日記

2022年の旅行・巡礼・鉄道旅まとめ (VSE・飛騨&富山・松本・まぞく&リコリコ聖蹟桜ヶ丘・はた魔笹塚・金沢&福井・鉄道150年旅・ぼざろ下北沢)

2023.03.16 00:56

おはようございます。
前のPCがご臨終したので買い換えたら、1ヶ月しないうちになんか謎な症状を訴えて直せず初期不良疑いで新品交換対応になったんですが、そのPCにWavesのライセンスが残ったまま回収してしまった結果、今手元にある新しいPCに1年後までWavesが入れられなくなってもうモチベが最っっ悪なXIAORINGです。
(WavesはDisconnected Devicesになっているデバイスからライセンスをリカバリする作業は1年に1回しかできないので、1回やると次は1年経たないとアクティベートできない)

いつも執筆が遅すぎるこのサイトですが、最近なんかいつも夕飯を食べ終わった瞬間猛烈な眠気に耐えられずいつもすぐ寝てしまうのを連発しており、休日は休日で爆睡しすぎて起きたら夕方な日ばっかりだし、年始から書き始めた今回の記事もいつまで経っても全然終わらないままなんと1本に2ヶ月半もかかってしまいまして、もう3月が半分終わってダイヤ改正の時期になってしまいました…
2023年の上半期としてはこの上なくスロースタートになっています。
もっとちゃんとやる気だしてかないと…

2023年に入ってからはいつものように京王線を撮ったり、小田急ではご縁があってVSEに乗ったり、3月の頭には上毛井の頭線651系草津に乗りに群馬に行ったりなどしてここまで過ごしてきました。

今年は今のところそんな感じでここまで来ているのですが、去年2022年は2022年で、1月に小田急撮り鉄で箱根、4月に高山本線万葉線氷見線高山高岡、5月には大糸線アルピコ交通井の頭線長野、9月には北鉄井の頭線北陸本線金沢福井、10月は鉄道開業150年 JR東日本パスの旅…と2022年の1年間は、今年行っておきたいなーと思っていた旅はひととおり達成できた年になりました。

その年1本目の記事の恒例行事ということで、(もう3月ですが) 今回は去年2022年の1年間で行ってきた鉄道旅や巡礼や撮影などの、(京王線以外での) 2022年1年間の活動報告のまとめをお送りします!

2022年1月9日~10日 冬の小田急 ロマンスカーVSE乗車&撮影・箱根の旅2022

まずは2022年1月に行ってきた旅から。

2021年12月、小田急から特急ロマンスカーVSEの50000形が2022年3月11日をもって定期運行を終了、その後2023年秋頃に引退してしまうという衝撃のニュースがありました。

2022年3月11日(金)、特急ロマンスカー・VSEの定期運行を終了 | ニュースリリース | 企業 ・情報 | 小田急電鉄 (リンク先PDFファイル)

50000形VSE箱根への観光特急としてロマンスカーブランドの看板列車を担うべく威信をかけて生み出されたフラッグシップであり、やっぱりロマンスカーといえばこれというようなロマンスカーの伝統と夢と憧れの数々が詰め込まれた設計と、いつもどんなところでもあまりに美しく見えてしまうその姿から、個人的にはロマンスカーの中でも特に好きなロマンスカーでした。

2005年にデビューしたVSE、登場からまだ17年というあまりに早すぎる引退発表。
ロマンスカーの中でも好きだったVSEが近いうちにもう見られなくなってしまうというのがあまりに残念でならず、まだ普通にVSEが走っている今のうちに、VSEをたくさん撮影して乗車もしたい…と思って、2022年1月に2日間でVSEを追いかけて小田急線箱根の旅を実行しました。

1月9日(日)

  • 京王線 区間急行 
    06:34仙川 → 06:47京王稲田堤
  • 南武線 
    06:58稲田堤 → 07:03登戸
    • 多摩川でロマンスカーVSE はこね51号撮影
  • 小田急小田原線 快速急行 
    07:40登戸 → 07:46新百合ヶ丘
  • 小田急小田原線 
    07:52新百合ヶ丘 → 07:59玉川学園前
    • 地上区間でロマンスカーVSE はこね53号撮影
  • 小田急小田原線 
    08:58玉川学園前 → 09:04相模大野
    • HOKUO相模大野店
    • 地元相模原市内でロマンスカーVSE スーパーはこね11号撮影
  • 小田急小田原線 
    11:58小田急相模原 → 12:03座間
  • 神奈中バス 海10系統 
    12:09座間駅 → 12:18弥生神社
    • 地上区間アウトカーブでロマンスカーVSE はこね15号撮影
  • 小田急小田原線 
    13:01海老名 → 13:04厚木
    • 相模川でロマンスカーVSE はこね16号撮影
  • 小田急小田原線 特急「はこね18号」VSE 
    14:21本厚木 → 15:07新宿
    • ロマンスカーVSE乗車
  • 小田急小田原線箱根登山鉄道 特急「はこね29号」VSE 
    15:20新宿 → 16:58箱根湯本
    • ロマンスカーVSE乗車
    • 箱根湯本駅とロマンスカーVSE はこね58号撮影
  • 送迎バス 
    18:00箱根湯本駅 → 18:03箱根湯寮
    • 箱根湯寮 日帰り温泉
  • 送迎バス 
    19:30箱根湯寮 → 19:33箱根湯本駅
  • 箱根登山鉄道 
    19:46箱根湯本 → 20:03小田原
    • 小田原駅に到着するロマンスカーVSE ホームウェイ5号撮影

1月10日(月祝)

  • 小田急小田原線 
    07:50小田原 → 07:59栢山
    • 田園風景でロマンスカーVSEはこね51号・はこね53号撮影
  • 小田急小田原線 
    09:45栢山 → 09:51新松田
    • 川音川でロマンスカーVSE はこね8号撮影
  • 小田急小田原線 快速急行 
    10:56新松田 → 11:04小田原
  • 箱根登山鉄道 
    11:07小田原 → 11:23箱根湯本
    • 箱根湯本でロマンスカーVSE スーパーはこね11号・はこね16号撮影
  • 箱根登山鉄道 
    12:51箱根湯本 → 13:31彫刻の森
    • 箱根登山電車・箱根登山ケーブルカーを撮影
  • 箱根登山ケーブルカー 
    14:19公園下 → 14:27早雲山
  • 箱根ロープウェイ 
    (14:36頃) 早雲山 → (14:44頃) 大涌谷
    • 大涌谷
  • 箱根ロープウェイ 
    (15:06頃) 大涌谷 → (15:22頃) 桃源台
    • 芦ノ湖
  • 箱根ロープウェイ 
    (15:50頃) 桃源台 → (16:06頃) 大涌谷
  • 箱根ロープウェイ 
    (16:12頃) 大涌谷 → (16:20頃) 早雲山
  • 箱根登山ケーブルカー 
    16:31早雲山 → 16:41強羅
    • 箱根ゆとわ 日帰り温泉
  • 箱根登山鉄道 
    18:17強羅 → 18:50箱根湯本
  • 箱根登山鉄道 
    19:16箱根湯本 → 19:32小田原
    • 箱根そば
  • 小田急小田原線 特急「さがみ72号」VSE 
    20:27小田原 → 21:45新宿
    • ロマンスカーVSE 後展望席乗車

