。
全線単線の江ノ電には行き違い可能な駅や信号場が複数ありますが、この駅では行き違いはできません。
住宅地の真ん中に溶け込むようにある駅ですが、駅を出て南へ行くと由比ヶ浜の海岸に出ます。
そして駅周辺の住所も、鎌倉市由比ガ浜!!!!!
江ノ電の駅名は「由比“ヶ”浜」なのに対して、住所の表示は「由比“ガ”浜」になっているという違いがあります。
いやーしかし、毎週毎週、今週もゆいちゃんがかわゆい!!!!!!!
はぁ……いやまじでほんと子も母もほんといいご家庭すぎて、ただただ由比ヶ浜家に住みたかっただけの人生だった……
TVアニメ3期目の今期はもう毎週毎週がクライマックスかというような展開、しかしそれは「完」というタイトルのとおり1週1週着実に終わりへと向かっている雰囲気が漂って、毎週なんともいえないせつなさが本当にもうたまらないです。
毎週毎週心にぐっとくるあの、自分に語彙力が足りなくてなんとも言葉に言い表せないあの気持ちというのが、この作品の魅力の強さですよ…
それがほんと毎週楽しみなのに毎週つらい…
そしてほんと、やっぱりゆきのんもゆいちゃんもほんといい子なんですよね……ああ…なんでこんなにいい子なんだよ……だからこその、この時間が過ぎてしまうことのせつなさがつらい…
ではここからは、鎌倉へ行く途中にいろいろ寄り道して回収した場所と、鎌倉のあとに行った場所をまとめていきます。
川崎 (川崎 沙希)
ではメインの鎌倉周辺を紹介したところで、ここからは鎌倉に行く途中と、その後に行ったところをまとめていきます。
京王沿線から横浜・鎌倉方面に行く経路はいくつかありますが、この日は南武線でまずは川崎へ。
川なんとかさん!
…の、川崎!
(神奈川県川崎市川崎区)
川崎駅は政令指定都市である川崎市の中心的駅。
東海道線・京浜東北線・南武線が乗り入れています。
川崎駅の東口。
駅ビルのアトレがあるほか、駅前の地下にも地下街のアゼリア、また反対側の西口にはラゾーナがあるなど、多数の商業施設が集結しています。
少し離れたところに京急川崎駅があります。
鶴見 (鶴見 留美)
川崎から今度は京浜東北線ですぐお隣の鶴見駅へ。
やっぱり小学sつるみるみちゃん!
…の、鶴見!
(神奈川県横浜市鶴見区)
こちらが鶴見駅の東口と外観!
鶴見駅は京浜東北線と鶴見線が停まりますが、東海道線・横須賀線や貨物の線路も走っています。
(東海道線・横須賀線はホームがないので鶴見には停まりません)
こちらは京浜東北線のE233系1000番台!
鶴見は鶴見線もありますが、同じJR東日本の路線同士の構内なのに鶴見線ホームとの間には改札があります。
JRの鶴見駅のすぐ真向かいには京急の京急鶴見駅があります。
次はこちらから京急の電車に乗り換えます。
戸部 (戸部 翔)
京急鶴見からは「赤い電車」で知られる京急に乗車!
横浜を通り越してもう1駅、戸部駅へ。
マジ戸部だわーー!
…の、戸部!
(神奈川県横浜市西区)
神奈川県を代表する大ターミナル駅・横浜の隣で高架区間にあり、駅のすぐ下は東京~大阪を結ぶ国道の大動脈・国道1号線が通っています。
そんなターミナル駅のすぐ隣の駅なのですが、戸部はホームがめっちゃ狭かった…!
そのため最初の駅名標も正面から真っ直ぐには撮れなかったという…
戸部を撮った後はまた横浜に1駅戻って、再びJRに乗り換えます。
戸塚 (戸塚 彩加)
再び東海道線で横浜から1駅 (1駅といってもここの1駅はけっこう長いですが) 、次は戸塚駅へ。
大天使・戸塚きゅん!!!!!
…の、戸塚!!
(神奈川県横浜市戸塚区)
戸塚は東海道線・横須賀線・湘南新宿ラインと横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れていますが、JRの各線は上野東京ライン・湘南新宿ラインを通じて高崎線・宇都宮線方面と直通していたり、横須賀線も総武線に直通していたりして、多彩な方面の行き先が見られます。
こちらは東口のデッキの上からの戸塚駅。
反対側の西口の先にはトツカーナがあります。
城廻 (城廻 めぐり)
次は大船へ。
大船は西口に大船観音の巨大な観音像が見えてるのがめっちゃインパクトあります!
次は駅からちょっと離れているので、大船駅西口から神奈中バスに乗ります。
バスを降りて次の地名。
城廻めぐりさん!
…の、城廻!
(神奈川県鎌倉市城廻)
交差点の信号の名前も城廻でした!
城廻のすぐ近くには同じく鎌倉市玉縄があったんですが、写真取り損ねました…w
大船から城廻の最寄りの打越停留所まで乗ったバスの途中で通ったトンネルが、玉縄トンネルでした。
(番外編) ハナヤマタの登場人物シリーズ・関谷 (関谷 なる)
ここでちょっと番外編。
2014年7月クールに放送され、現在2020年7月から再放送中のきらら作品「ハナヤマタ」も、鎌倉周辺が舞台なだけではなく、登場人物の名字が鎌倉市の住所になっています。
城廻の近くに、主人公・関谷なるちゃんの関谷があったので、こちらにも巡礼してきました!
