日記

ありがとう相模線205系 ~相模原市を走る205系最後の記録~ &祝・新型車両E131系500番台デビュー!

2022.03.21 03:05

おはようございます。
最近なんでかいつも以上に超絶眠すぎて、毎日のようにすぐ眠くなってしまって眠気に耐えられず寝落ちばっかり連発しているXIAORINGです。

まあ眠いのは最近に限らずいつもそれはそうなんですが…

あっという間に今期ももうすぐ終わってしまいますが、とにかくもうスローループがやっぱりさすがきらら枠、毎週尊すぎてありがとうすぎですね…ひよりちゃんがもうドストライクにかわいすぎてすこすぎる…
それから高木さん3期がもう全話毎回優勝しすぎて安定中の安定…ほんとありがとう…
そしてなんといっても前にも書いたとおり、着せ恋からの明日ちゃんというこのCloverWorks2作品が今期はほんと強すぎて強い…そんな今期3ヶ月です。

さて、春です。
春といえばダイヤ改正の季節。

全国的にも2020~2021年度の度重なる制限の影響は避けられず、これまで日本の鉄道は毎年常にサービス向上を目指して進化し続けてきたのが、2020年以降は悪夢の年というか、全国的に減便や廃止などが相次ぐ年になっていますね。

2022年3月12日のダイヤ改正から1週間経ちましたが、今年2022年のダイヤ改正は、自分のまわりではあまりに失うものが多すぎて衝撃のダイヤ改正になりました。

小田急ロマンスカー50000形VSEがまさかの定期運行終了 (2023年秋完全引退)
京王線特急停車駅追加に伴いまさかの準特急の廃止。
そして改正日に先駆けて相模線205系の引退。

で、去年2021年11月18日には、相模線になんと新型車両E131系がデビューしました。
相模線に新車が入る日がくるとは…そんなおめでたいできごともありました。
その代わり、新型車両E131系への置き換えによって、これまで31年間ずっと走っていた205系が相模線から全車引退となりました。

橋本で生まれ育った私としては、相模線205系は子供のころからずっと見てきて、この車両を見ながら育ってきたともいえる車両。
そんな相模線205系が自分の故郷橋本を走っているこの日常を記録しておきたい…と思って、新型車両がデビューする1年前の2020年から引退直前まで、橋本や相模原市内で度々相模線を撮影していました。
また、新型車両E131系がデビューしたあとはさっそくE131系も乗ったり撮ったりしてきました。

今回はそんな世代交代を終えた相模線の205系とE131系のこれまで撮ってきた記録をお送りします!

相模線205系の記録

私の生まれ育った街である橋本、その橋本に乗り入れる路線のひとつにJR東日本相模線があります。
茅ケ崎から橋本を結ぶ相模線は、全線単線の直流電化路線で、1991年の全線電化に合わせて新製された205系500番台がすべて各駅停車でこれまで走り続けていました。

そんな相模線は去年2021年には開業100周年を迎え、そしてその記念すべき100周年の年に、相模線30年ぶりとなる新型車両E131系が登場、2021年11月18日にデビューしました。

新型車両がついに投入された相模線ですが、それはすなわち今までずっと走り続けてきた205系が相模線から姿を消してしまうということでもありました。

E131系運行開始前まで、205系500番台R1編成R13編成の4両編成×13編成が、1991年のデビュー依頼30年間1本も欠けることなく走り続けてきました。
E131系は4両編成×12編成が製造され、2022年3月12日ダイヤ改正までに順次205系を置き換え、ついに相模線の205系は残念ながら引退となってしまいました。

橋本で生まれ育った自分にとっては、相模線の車両といえばもうこの205系しかないというくらい、205系は子供の頃からずっとこの車両を見てこの車両に乗って育ってきた、そんな車両です。
その相模線205系がもう見られなくなってしまう…そうなる前に、地元橋本や相模原市内を205系が走っている姿を、まだ普通に走っているうちから記録しておこうと、去年2020年後半から少しずつ撮影をしてきました。

ということで、今回は相模線205系追悼記事として、2020年秋から2022年の引退直前まで地元橋本や相模原市内で撮影してきた相模線205系の写真をお送りいたします!