日没の早い冬場にできるだけ多くのVSEをということで必然的に朝は早くなり、日の出のちょっと前に家を出発。

最初は登戸へ行って、朝日を浴びて多摩川を渡る小田急ロマンスカーVSE

続いては玉川学園前まで行って、玉学~町田で冬の青空の小田急ロマンスカーVSE
この日は冬らしい綺麗な青空で最高にいい天気でした!

玉学から相模大野に行って、この日の朝食は小田急グループが運営するパン屋さん、HOKUO (北欧トーキョー)

小田急グループHOKUO (北欧トーキョー) は、一部店舗がDONQに譲渡される以外は、残念ながら2022年2月末をもって全店閉店となってしまいました。
そのためHOKUOに葬式鉄してきました。

そのあとは再びまだまだVSEの追っかけを再開。

大野オダサガで、地元相模原市を走る小田急ロマンスカーVSE
ロマンスカーの中でも特に好きだったVSE自分の生まれ育った相模原市内で、その美しい姿を撮りました!

アウトカーブの構図でも小田急ロマンスカーVSEを撮影!
…ということでさらに次は、海老名座間の間のカーブでも撮ってきました。

小田急線で途中下車を繰り返しながらVSEを追いかけてきましたが、いよいよ小田急ロマンスカーVSEに乗車もしてきました!
たくさん乗りたくて、はこね18号本厚木から新宿まで上ったあと、すぐに折り返しのはこね29号新宿から箱根湯本まで乗ってきました。

時代を超えて愛される小田急ロマンスカーの魅力は、やっぱり前面展望!
先頭車の一般席から前を眺めてきました。

終点の箱根湯本までVSEに乗り通したところで、箱根湯本駅のアーチ屋根といっしょに小田急ロマンスカーVSEを撮影!

ここですっかり暗くなって、夜の箱根湯本の温泉街!
温泉街の夜の雰囲気がまたいい感じになってきました。

せっかく箱根まできたのでここはやっぱり温泉にも…ということで、今回は小田急がテーマなので、小田急グループが運営する日帰り温泉、箱根湯寮に入ってきました。

今回は小田原で泊まったので、温泉のあとはまた小田原までちょっと戻ってきました。

そこで、小田原駅のM字屋根と小田急ロマンスカーVSEのヴォールト屋根!
中線に到着する小田原止まりのホームウェイ5号を狙いました。

小田原に1泊して、最終日は朝から田園風景の広がる開成~栢山で、冬の足柄平野を走る小田急ロマンスカーVSEを撮影!

同じ場所で、足柄の山々を背に走る小田急ロマンスカーVSE
2日目もまたVSEを追いかけました。

続いては新松田に行って、今度は川音川を渡る小田急ロマンスカーVSE

そして前日に続いて2日目も箱根湯本へ。
湯本の風景の中でまたVSEを撮りました。

旅の想い出も、希望も憧れも、ぜんぶ乗せて。
きょうも、いつまでも、ロマンスカーで――

箱根湯本を走る小田急ロマンスカーVSEを撮影!
やっぱりVSEは美しい…!

各停箱根湯本に乗り入れる箱根登山色の1000形、赤1000VSE

普段は箱根湯本強羅を往復している箱根登山鉄道の車両が入生田への回送でやってきました。
しかも箱根登山鉄道最古参のモハ1形104-106号とモハ2形108号!

箱根登山電車のレトロ車両と小田急ロマンスカーVSEのコラボが見れました!

この日はせっかく箱根まで来たということで、箱根登山鉄道箱根登山ケーブルカー箱根ロープウェイを乗り継いで、湯本から芦ノ湖まで箱根ゴールデンコースを観光もしてきました!

こちらは箱根ロープウェイ

箱根の名所のひとつ、大涌谷

強羅まで降りてきたところで、2日目もまた温泉に。
強羅小田急グループが運営する箱根 ゆとわで日帰り温泉に入ってきました。
これで1日目に続いて小田急グループの2つの異なる温泉に入ってこれました。

そして小田原まで戻ってきて、いよいよ今回の旅の最後の締めくくりへ…

2日間VSEを追いかけてたくさん撮影してきましたが、最後は小田原から新宿までロマンスカーVSEに乗って帰ってきました!
さらになんと最後尾の後展望席が撮れてしまい、ロマンスカーの伝統かつ憧れの展望席を最後尾で堪能できてしまって、旅の終わりにもう何も言うことはないくらい素晴らしいラストでした…!

これで2日間の小田急旅が終わったわけですが、さらに後日譚。

2日目の朝に撮っていた足柄に、やっぱり一応天気のいい日のカットも押さえたいと思って、後日、平日ですが朝5時に家を出て早朝にここだけもう一度再履修してきました。

ということで晴れカットでリベンジの、澄み渡る青空と山々、冬の足柄平野を走る小田急ロマンスカーVSE

…とこんなかんじで、2022年3月の定期運行終了を前に、VSEが今まで通り普通に走っている今のうちに、たくさん記録と記憶に残してくることができたかなと思います。

この旅の一連のTweetはこちらのMomentにまとめてあります!