関谷なるちゃん!
…の、関谷!
(神奈川県鎌倉市関谷)
神奈中のバス停の名前も関谷でした!
当初ここから13:09発の大船駅西口行きのバスがあると思って組んでいたんですが、数日前にルート検索したときに うっかり日付が平日のままになってたらしく、いざバス停に行くと、来ると思い込んでいたバスが来ないという痛恨のミス…炎天下を1km先の田谷停留所まで歩いて別の系統で戻りました。
(番外編) ハナヤマタの登場人物シリーズ・笹目 (笹目 ヤヤ)
同じくハナヤマタから、笹目ヤヤちゃんの笹目という名前も、由比ガ浜のすぐ隣にありましたので、こちらも行ってきました!
バス停が笹目!
笹目ヤヤちゃん!
…の、笹目町!
(神奈川県鎌倉市笹目町)
他にも鎌倉市内には西御門や常盤といった住所もありますが、今回俺ガイルの巡礼先のすぐ近くにあったので関谷と笹目町に行ってみました。
しかしハナヤマタ、毎週毎週いつも毎回全部、どこを見ても見渡す光景全てが尊すぎて、ほんと尊さしかない……
ハナヤマタ…なんでこんなに尊いの……
“きらら枠”――それは、心の理想郷。
あと、花ハ踊レヤいろはにほ
のコード進行がほんと神懸かりすぎてて最高に好きです…
田中秀和先生の曲は、自分の場合は2015年の初回放送当時に聴いたこの曲から入りましたね…
ハナヤマタは、作中でも鎌倉や湘南が舞台になっています!
葉山 (葉山 隼人)
鎌倉周辺を回ったあとは、横須賀線で1駅先の逗子へ。
そこからバスに乗り換えて葉山町に向かいました。
降りたバス停がさっそくこちら!
葉山隼人クン!
… の、葉山!
(神奈川県三浦郡葉山町一色)
葉山町は神奈川県三浦郡の町で、県内有数の別荘地として知られています。
葉山町葉山のような、町丁名としての葉山という場所はありません。
葉山バス停のすぐ前には、葉山御用邸があります。
一色 (一色 いろは)
そして、その葉山町にある地名がこちら!
いろはす!!
一色いろはちゃんの、葉山町一色!
(神奈川県三浦郡葉山町一色)
実際に現地に行ってみると、葉山町の中に一色という地名があるという繋がりがまた…!
県道のヘキサの下にも、いろはす!
海沿いにある一色には、一色海岸のビーチがあります。
夕陽で渚がキラキラと輝く一色海岸の海に辿り着いたところで、今回の巡礼はこれにて終了としました!
葉山町には鉄道駅がないので、再びバスで戻ってきて、帰りは京急逗子線の終点、逗子・葉山駅から帰りました。
この駅は、今年2020年3月14日に新逗子から逗子・葉山に駅名が改称されたばかり。
駅名改称によって、駅名標にも葉山の文字が入りました。
そんなかんじで、5年前の「続」のO.A.時に行った巡礼以来、5年ぶり2回目の巡礼となりました。
梅雨明け以降は記録的猛暑が続いた今年2020年の夏、とてもとても暑い真夏の1日でした。
おわりに
ということで今回はこれで以上です!
最後に、先日2020年9月18日、京都アニメーションの新作「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が公開を迎えました。
十数年前にオタクの道へ入ったころからずっと私が崇拝する神・京アニの約1年ぶりの新作とあって、さっそくこの連休に観に行ってきました。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは2018年にTVアニメでO.A.され、本作は完全新作の続編になるのですが、TV放送時からもう毎週毎週が全話必ず圧倒的な神回で、「京アニからは神回以外の回を作る力は完全に失われた」と確信させられていました。
元々2020年1月公開の予定だったものが、昨年2019年7月の事件を受けて、その時は正直いつ観られる日が来るか分からない、そもそも公開が実現するかどうかも…という不安さえありましたし、今年2020年になってからも新型コロナの影響でまた大変な状況に…そんな想像を絶する苦難を作品に関わる方々が乗り越えてこられてついにこの時を迎えました。
1人の京アニファンとして、たとえ何が起きようとどれだけの時間待つことになろうとも、ただただ未来を信じて応援し待ち続け、必ずや観なければならないと心に決めていた作品。
いろいろあって1年、ついにここまできた、またこうして京アニの作品を観られる日が来た、それだけでもう既に感無量だったのです。
それがいざ観に行くと、そんないろいろなことなんか全く全部関係なく、この作品のあまりの素晴らしさに問答無用で圧倒されまして、いまだかつてこんな作品に出会ったことがあったか、果たしてこんな作品が存在してしまっていいのか、そのくらい終始ずっと心の内に感情が溢れていました。
TVシリーズから今回の劇場版までずっと観ていた方はきっと分かると思いますが、開始3分でもうだめでした。
そこから終わりまでずっとだめでした。
神は、確かにここに存在した――
そう思いました。
1回目はもう感情が高まりすぎて仕方なかったので、冷静にもう1回ちゃんと観るべく近いうちに2周目行ってしまいそうな気がします。
ありがとう私たちの京都アニメーション……ありがとう……
そして、おかえりなさい京都アニメーション……
これからも、希望を胸に、作品を愛し、いつまでも応援し続けます。
心はいつも京都に。
2016年11月に京都に行ったときの京アニ本社 (第1スタジオではありません)
ではでは。
前回2015年5月の巡礼は、こちらのページにあります!