2020年10月24日 橋本

まずは2020年10月24日、橋本駅で相模線205系を撮影!

相模線で使用されてきた205系500番台は、205系の中ではこの相模線用しかないオリジナルの前面デザインを持っているのが特徴的です。

他の205系にあるようなブラックフェイスながら、左右非対称の顔つきカーブを描くラインカラー
灯具類は他の205系が丸形なのに対して500番台は角形で、近年になってLED前照灯に交換されています。

JR東日本橋本駅は1番線~5番線の5つのホームがあり、そのうち1~3番線を横浜線が、4~5番線を相模線が使用しています。

ホームドア設置前の横浜線ホームから、4~5番線に並ぶ相模線205系。
横浜線は8両編成に対し、相模線は4両編成と短いです。

同じく横浜線の3番線ホーム端から、4番線に到着する相模線205系
ほとんどの列車が橋本の始発・終着となっています。
後ろの高架は京王相模原線です。

2022年ダイヤ改正前まで、朝夕には横浜線に直通して八王子発着となる列車が数本ありました。
朝の八王子発・茅ケ崎行きで、横浜線八王子方から相模線ホームに入線してくる205系

この日はリニア駅工事でこれから変わりゆく橋本駅南口周辺の年1定期記録と、富士急行線の撮影に行ってた日で、富士急方面に向かう前に橋本駅で撮影しました。

2020年11月8日 橋本~南橋本

そのあとはすぐ2週間後の2020年11月8日。

沿線にススキや紅葉など秋らしい姿が見られるようになってきたので、そんな秋の地元橋本を走る相模線205系を撮影しました!

横浜線鎌倉車両センター橋本派出所の近くでは、線路沿いにススキが揺れていました。

反対方向の橋本駅方向を向いて、茅ケ崎行きの列車。

やがて横浜線と離れて線路はカーブしていきます。

このカーブの向こう側には色づき始めた木が見えましたので、そこで紅葉と相模線205系!

このカーブには現在は歩道橋がありますが、昔はここに踏切があった記憶があります。

このあたりは旧日本金属工業の工場跡地に2010年にアリオ橋本がオープンして大きく変わりました。

歩道橋の上から、そんなアリオ橋本周辺と橋本駅方面を背景に相模線を俯瞰。

2021年1月30日 橋本~南橋本

年が明けて2021年1月30日。
天気のいい冬の日に、同じく地元橋本駅周辺で相模線205系を撮影!

橋本駅周辺のビル群を背に走る相模線205系というこの景色!
この数十年の間で変化してきた橋本の街をずっと205系は見守り続けてきました。

この日は横浜線East i-Eによる検測があり、それを撮りに来たときに一緒に相模線も撮影していました。

2021年8月1日 片倉~八王子、片倉、八王子みなみ野~片倉

春からしばらく撮りに行けていませんでしたが、次は真夏の2021年8月2日に東京都内で。

朝夕に横浜線に直通して八王子発着となる列車が数本あり、全線単線の相模線の車両が複線区間を走る様子が見られます。

片倉八王子で、横浜線の複線を走る相模線205系を撮影!

同じ踏切から振り返って、八王子行きの列車を。
ちょうど幕回し中の様子が見られました。
普段は相模線205系が行かない、四方津なんていう行き先も…!

横浜線片倉駅へ移動して、片倉に到着する八王子行きの列車。

そしてさらに、八王子みなみ野を走る相模線205系みなみ野大橋から俯瞰で。
みなみ野は母校の大学があったので、こちらもまた思い入れの駅のひとつです。

2021年10月3日 橋本~南橋本、南橋本~上溝、南橋本、相武台下

それから秋には2021年10月3日。
地元相模原市内を走る相模線205系の姿を撮影してきました!