冬の小田急 ロマンスカーVSE乗車&撮影・箱根の旅2022 (2022.01.09-10) / Twitter

相模線205系 引退前の撮り納め

去る2021年、私の地元・橋本を走る路線である相模線が開業100周年を迎え、そしてその記念すべき100周年の年に、相模線30年ぶりとなる新型車両E131系が登場、2021年11月18日にデビューしました。

その代わり、新型車両E131系への置き換えによって、これまで31年間ずっと走っていた205系が相模線から全車引退となってしまいました。

橋本で生まれ育った自分にとっては、相模線の車両といえばもうこの205系しかないというくらい、205系は子供の頃からずっとこの車両を見てこの車両に乗って育ってきた、そんな車両です。
その相模線205系がもう見られなくなってしまう…そうなる前に、地元橋本や相模原市内を205系が走っている姿を、まだ普通に走っているうちから記録しておこうと、2020年後半から少しずつ撮影をしてきました。
この年2022年の1月から2月にかけて、いよいよ相模線205系の記録も最終フェーズとなり、2月6日に橋本で撮ったのが自分にとっては最後の見納めになりました。

2022年に入ってからの最初の撮影は、1月15日から。
いよいよ205系引退も秒読みとなり、残りの編成もわずかになるまで数を減らしてしまった中、ここで撮っておきたいと思っていたカットを押さえに行ってきました。

朝の横浜線直通で、自分の生まれ育った橋本の横浜線内を走る相模線205系!
相模線は2021年9月28日に開業100周年を迎えたことを記念して、トップナンバーのR1編成には相模線100周年記念ヘッドマークが掲出されていました。

この場所、8年前の2014年8月に横浜線205系が引退したとき、引退前に最後の見納めに横浜線205系を撮っていたのと同じ場所です。

あのときと同じこの場所で、また地元の橋本周辺は自分が子供の頃からずっとこれらの車両を見てきた思い出の地ということで、撮っておきたかった場所でした。

同じく橋本相原で、こちらも8年前の2014年8月に横浜線205系を引退前に撮ったのと同じこのカーブで相模線205系を撮影!

2022年3月ダイヤ改正では、長年朝夕に行われていた相模線車両による横浜線八王子への直通運転がついに廃止されてしまいました。

そこで、横浜線直通で横浜線内を走る新型車両E131系も撮影しました!
E131系が毎日横浜線を走るのも、2021年11月の新型車両デビューから2022年3月のダイヤ改正までのわずかな期間だけとなってしまいました。

あとは相模線横浜線直通廃止後には見られなくなってしまう、橋本での相模線の光景も撮影してきました。

橋本を通る幹線道路、国道16号の橋本陸橋の下で、16号の側道の踏切を相模線が渡る姿!

横浜線から橋本手前の渡り線を渡って相模線ホームへ入っていく姿!
この直通がなくなると次にここの渡り線を電車が渡るのはいつになるでしょうか…

そしてダイヤ改正も1ヶ月前に迫る2022年2月6日、駅でも横浜線直通関連の記録をしてきました。
この日もまずは朝の橋本へ。

橋本の相模線ホームで表示される「八王子行き」の表示と、相模線に並んで横浜線 相原・八王子方面」
駅名標の「相原」の表示も、横浜線直通とともに見納めです。

橋本駅の改札階の発車案内
八王子まで直通する相模線は、普通の相模線の枠ではなく横浜線八王子方面の枠に入っていました。
番線両数横浜線と違っているのがポイントです。

橋本で直通関連の表示を撮ったあとは、横浜線に直通する相模線の八王子行きに乗車しました!
新型E131系の充当。

E131系による「各駅停車八王子行き」の表示が見られる、2021年11月のデビューから2022年3月ダイヤ改正までのわずか4ヶ月しかないのでは…と思って、LEDの行先表示と車内のディスプレイの表示を!

そして、八王子に停車中の相模線E131系!
相模線の車両が八王子に来るのは、今まで長年ずっと当たり前に見てきた光景でしたが、それももう見られなくなってしまいました。

相模線八王子乗り入れ廃止で見納めになってしまったこんな組み合わせも。

八王子中央本線のE353系と相模線のE131系のツーショット!

直通区間の駅ではダイヤ改正に先駆けて順次サイン類の更新が行われて、八王子駅の階段上にあった相模線の表示も改正前に消えてしまったようです。
八王子にあった相模線の表示もこれにて見納めになりました。

そして八王子直通を乗り納めしていたこの日、引退する相模線205系を地元橋本で最後に見納めしていました!

橋本から八王子行きの直通列車に乗る前、橋本の側線に相模線の205系とE131系が並んでいる姿が!
新旧車両が入れ替わるこの時期ならではの、相模線の世代交代の記録になりました。

八王子直通列車の乗り納めで八王子まで行って、そのあと一旦は京王線を撮ったりなんかもしていましたが、最後はまた橋本に戻ってきました。

橋本民としてはもう何度も行っているショッピングモール、アリオ橋本
これもまた橋本の風景ということで、アリオ橋本の前を走る相模線205系!

そして最後はやっぱり、これまで何度もここで撮ってきた、地元・橋本駅周辺のビル群を背に相模線205系!
205系を最後どこで見納めするかというのはちょっと考えましたが、やっぱり自分が今まで何度も見てきたこの場所で見納めすることにしました。

橋本出身の自分が、子供の頃からずっとこれを見てずっとこれに乗って育ってきた205系。
自分にとっては相模線といったらこの車両でした。
最後は自分の生まれ育った街・橋本で、相模線205系の見納めです!

その後、ダイヤ改正の日を待たずに2022年2月25日を最後に205系は運用を外れました。
自分にとってはこれが相模線205系の最後の見納めになり、2年弱に及ぶ地元での相模線の記録の日々も、これにて終わりを迎えました。

相模線が電化した1991年に、当時の最新型として新製投入された205系
それから1本も欠けることも転属することもなく、相模線ひとすじ31年、一途に走り続けてこれたのは幸運だったのかもしれません。

相模線205系、31年間の活躍、本当にお疲れさまでした!
そして、ありがとう相模線205系!

2022年4月9日~10日 飛騨高山&富山高岡・春の鉄道旅2022

2022年春の鉄道旅は、4月9日~10日の土日に飛騨と富山に行ってきました!

高山本線特急ひだに2022年7月から新型車両HC85系が投入されることから、新海監督作品の「君の名は。」で登場したキハ85系が全車普通に走っている間に、高山本線のキハ85系に乗りに行ってこようというのと、そこから富山県高岡に抜けて、万葉線に乗ったあと、前から一度行ってみたいと思っていた雨晴海岸に行ってきました。

4月9日(土)

  • 東海道新幹線 のぞみ81号」 
    07:42東京 → 09:22名古屋
  • 高山本線 特急「ひだ5号」 
    09:39名古屋 → 12:44飛驒古川
    • 君の名は。の飛騨古川に巡礼
    • 飛驒古川で高山本線を撮影
  • 高山本線 
    16:10飛驒古川 → 16:28高山
  • 高山本線 
    16:40高山 → 16:47飛驒一ノ宮
    • 飛驒一ノ宮で高山本線を撮影
    • 氷菓の水無神社に巡礼
  • 高山本線 
    18:08飛驒一ノ宮 → 18:15高山
    • 古い町並み (夜)

4月10日(日)

    • 古い街並み (朝)
    • 氷菓の高山市街に巡礼
  • 濃飛バス 白川郷線 
    07:50高山濃飛バスセンター → 08:40白川郷 (荻町)
    • 白川郷 合掌造り集落
  • 濃飛バス 白川郷線 
    10:35白川郷 (荻町) → 12:30高岡駅
    • 高岡の併用軌道区間で万葉線を撮影
  • 万葉線 
    13:49片原町 → 14:20六渡寺
    • 庄川で万葉線を撮影
  • 万葉線 
    15:05六渡寺 → 15:18新能町
  • 氷見線 
    15:30能町 → 15:43雨晴
    • 雨晴海岸で氷見線を撮影
  • 氷見線 
    18:11雨晴 → 18:32高岡
  • あいの風とやま鉄道線 
    18:38高岡 → 18:56富山
  • 富山地方鉄道 市内電車 
    20:15富山駅 → 20:18県庁前
    • 松川べりの桜
  • 富山地方鉄道 市内電車 
    20:46県庁前 → 20:55富山駅
  • 北陸新幹線 かがやき518号」 
    21:21富山 → 23:32東京

今回は「君の名は。」の巡礼を兼ねてということで、行きは作中で瀧くんたちが飛騨古川に行ったときと同じルートで、東京駅から東海道新幹線名古屋名古屋から特急ひだ飛騨古川まで行ってきました!

ということで、名古屋駅で乗換のときに、「君の名は。」で瀧くんと司と奥寺先輩が特急ひだに乗り込むあのシーンの構図を回収!

特急ひだ飛驒古川に着いたら、飛驒古川駅前の跨線橋に登って「君の名は。」で瀧くんたちが飛騨に来たときに特急ひだが停車していたあの駅のカットに巡礼!
いつか飛騨に来ることがあったらここに行っておきたいと思っていたこの場所、映画公開から6年経ってついに巡礼しました!

そのあと初日は飛驒古川で、HC85系への置き換えで2023年3月ダイヤ改正で見納めになってしまう、キハ85系の特急ひだを撮影していました!

遠く残雪の残る山々を背に走る特急ひだ!

のどかな高山本線の風景を走る特急ひだ!

この日は2日間ともとても天気がよく、のびのびと気持ちいい風景の中での旅でした。
HC85系への置き換えで引退してしまう前に、 キハ85系特急ひだに乗車と撮影ができてよかったです。

また、飛騨高山京都アニメーション作品の氷菓」の舞台!
…ということで、この2日間は氷菓で登場した場所にも巡礼してきました。

飛驒古川のあとは普通列車で飛驒一ノ宮へ行って、「氷菓」最終話で生き雛祭りが行われていた、飛騨一宮 水無神社にお参りして巡礼してきました!

水無神社の境内では、「氷菓」最終話で奉太郎と里志と摩耶花が座って話していた石段にも巡礼!

飛驒一ノ宮から高山本線で1駅乗って、今回の宿泊地の高山に到着。
最後に夜は高山の街の夜景を撮影していました。

飛騨高山で、夜のさんまち通り!
重要伝統的建造物群保存地区にもなっている高山の古い町並み、とても雰囲気のある夜の町並みを撮影!

高山の街中を流れる宮川に架かる赤い橋、中橋!

夜はライトアップされて、幻想的な景色になっていました。

高山に1泊して、最終日の日曜日は朝6時前にさっそくチェックアウトして出発。

まずは高山の町並みを明るい時間にもということで、昨夜行った古い町並みのさんまち通りに再び!

とても情緒あふれる伝統的な建物がならぶこの町並み、高山の市街地でここは外せないというような場所だったので、人が映り込まないように写真に撮りたいと思って、人出のない早朝に行ってみました。
高山の古い町並みの風景、よかったです!

高山京都アニメーション作品の「氷菓」の舞台ということで、TVシリーズのO.A.からちょうど10周年という節目の年2022年に、氷菓に登場した高山の街に巡礼してきました!

「氷菓」1クール目オープニングで、イントロの作品タイトルが出てるときの背景、宮川と鍛冶橋に巡礼!

宮川に架かる橋は他にも登場していました。
同じく「氷菓」1クール目オープニングで、サビのときに古典部4人がいた弥生橋にも!

「氷菓」1話の最後で奉太郎と里志が学校からの帰り道に2人で歩きながら話していた、本町通りの鍛冶橋交差点に巡礼!

奉太郎里志が渡っていたあの横断歩道!
そのあとも「氷菓」18話Bパートで、図書館に行ったあとの場面で奉太郎とえるたそが話していたのも、この鍛冶橋交差点でした!

朝一で高山の街中をたくさん撮って歩き回ったあとは、高山駅前の高山濃飛バスセンターから7:50発の濃飛バスで、鉄道だけでなく今度はバス移動。

そして合掌造りの集落で知られる世界遺産、白川郷に行ってきました!

白川郷もまた、いつかは一度見に行ってみたいな…と思っていた場所のひとつですが、今回ついに行ってみました!
自然に囲まれて人々の生活が営まれてきた原風景のような景色――いい天気にいい景色でした!

集落を見下ろす小高い丘の上に登って、荻町城跡の展望台から白川郷の合掌造り集落を俯瞰で!

白川郷からはまたバスに乗ってさらに北上、今度は富山県高岡に抜けます。

昼頃に高岡駅に着いて、高岡の街を走る路面電車、万葉線に初めて乗車して撮影もしてきました!

万葉線六渡寺まで行って、立山連峰の山々を背に庄川を渡る万葉線を撮影!
遠くにでっかくそびえ立つ立山連峰、やっぱり富山のスケールのでかさがすごいです!

そのあと夕方には高岡を発着するもうひとつの路線、氷見線に乗ってきました。
そして氷見線で行ってみたかったあの場所についに…

富山湾の絶景・雨晴海岸!

富山湾の海と、その海越しに遠くには立山連峰の山々がそびえ立ち、そこに海岸線を走る氷見線の列車!
この場所、前からずっと一度いつか行ってみたい!…と思っていた場所で、ついに念願叶ってこの景色を見に来ることができました!
ここに来れてほんとよかった……

最後は氷見線あいの風とやま鉄道富山まで来て、北陸新幹線の最終 (かがやき518号) 東京に帰ってきて旅を終えました。
東京名古屋高山富山東京…と、ぐるっと一周回ってくるルートになりました。

最終の新幹線までの時間を利用して、最後の撮影は富山で。
富山の中心部を流れる松川には、両岸に桜並木があってちょうど桜の見頃の時期に重なりました。

今回の旅のラストは、松川の桜ライトアップ!
夜の富山に浮かび上がる桜のライトアップが、松川の水面にも映り込んでいました。

2日間とも天気が最高にいい天気で、景色もすばらしく、行ってみたいと思っていたところについに行けて、いい旅になりました。

この旅の一連のTweetはこちらのMomentにまとめてあります!