まずは南橋本で。
マンションや工場の煙突や国道16号の陸橋…といった南橋本の沿線風景をゆく205系

同じく後追いで橋本行き。

南橋本の駅から上溝側へ行って、大沢踏切へ。
相模原市内の通り、あじさい通りと交差する相模線205系
これもまた相模原市を走る相模線の風景です。

続いて南橋本で行き違いした茅ケ崎行きを、線路沿いの道で。

相模原市内を205系が走っているという風景…長年見慣れてきた景色も、いよいよ大きく変わってしまいます。

南橋本に到着する茅ケ崎行きを正面から。
こちらに乗車してさらに南へ。

橋本から相模原市内の台地で住宅地を走ってきた相模線は、河岸段丘を一段一段と降りていって相模川に近づくと田畑が見られるようになります。
最後は相武台下でも相模線205系を撮影しました!

駅のすぐ前には田畑が広がる相武台下
そんな田園風景の中で、相武台下駅を発着する205系の姿を。

同じ相模原市の中だけでも、様々な沿線風景の中を走る相模線が見られました。

この日はこのように午前中から昼までは相模線を撮って、そのあと午後は京王線を撮っていました。

2021年11月18日 相模線E131系500番台デビュー当日

そして2021年11月18日、いよいよ相模線に新型車両E131系500番台がデビュー!

デビュー当日は平日でしたが、やっぱりデビュー当日に一目見たい…と思って、夜に橋本まで行ってきました。

22:45茅ケ崎から走ってきた相模線橋本駅に到着…ついに新型車両E131系と初めての対面!

その後折り返し茅ケ崎行きになるので、橋本で停車中の相模線E131系を撮影

E131系500番台は、相模線205系全編成を置き換えるためにJ-TRECで新製され、従来の205系と同じく4ドア4両編成です。
2022年3月からの相模線ワンマン運転開始に向けてワンマン用設備やドア脇のカメラを備えるほか、フルカラーLEDの行先表示器・車内液晶ディスプレイ・左手ワンハンドルマスコンといった現在の新車の標準的な設備が相模線用車両にも初めてやってきました。

湘南の海や相模川の水をイメージさせるような水色のラインカラーを受け継ぎ、E131系のデザインの特徴でもある前面のドット柄は、富嶽三十六景 神奈川沖浪裏のような波の模様になっているのがまたいいですね。

相模線30年ぶりの新型車両を、デビュー当日に自分の地元・橋本駅で見られたのはよかったです。

E131系側面の行先表示器。
フルカラーLED相模線にもついに登場しました!

E131系の車内に入ると、ついに相模線にも車内液晶ディスプレイが!

橋本に乗り入れる3路線の中では一番ローカル感のあった相模線が、一気に新しくなりました。

相模線のもうひとつの特徴といえば、半自動ドアの押しボタン!
ドア横のボタンを押して自分でドアを開けるというスタイルは、E131系にも受け継がれています。

E131系500番台トップナンバーG01編成の1号車の銘板シール。

J-TREC新津製で、同社のsustinaのロゴが入っています。
これで橋本には京王5000系相模線E131系の2つのsustina車両が来るようになりました。

そのまま橋本から上溝までE131系に初めて乗車して、すぐにトンボ帰りして終電間際に帰ってきました。

2021年11月27日 橋本~南橋本

次はE131系デビューから数日が経った2021年11月27日。
デビュー当日に行ったのは夜だったので、新型車両E131系を明るい時間帯の橋本でも撮ろうということで行ってきました。

そんなわけで、地元橋本にやってきた新型車両E131系を橋本の街で!

橋本を出発した相模線はしばらく横浜線と併走したあと、アリオ橋本のあたりでカーブして横浜線から離れていきます。
このカーブにある跨線橋からも!

そしてこの日のもうひとつの目的はやっぱり205系

今までたくさん見てきたこの風景、鎌倉車両センター橋本派出所に停まる横浜線E233系や、橋本駅前のビルといっしょに、相模線205系!