春の飛騨高山・富山高岡 鉄道旅2022 (2022.04.09-10) / Twitter

2022年5月5日 信州・松本 ゴールデンウィーク鉄道旅2022

元々4月の飛騨富山の旅はゴールデンウィークぐらいの時期に今度はここ行きたいなーと思って計画してたのを、ゴールデンウィークの時期に自分のスケジュールと天気が合うか分からないし、たまたま行けそうだから行けるときに行ってしまおう!…という考えでさっさと4月に行ってしまったものでした。
そのため、もう前倒しで行ってしまったのでゴールデンウィークには特に旅の予定はなかったのですが、いざそのときになってみると、なんかちょうどよく天気もよくて自分も休みという日が5月4日・5日にできてしまいましたw

そこで、5月4日はコロナ下で2年間実行できていなかった、毎年ゴールデンウィーク恒例の京王沿線徒歩の旅を3年ぶりに実行し、残った5月5日は1日鉄道の撮影に使うことにしました。

5月5日(木祝)

  • 中央本線 特急「あずさ1号」 
    07:00新宿 → 09:38松本
  • 大糸線 
    09:55松本 → 10:07一日市場
    • 大糸線・あずさ・しなのを撮影
  • 大糸線 
    11:11中萱 → 11:18島高松
    • リゾートビューふるさとを撮影
  • 大糸線 
    12:12島高松 → 12:24松本
  • 篠ノ井線 
    12:32松本 → 12:35南松本
    • 東西の中央本線・あずさ・しなのを撮影
  • 篠ノ井線 
    13:47南松本 → 13:51松本
  • アルピコ交通上高地線 代行バス 
    14:38松本 → 14:44
  • アルピコ交通上高地線 
    14:49渚 → 14:52大庭
    • 上高地線の新型20100形・元井の頭線の3000形を撮影
  • アルピコ交通上高地線 
    16:23下新 → 16:28信濃荒井
    • 奈良井川で上高地線を撮影
  • アルピコ交通上高地線 
    17:46信濃荒井 → 17:48
  • アルピコ交通上高地線 代行バス 
    17:53渚 → 18:01松本
  • 中央本線 特急「あずさ54号」 
    18:40松本 → 19:47甲府
  • 中央本線 特急「かいじ56号」 
    20:04甲府 → 20:37大月
  • 中央本線 
    20:50大月 → 21:26高尾

5月5日、新宿から朝一で中央本線特急あずさ1号松本へ行って、大糸線に行ってきました!

一日市場で降りて、安曇野の田園風景を走る大糸線のE127系!

ゴールデンウィークのこの時期は田植えの時期ということで、日本の各地で田んぼに水が張られる景色がみられるようになります。
大糸線は前にも行ったことがありますが、山並みの見える景色がとてもよく、高原の空気もすがすがしくていい空気で、今回また田んぼに水が入ったこの時期に写真を撮ろうと思って、また訪れました。

そして今回撮りたかった景色がこちら!

青空に、 背景には雄大な山々がそびえ、手前には田んぼが広がる――
安曇野の美しい風景を走る特急あずさ!

特急あずさ中央本線篠ノ井線新宿から松本まで走っている特急ですが、1往復だけ大糸線に入って南小谷まで行く列車があります。
今回はこの特急あずさ5号南小谷行きを撮りました。

E353系がまたこの風景にマッチするとても美しい車両で、美しい風景に美しいE353系でとてもすばらしい景色でした!

そしてもう1本、この風景の中で撮りたかった特急列車がこちら!

青空と田んぼの広がる景色の中、水面にその車体を映して、アルプスの山々を背に走る特急しなの!

特急しなの名古屋から中央本線篠ノ井線信越本線経由で長野まで走る特急で、こちらはJR東海383系が使用されています。
松本からそのまま篠ノ井線長野へ行くので本来大糸線は通らないのですが、臨時列車で松本から大糸線に入って白馬に行くしなのが運転されるときがあります。

今回はその臨時特急しなの81号白馬行きを狙って、JR東日本のE353系とJR東海の383系の東西中央本線特急車両を大糸線の景色の中で撮れました!

続いては島高松まで戻って、信州の観光列車・リゾートビューふるさとを撮影!

HB-E300系ハイブリッド気動車による臨時快速のリゾートビューふるさと長野発・白馬行きを大糸線内で撮影しました。

そしてもうひとつ今回撮りに行ってきたのが、松本を走る地方私鉄、アルピコ交通上高地線

かつて井の頭線を走っていた3000系が、上高地線の3000形として今も現役で走っているということで、京王ユーザーとしてはやっぱりこの車両を撮っておきたい思って行ってきました。

かつての井の頭線3000系、上高地線3000形の渕東なぎさちゃんラッピングのなぎさTRAIN!

そして上高地線には今年2022年3月25日から、元・東武20000系を改造した新しい20100形がデビューしました。

そこで、今年デビューしたばかりの20100形に、さっそく撮影も乗車もしてきました!
ちょうど田んぼに水が張られて、水鏡で上高地線20100形!

最後にこの日の撮影ラストは、奈良井川を渡る鉄橋で上高地線を撮影して締めました。

元・井の頭線3000系の3000形と、今年2022年デビューの20100形をここでも両方撮影しました!

上高地線は2021年8月に豪雨災害で田川橋梁が被災してしまい不通になっていました。
8月から新村新島々間、10月からは新島々間の折り返し運転とし、不通区間はバス代行が行われていました。
ちょうどこのとき2022年5月は松本~渚がバス代行となっていました。

その後、見事鉄橋が復旧して、2022年6月10日についに全線運転再開を果たしました。

今回このタイミングで乗りに行ったのは、そんな大変な時期の上高地線を、利用することで微力ながら応援したいという気持ちも少しあって、そんな意味でも今回の行き先に信州を選びました。

最後は松本駅に着いて帰りの代行バスを降りたところで、松本駅のアルプス口と上高地線の代行バスをツーショットで!
上高地線全線復旧おめでとうございました!

この旅の一連のTweetはこちらのMomentにまとめてあります!