ここから205系は次々数を減らしていき、わずか数ヶ月で一気に置き換えられることになってしまいました。

2021年12月5日 上溝、番田

その次は年の瀬も近づく12月5日。
ここから12月は冬コミ新刊の京王線写真集と京王線カレンダーを作るのが時間と体力との勝負で本当に厳しい1ヶ月でしたが、そんな中2021年最後の相模線撮影。

10月に続いて、地元相模原市内を走る相模線205系の姿を記録にと、今回は相模原市内の上溝番田へ行ってきました。

まずは上溝で、築堤のカーブを曲がって上溝に到着する相模線205系!
上溝は、中学時代に部活で横山公園に行ったときに橋本から上溝まで相模線に乗って来ていました。

相模川河岸段丘によって形成された旧相模原市域は、横浜線の走るあたりを上段として、上段中段下段と段々の台地になっています。

この上溝駅の北側に上段中段の境になる段丘崖があり、相模線はその段丘崖を越えるために上溝駅の南側では築堤、北側では堀割という特徴的な構造になっています。
これもまた相模原市内エリアの沿線風景です。

続いては同じく相模原市内の番田へ。
小さいころ、番田をひらがなで「ばんだ」と書いてあったのを「パンダ」と読み違えたことがありますw

全線単線の相模線ですが交換可能な途中駅は多く、相模原市内では南橋本番田原当麻相武台下が交換可能です。

ここでは駅の近くから、相模線205系が番田駅を出発する 様子を撮影!

2021年12月5日 相模線205系に乗車、車内など

上溝番田と撮ってきた2021年12月5日、そのあとほ一旦厚木まで行ってから205系が来るのを待って、橋本まで相模線205系に乗車してきました!

相模線205系の車内の様子!
子供の頃から長年ずっと見慣れてきたこの光景も、ぜんぶ思い出に…

橋本民にとってはかつての横浜線205系でもおなじみだった、緑色のシート。
これまでたくさんの人々を運んできました。

ドア上の鴨居部にあった、相模線の停車駅のご案内。
こういったものもまた見納めです。

橋本に着いたところで、先頭車の窓から205系の運転台。

そして海老名から終点橋本まで、相模線205系の車内から動画でも撮影!

【相模線/205系】橋本行き 海老名~相武台下【前面展望】 2021.12.05 - YouTube

【相模線/205系】橋本行き 相武台下~番田【前面展望】 2021.12.05 - YouTube

【相模線/205系】橋本行き 番田~橋本【前面展望】 2021.12.05 - YouTube

最後に折り返し茅ケ崎行きで橋本を出発したところを撮影しました。

2021年12月5日 新型車両E131系・その2

この12月5日に上溝番田に行ったときにE131系に乗っていましたので、そこでもまた新型車両E131系を追加で撮影しました。

こちらは上溝駅で、段丘崖を下って上溝に到着するE131系!

相模線の新型車両E131系の車内!
まるで都心の通勤車のような、一気に相模線が新しくなった感じがします。

橋本に停車中に、先頭車の窓からE131系の運転台
相模線では初めての左手ワンハンドルマスコンになりました。

前面の行先表示器相模線用車両では初めてのフルカラーLED
相模線では2022年3月ダイヤ改正からワンマン運転に変わるため、もしかするとE131系のここに各駅停車の表示が出ているのを見るのは改正前の今だけでしょうか…

E131系の前面デザイン上の特徴になっている、ドット柄のデザイン。

そして最後は橋本駅周辺のいつもの場所でE131系を撮って終了です。

2022年1月15日 橋本~相原

年が明けて2022年1月。
いよいよ205系引退も秒読みとなり、残りの編成もわずかになるまで数を減らしてしまった中、ここで撮っておきたいと思っていたカットを押さえに行ってきました。

真冬の凍える寒さの中、夜明け前に家を出て早朝の橋本へ。

朝の横浜線直通で、自分の生まれ育った橋本の横浜線内を走る相模線205系!
相模線は2021年9月28日に開業100周年を迎えたことを記念して、トップナンバーのR1編成には相模線100周年記念ヘッドマークが掲出されていました。

この場所、8年前の2014年8月に横浜線205系が引退したとき、引退前に最後の見納めに横浜線205系を撮っていたのと同じ場所です。

あのときと同じこの場所で、また地元の橋本周辺は自分が子供の頃からずっとこれらの車両を見てきた思い出の地ということで、撮っておきたかった場所でした。

相原方面から橋本に到着する相模線は、駅手前の渡り線を渡って相模線ホームのある4・5番線に入っていきます。
橋本は1番線と2番線の間にホームのない中線が1本あり、2番線以降は旅客案内上と運行管理上での番線がずれていますね。

同じく橋本相原で、こちらも8年前の2014年8月に横浜線205系を引退前に撮ったのと同じこのカーブで相模線205系を撮影!

相原方面に広がる住宅を見ながら後追い。
横浜線直通がなくなると複線区間を相模線の車両走る姿も見納めになります。

横浜線直通で横浜線内を走る新型車両E131系も撮影しました!
E131系が毎日横浜線を走るのも、2021年11月の新型車両デビューから2022年3月のダイヤ改正までのわずかな期間だけになってしまいますね。

あとは相模線横浜線直通廃止後には見られなくなってしまう、橋本での相模線の光景も撮影してきました。

橋本を通る幹線道路、国道16号の橋本陸橋の下で、16号の側道の踏切を相模線が渡る姿!

横浜線から橋本手前の渡り線を渡って相模線ホームへ入っていく姿!
この直通がなくなると次にここの渡り線を電車が渡るのはいつになるでしょうか…

2022年2月6日 E131系 八王子乗り入れの記録

そしてダイヤ改正も1ヶ月前に迫る2022年2月6日、駅でも横浜線直通関連の記録をしてきました。
この日もまずは朝の橋本へ。

橋本の相模線ホームで表示される「八王子行き」の表示と、相模線に並んで横浜線 相原・八王子方面」
駅名標の「相原」の表示も、横浜線直通とともに見納めです。

橋本駅の改札階の発車案内
八王子まで直通する相模線は、普通の相模線の枠ではなく横浜線八王子方面の枠に入っていました。
番線両数横浜線と違っているのがポイントです。

相模線ホームへ下りる4・5番線への階段上にある路線図
相模線だけでなく、相模線からの直通列車が通る相原~八王子も入っていました。

橋本で直通関連の表示を撮ったあとは、横浜線に直通する相模線の八王子行きに乗車しました!
新型E131系の充当。

E131系による「各駅停車八王子行き」の表示が見られる、2021年11月のデビューから2022年3月ダイヤ改正までのわずか4ヶ月しかないのでは…と思って、LEDの行先表示と車内のディスプレイの表示を!

そして、八王子に停車中の相模線E131系!
相模線の車両が八王子に来るのは、今まで長年ずっと当たり前に見てきた光景でしたが、いよいよそれも見られなくなってしまいます。

相模線八王子乗り入れ廃止で見納めになってしまうこんな組み合わせも。

八王子中央本線のE353系と相模線のE131系のツーショット!

もう見られなくなってしまう、同一ホームの発車案内に相模線の茅ケ崎行きと横浜線の東神奈川行きが並ぶ光景

足下にも横浜線相模線
こうしたものもまた、八王子にまで相模線が来ていた記録です。

直通区間の駅ではダイヤ改正に先駆けて順次サイン類の更新が行われていて、八王子駅の階段上にあった相模線の表示は改正前にすでに消えてしまったようです。
八王子にあった相模線の表示もこれにて見納めになりました。

2022年2月6日 橋本

そして八王子直通を乗り納めしていたこの日、引退する相模線205系を地元橋本で最後に見納めしていました!