信州・松本 ゴールデンウィーク鉄道旅2022 (2022.05.05) / Twitter

2022年5月29日 まちカドまぞくの舞台・聖蹟桜ヶ丘に巡礼2022

毎度毎度最上級の尊さをいただいて感謝してもしきれないきらら系作品ですが、2022年4月クールは「まちカドまぞく」の2期・「RPG不動産」、さらに「ゆるキャン△」2期の再放送・「ブレンド・S」の再放送と、新作と再放送を含めて4作品のきらら枠が同時期に放送されるという、圧倒的尊さの過剰摂取でした。

そんな年2022年4月クールに放送されていた「まちカドまぞく 2丁目」ですが、この作品の舞台となっている街が「せいいき桜ヶ丘」という名前のとおり、京王線の聖蹟桜ヶ丘が舞台の作品!

普段から京王線の撮影で聖蹟には年中いつでも行っていますが、京王ユーザーとしてはやはりこれはもう巡礼しなければならない…!
ということで、2期放送中の2022年5月29日に、聖蹟桜ヶ丘で「まちカドまぞく」の1期と2期の6話までに登場した場所に巡礼してきました!

まずは鎌倉街道多摩川を渡る関戸橋へ。
関戸橋の上から京王線の鉄橋の方を向いて、2期1話Aパート・シャミ子と桃のデート回で、2人が土手にいるときに映った、多摩川の背景の場所に巡礼!
後日、2期8話Aパート2期10話Aパートでも同じ場所がまた出てきました。

多摩川の土手の上はサイクリングロードになっていて、左岸の府中市側は「府中多摩川かぜの道」として整備されています。

2期3話Bパート・リリスがシャミ子の身体で桃と銭湯に行く回で、この府中多摩川かぜの道の、関戸橋から京王線までの間を、2人が歩いていました!

関戸橋を渡ると南側は聖蹟桜ヶ丘のある多摩市

関戸橋の南詰から京王線の鉄橋の方を向いて、1期最終話のラスト、エンディングの大サビ前でシャミ子と桃が待ち合わせしてた河川敷の、最初の多魔川のカットに巡礼!

さらに2期では、2期6話Bパートで1期オープニングが流れる中で街の背景が次々映るシーンがありましたが、その1カット目もこの多摩川の風景でした!

多摩川多摩市側で土手の下に降りると、1期最終話Aパート・失踪した桃を探してシャミ子とミカンが話していた、土手の階段のところに巡礼!

他にも多摩川でのカットを回収したあと、今度は聖蹟の駅周辺の住宅地へ。

一ノ宮の住宅地にある、くるまぼり公園に行って、2期1話Aパート・シャミ子と桃のデート回で「ここは猫によく会える公園」と行って2人が行ってた三角屋根のある公園に巡礼!

聖蹟の駅の南側には、多摩川支流の大栗川も流れています。

2期4話Bパート・桃があすらからシャミ子を連れて帰るところでは、大栗川の霞ヶ関橋付近の場所が登場していました!
1期最終話Bパートシャミ子が夕方に2人で座っていた土手も大栗川の雰囲気でした。

聖蹟桜ヶ丘は丘の上の景観がまたとてもいい街です。
ラストスパートでいろは坂を登っていきました。

崖の上から駅周辺の街並みを見下ろせる、いろは坂さくら公園に行って、2期4話・Aパートサブタイ明け最初の街並みの背景と、同Bパート・高台公園からミカンがあすらの結界を狙撃しようとしたところに巡礼!

そして、まちカドまぞくの巡礼ラストは、2期オープニングで、Aメロ頭「奇跡起こる」のときのタイトルロゴの背景になっている、丘の上から見下ろすあの聖蹟桜ヶ丘の街並みに巡礼!

この日はきれいな青空の広がる初夏のとても天気のいい日でした。
やっぱり聖蹟桜ヶ丘、素敵な街並みです!

そしてまちカドまぞくの巡礼を終えたあとは、同じく2022年4月クールに放送されていた「ヒーラーガール」でも聖蹟桜ヶ丘が登場したので、同じく巡礼してきました!

「ヒーラーガール」1話アバンタイトルで、一番最初にかなが園児たちの前で歌っていた場所が、聖蹟桜ヶ丘の駅前でした!

同じく1話アバンタイトル、かなと響と玲美が最初に集合していた場所聖蹟桜ヶ丘の駅前で、こちらにも巡礼していました!

5月の天気のいい1日だったので、この日は他にも朝から調布京王線地下化後の定期記録の2022年分を撮っていたり、巡礼のあとも夕暮れの京王線を撮影していたりして、丸々1日使って梅雨入り前にやっておきたかった収穫をいろいろできた1日でした。

この日の一連のTweetはこちらのMomentにまとめてあります!

まちカドまぞくの舞台・聖蹟桜ヶ丘に巡礼2022 (2022.05.29) / Twitter

2022年6月25日 新幹線E2系・200系カラーの撮影

2022年は日本の鉄道開業150年という記念すべき年ということで、JR各社はじめ各鉄道事業者がさまざまな企画を展開していました。

それに先立ち、同じく2022年に開業35周年を迎えた東北新幹線では、E2系の1編成 (J66編成) が往年の東北新幹線200系の復刻カラーになりました。
そして、この200系カラーのE2系J66編成を使用した団体臨時列車「なつかしのあおば号」が、6月25日 9:08仙台発・12:06上野着で運転されました。

東北新幹線開業 40 周年を記念してイベント開催や記念商品を販売します! (※リンク先PDF)東北新幹線開業 40 周年記念旅行商品のご案内 (※リンク先PDF)

この200系カラーのE2系を、せっかくなら一度くらい見てみたい…と思っていたので、6月25日、団臨に合わせて北とぴあに撮りに行ってみました。

北とぴあに着いたら、お目当ての列車が来る前に、東日本の新幹線をいろいろ撮影。
まずは北陸新幹線上越新幹線で活躍しているE7系!

続いて、東北新幹線のE5系と秋田新幹線のE6系のはやこまカップリング!
やっぱり新幹線は美しいなあ…

そしてついに、初代東北新幹線200系のカラーリングをした新幹線が、東京の街を姿が…!

E2系の200系カラー・東北新幹線開業40周年記念「なつかしのあおば号」!

時代を超えて、人々の想いを乗せて――走り続けた東北新幹線
あらためて、東北新幹線開業40周年おめでとうございました!

2022年6月26日 はたらく魔王さま!の舞台・笹塚に巡礼2022

2022年7月クールでは、はたらく魔王さま!」の9年ぶりの第2期がO.A.されました。
9年前の1期も観ていたんですが、この作品、なんと京王線の笹塚や幡ヶ谷が舞台!
京王ユーザーの自分としては、春のまちカドまぞくに続いてこちらも地元路線の描かれた作品ということで、待望の新作続編となりました。

9年前の1期のときはまだ巡礼していなかったので、今回2期のO.A.直前というこのタイミングで、はたらく魔王さま!1期に出てきていた場所に巡礼しておこうと思って、6月26日に笹塚や幡ヶ谷で巡礼してきました!