橋本から八王子行きの直通列車に乗る前、橋本の側線に相模線の205系とE131系が並んでいる姿が!
新旧車両が入れ替わるこの時期ならではの、相模線の世代交代の記録になりました。

八王子直通列車の乗り納めで八王子まで行って、そのあと一旦は京王線を撮ったりなんかもしていましたが、最後はまた橋本に戻ってきました。

橋本民としてはもう何度も行っているショッピングモール、アリオ橋本
これもまた橋本の風景ということで、アリオ橋本の前を走る相模線205系!

そして最後はやっぱり、これまで何度もここで撮ってきた、地元・橋本駅周辺のビル群を背に相模線205系!
205系を最後どこで見納めするかというのはちょっと考えましたが、やっぱり自分が今まで何度も見てきたこの場所で見納めすることにしました。

橋本出身の自分が、子供の頃からずっとこれを見てずっとこれに乗って育ってきた205系。
自分にとっては相模線といったらこの車両でした。
最後は自分の生まれ育った街・橋本で、相模線205系の見納めです!

その後、ダイヤ改正の日を待たずに2022年2月25日を最後に205系は運用を外れました。
自分にとってはこれが相模線205系の最後の見納めになり、2年弱に及ぶ地元での相模線の記録の日々も、これにて終わりを迎えました。

相模線が電化した1991年に、当時の最新型として新製投入された205系
それから1本も欠けることも転属することもなく、相模線ひとすじ31年、一途に走り続けてこれたのは幸運だったのかもしれません。

相模線205系、31年間の活躍、本当にお疲れさまでした!
そして、ありがとう相模線205系!

2022年3月ダイヤ改正前に記録していたもの

小田急ロマンスカーVSE 定期運行終了前の見納め

それでは最後に、相模線以外で今回2022年3月のダイヤ改正前に記録していたもののまとめを。

まずは小田急ロマンスカー50000形VSEの定期運行終了

2005年に箱根への観光特急の新型車両として小田急の威信をかけて登場した50000形VSE
なんと今回2022年3月12日ダイヤ改正をもって定期運行を終了し、その後はイベントなどの臨時列車で走りながら、2023年秋頃に完全引退となってしまいました。

ロマンスカーの中でもとても美しすぎてかっこよすぎるこのVSEロマンスカーの伝統や憧れや夢を詰め込んだような、まさにこれぞロマンスカーの中のロマンスカーという車両で、個人的にはロマンスカーの中でも特に好きな車両でした。

VSEよりも前に登場していたEXEEXEαへの更新が行われていますが、VSEは更新することなくデビューから17年というあまりに早すぎる引退には残念すぎてなりませんでした。

2021年12月に引退の発表を受け、VSEが普通に走っているうちにたくさん撮影も乗車もしておかなければならない…と思って、2021年1月に小田急線を乗り降りしながらVSEを追いかけて撮影したり乗車したりするVSE旅をやってきました。

朝早起きして多摩川で撮ったり。

地元の相模原市内をVSEが走る姿を…と大野オダサガで撮ったり。

座間海老名のカーブで撮ったり。

小田原のM字屋根とVSEのヴォールト屋根の組み合わせで撮ったり。

そして箱根湯本の風景の中で撮ったり。

このように2日間小田急線のいろんなところでVSEを何度も撮影しました。

さらにVSEに乗車もしまして、1日目に本厚木から新宿まで乗ったあと、その折り返しの箱根湯本行きで新宿から箱根湯本まで乗り通し、2日目も最後に小田原から新宿まで乗って帰ってきました。

最後はなんとロマンスカーの特徴でもある展望席最後尾の後展望席が取れてしまったので、最後の最後に展望席をたっぷり楽しんで帰ってきました。

前回の日記にもこのVSE撮影&乗車の旅のことを書いています。

そのあと1月はもう1回、平日ですが夜明け前に出かけて朝一で一発だけ、冬の青空の開成~栢山でVSEを撮りに行ってきました。

そして最後の見納め乗り納めは、定期運行ラストラン前最後の週末だった2022年3月6日。
新宿から本厚木までVSEに乗車して、これが自分にとって最後の見納めになりました。

最後のラストラン当日なんかは、TLに流れてくるVSEの写真や動画がどれもみんな感動的なものばかりで、やっぱりVSEは乗客や沿線住民や小田急の方々からも、本当に多くの人々みんなから愛されるロマンスカーだったんだな…と、1日中胸の内が感情でいっぱいでした。

本当に素晴らしいロマンスカーでした。
小田急ロマンスカー50000形VSE、17年間ありがとうございました…!!