巡礼の起点となる笹塚駅からさっそくスタート。

まずは「はたらく魔王さま!」1期2話Bパート真奥と恵美がバイト終わりに会っていたところ襲撃に遭い、2人で逃げてきたあの笹塚駅の高架下に巡礼!

京王線国道20号甲州街道と平行して走っていて、笹塚駅を出て北に進むとすぐに甲州街道に出ます。

この甲州街道の笹塚駅前の交差点が、「はたらく魔王さま!」1期5話Aパート~Bパート、真奥が漆原と戦っていたあの戦闘の場所でした!

この話数では、笹塚駅の近くで漆原に最初に襲われてから、しばらく笹塚駅の近くを移動してから先ほどの甲州街道にたどり着いていました。

甲州街道だけでなく、「はたらく魔王さま!」1期5話Aパートで、漆原から逃げて走ってきた真奥と恵美の前に漆原が降りてきてちーちゃんを人質に取っていた、玉川上水の笹塚橋付近にも巡礼!

続いてはその笹塚橋の近くの住宅地の中にある、笹塚2000ねん公園へ。

「はたらく魔王さま!」1期8話Aパート、魔王城から歩いてきて、真奥とちーちゃんが2人で話していた、笹塚2000ねん公園の前の路地に巡礼!

そして次は1期でのシリーズを象徴するあの場所へ…
笹塚駅からちょっと東へ歩いて、都道420号鮫洲大山線笹塚一丁目東交差点に行ってきました。

「はたらく魔王さま!」1期1話Cパートで真奥と恵美が初めて出会ったあの場所、そして1期最終話Cパートで最終話ラストの真奥と恵美が雨の中で信号待ちをしていた、笹塚一丁目東交差点に巡礼!

他にも笹塚駅周辺では、甲州街道の北側にも行って、「はたらく魔王さま!」1期2話Aパート、交番から出てきた真奥が恵美と歩いていてた、甲州街道の笹塚交番と笹塚駅前歩道橋の前の歩道に巡礼!

笹塚駅周辺で登場した場所をひととおり回ったあとは、笹塚から京王新線で1駅、幡ヶ谷にも行ってきました。

この作品で最も重要な場所のひとつ、「はたらく魔王さま!」で真奥がバイトしているマグロナルド幡ヶ谷駅前店のあの場所に巡礼!!

幡ヶ谷の駅前に商店が建ち並ぶ道の一角、2022年時点では銀ちゃん食堂のあるあたりが該当すると思われますが、9年前の1期放送時点ではこの場所にはモスバーガーがあり、当時は実際に現実でもハンバーガーチェーンになっていました。

そのあと最後は明大前から井の頭線に乗り換えて、永福町にも行ってきました。

永福町は恵美が住んでいる街ということで、「はたらく魔王さま!」1期2話Aパート、恵美が仕事終わりに会社から帰ってくる途中で永福町の改札を出るシーンのところに巡礼!

「はたらく魔王さま!」1期7話Bパート、夜に恵美の戦闘シーン繰り広げられたコンビニ、永福町にあるファミリーマート永福町駅南店にも巡礼してきました!

そんなかんじで、地元路線であり推しでもある京王線の沿線が大々的に登場する本作品の舞台を、9年ぶりとなる2期O.A.を記念してついに巡礼してくることができました。

2022年8月13日 コミックマーケット100 サークル参加

夏には、弊サークル「橋本技術研究所」で2022年の夏コミ、コミックマーケット100にサークル参加してきました!

夏コミとしては2019年以来3年ぶりの開催であり、コミックマーケットの歴史の中で第100回という記念すべき回でした。
コロナ以降に開催されたコミケとしては、中止や延期からの復活を果たした前回C99 (2021年冬) に続いて2回目で、一般参加は人数制限のある事前チケット制による2日間開催でした。

自分としては、コミケ自体の中止や延期だけでなく、配置日が仕事で行けないことが多く、2018年の冬コミ (C95) 以来実に3年半ぶりに、念願のコミケの会場に行くことができました。

いつも通り京王線なのですが、今回の夏コミが開催された2022年8月は、調布駅周辺が2012年8月19日に地下化されてからちょうど10年後の夏ということで、新刊は調布駅地下化10周年の本を頒布しました。

2012年の地下化直前から地下化後も継続して、調布駅の地上駅跡地や線路跡地をだいたい同じ場所でだいたい年1ぐらいのペースで定期的に記録していたので、最後に10年後の2022年分を撮って、2012年から2022年まで10年間撮影し続けてきた調布駅地上駅跡地の変化の写真を1冊にまとめました。
これはもうこの企画をやるなら今年の夏コミ以外にないだろう!…ということで、何年か前からずっと温めていた企画をついに形にすることができました。

当選が決まっていざ作業を始めたはいいものの、やはり10年分の写真ともなるとさすがに枚数が大量すぎて、かねてからの執筆の遅さもあって進捗が遅れに遅れ、結局またしても制作スケジュールがギリギリに……最後の1ヶ月は休日の作業と、平日は仕事が終わってから深夜に少しずつ作業を進めるという生活が続き、最後はほんとにもう時間と体力と気力との戦いで自分自身の限界に挑戦するような日々になってしまいました。
まあなんとか無事間に合わせることができて、この10年間の活動の集大成ともいえるような渾身の1冊ができました。

そんな中さらに他にもいろいろ作りたくなってしまって……きっぷ用の封筒とTシャツとトートバッグも新作として頒布しました。

駅のみどりの窓口にある、きっぷを入れるあの封筒、あれが最近けっこう置かなくなっている駅が増えてしまい、自分としてはいつもあの封筒を使ってて今後手に入らないとなると困るなあ……と思ったので、それなら自分で作ればいいじゃない!ということで、きっぷを入れるあの封筒をオリジナルで作ってしまいました。
自分が使いたいというのが前提なので、マルス券より気持ち若干大きくして鉄道旅のときにいろいろなきっぷやチケット類が入れられるように、かつ今使っているカメラバッグのサイドポケットに入るサイズ以内という条件で作りました。

Tシャツは、夏コミで頒布中に自分が着る用に何か京王線モチーフの服を作るか……ということで、以前日比谷公園京王れーるランドでの鉄道部品販売で買っていた7000系の種別幕と行先幕の廃品 (実物) を参考にしながら、実際に入っているコマを順番どおりにデザインして淡色インクジェットでフルカラープリントしてみました。

トートバッグも、自分が戦利品を入れたりとか、鉄道イベントで買ったグッズ類を持ち帰るのとか、鉄道旅に行くときにカメラバッグに入りきらないもの用のサブバッグにしたりとか、そういうので使えるバッグがほしい……と思って、キャンバス生地の大きめなトートバッグを作りました。
そんなかんじで、グッズ類はどれもみんな、自分がほしいと思っていたものを自分で作ってしまったというかんじです。

当日は東4ホール、鉄道島の島中で配置。
こんなかんじのスペースで頒布させていただきました。

今回参加しての感想としては、まずは久しぶりにあの地に行くことができて、そしてC100という記念すべき回に自分がサークル参加者としてこの場に立ち会えたのがとても感慨深かったです…!