京王線から消滅した準特急の見納め

そして地元京王線でも、今年2022年3月ダイヤ改正はここ10年20年の中でも最もショックの大きいダイヤ改正になりました。

2022年3月12日ダイヤ改正で特急の停車駅追加が行われ、今まで準特急停車駅だった笹塚と千歳烏山が特急停車駅に、また高尾線内の全駅に停車になりました。
これにより準特急特急がまったく同一の停車駅になるため、2021年3月11日を最後に準特急の種別が廃止となってしまいました。

2001年のダイヤ改定で新設された準特急、2022年3月ダイヤ改正直前時点では日本で唯一ここ京王電鉄にしかない、京王線ならではの独特な種別でした。
快速急行でも準急でもなく、特急のひとつ下で準特急
区間急行快速といった急行系ではなく、あくまで特急系のグループであることをイメージさせるところが準特急らしさでした。

京王線は毎年年中いつでも撮っていたので、準特急の写真も日頃から普通にたくさん撮っていましたし、当然日常的にいつもよく乗っていましたが、それでもこの、京王線のアイデンティティーのひとつともいえる列車を失うという事態はあまりに衝撃的すぎて、改正直後の今でもまだ信じられないくらいです。

また、これまで京王線の特急といえば長年の間、明大前の次の停車駅は調布で、この間の下高井戸から布田までの11駅はすべて通過していました。
座席指定券の不要な京王線の無料優等列車の中で最も多くの駅を通過する、11駅連続通過というこの区間はまさに京王線の特急といえばこれというような、京王線特急の代名詞ともいえる区間でした。
1963年の特急運転開始以来半世紀以上一度も変わることなく続けられてきた、特急調布明大前間ノンストップ区間でしたが、今回のダイヤ改正で千歳烏山に停車することでついにその光景が失われることになってしまいました。

ダイヤ改正のニュースリリースが出たのは2021年12月上旬でしたが、ちょうどこのときは冬コミの新刊制作に追われて修羅場になっていた時期でした。
それで新刊の京王線写真集において、今回の特集ページは何にしようかと考えていたタイミングでの発表だったので、これはもうダイヤ改正のショックを押さえきれず、C99新刊の京王線写真集で特集ページとして今まで10年撮ってきた京王線写真の中から準特急の写真を集めた、準特急惜別特集ページを入れました。

今回のダイヤ改正関連は、身の回りで失われるものが多く、最後をどれで締めくくるかは悩ましいくらいでしたが、やっぱり最後は京王線で…ということで、2022年3月11日の改正前最終日は京王線の準特急を見納めに行ってきました。

2022年3月11日 24:18京王線新宿発・準特急京王八王子行き (高幡不動から各停京王八王子行き) 3215列車
これが京王線の準特急21年間の歴史で、準特急の最終日の最後の1本でした。
多くの同業者の方々が見届ける中、京王線新宿準特急のラストランを写真に納め、そしてこれに乗車して帰ってきて、最後の見納め乗り納めとなりました。

これで本当に終わってしまったんだな…21年間、ほんとにたくさんたくさんお世話になりました。
ありがとう準特急――ありがとう京王線のアイデンティティー――

そんなかんじで、今回のダイヤ改正に向けて前々から行ってきた活動もこれで一通り終わりを迎えました。
その後もさっそく改正後の京王線を撮ったり乗ったりしていまして、また新しい日常が続いていくわけですね。

ということで今日は以上です!

ではでは。

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2022-03-21T03:05:06+09:00 | by XIAORING | このエントリーのURL