そして何より、とにかくコミケのあの場所で過ごした時間が、ほんとに楽しくて楽しくて……
お世話になっているサークルさんや、周りの方々や、スペースにお越しくださった一般参加の方々など、オタクの方々とお会いしていろいろ話できたのが、本当に楽しかったです!
私自身は昔からずっと人と話したりコミュニケーションをするのがすっごく苦手なんですけど、そんな自分がコミケ当日は1日中ずっとオタク特有の早口になってしまうくらいw

毎回ながら制作中は本当に大変でしたけど、この日のためにがんばってきてよかった――そう思えるような、大変だけどやっぱり楽しいっていうのがコミケでした。

ほんと、夢のような1日でした……

お世話になったみなさま、本当にありがとうございました!!

夏コミから帰ってきたあとは、新刊の調布地下化10周年本ときっぷ封筒をメロンブックス様で書店委託させていただきました!
それからBOOTH でも自家通販も取扱開始しました。
コロナ禍でのチケット制や台風の接近もあり、現地に来られなかった方もおられると思いますが、ぜひ書店や通販でもどうぞよろしくお願いいたします!

新刊「“KEIO”のある風景・臨時列車 京王線 調布駅 地下化から10年の記録」
新作「橋本技術研究所 きっぷ封筒」
準新刊「“KEIO”のある風景・4号車 ~京王線写真集~」
メロンブックス様にて書店委託中! & BOOTHにて通販取扱中!

2022年8月28日 リコリス・リコイル 9話Bパートの聖蹟桜ヶ丘に巡礼

2022年7月クールの覇権といったらやっぱり完全にもうリコリス・リコイルでした。

キャラデも作画もめちゃくちゃよすぎて、アクションのクオリティーもすごいし、設定まわりもすごくしっかり作られていて、ひとつひとつの要素がもう全てすっごくしっかりと作られているという全方位でのクオリティーの高さ、そして何よりもう、ちさたきの尊さ…!!
毎週次々とすごいレベルの尊さが供給されて続けて、もう完全に公式からの供給が過多なんですよね……

中盤までは毎週30分間ちさたきの圧倒的尊さにやられて、それだけでもすでにオーバーキルだったのに、そこから後半はまた心がぐっと持って行かれる展開、そして最後はここまで観てきた我々の想いに完全に応えてくれる完璧な最終回。

毎週毎週各話全てが神回で30分間その全てがあまりによすぎて、唯一不満があるとすればそれはこれがたった30分で終わってしまうということだけでした……

そのように作品自体がまずしっかりとしてクオリティーが驚異的に高く、その時点ですでに優勝しきってるのに、その上仕込みなどではなく作中の描写によって諸先生方にネタ提供してクリエイティブを促進することで自然にファン活動を爆発させてさらにキャラの魅力を増す……ほんとすごいことをやってくれますよこの作品は……

ありがとうちさたき……ありがとうリコリス・リコイル……

そんなリコリス・リコイルスカイツリーが見える東京の下町が舞台ではありますが、なんとまさか京王線の聖蹟桜ヶ丘が出てきた回がありました!

9話「What’s done is done」千束の真実を知った上でDAに戻ることになるたきなが、最後に千束を誘って1日デートをする、いわゆる2回目のちさたきデート回
この回の一番最後に、たきなが雪の降る夜景を千束に見せたくて行った公園が、聖蹟桜ヶ丘にある桜ヶ丘公園のゆうひの丘でした!

この神作品になんと自分の地元路線であり推しである京王線の沿線が出てくるなんて、リアタイで見た瞬間私はもう思わずいてもたってもいられなくなってしまい、さっそくO.A.があった夜の翌朝8月28日、作中で登場した桜ヶ丘公園に巡礼に 行ってしまいました。

うっすら霧雨の降る夏の朝、永山駅から京王バスに乗り記念館前で降りて、ゆうひの丘の上に到着。

「リコリス・リコイル」9話Bパート、夜景の見える公園のベンチに座って、千束がたきなにマフラーを掛けてあげるカットに巡礼!

桜ヶ丘公園から聖蹟桜ヶ丘関戸橋方面の街を見下ろして、なんか待ってる?」「雪。9時から」「(笑) それで…」「完璧なスケジュールのはずだったのですが」で千束とたきなが見ていた聖蹟桜ヶ丘の夜景のカット!

ゆうひの丘のベンチから右を向いて、千束「自分でどうにもならないことで悩んでもしょうがない。受け入れて、全力。たいていそれでいいことが起こるんだ」と、たきなごしに見る千束のカット!

そこから背後を向いて屋根のある建物の方を見ると、千束「やるな」たきな「やったぜ」で千束とたきなが拳を合わせるツーショットのあのカット!

そしてたきなが「ありがとう。行ってきます」と千束に別れを告げる、たきなの背中ごしに千束のカット!

その次のカット、DAに報告しにたきなが千束の元から走り出す、桜ヶ丘公園のゆうひの丘で2人が座っていたベンチ周辺の引きのカット!

次のカット、たきなが去ったあと、雪が降り出して、空を見上げる千束、そしてそこにエンディングのイントロがイン!!
リコリス・リコイルはほんと、毎週毎週ラストの一番いいところでラストカットにエンディングのイントロをかぶせてきてそこからAメロ歌い出しでエンディング映像に入るというこの、エンディングの入り方が毎週最強に神すぎてほんと神でした…

そこから、階段を降りたたきなが振り返って、千束の方を見上げて2人が目を合わせるところ!

階段の上から千束目線で見たたきなのアップ、そして2人は立ち去りエンディングへ……
はぁ~~~~……!!!!!!ちさたき……………!!!!!!!(語彙喪失)

そんなかんじで、リコリス・リコイルにまさかの京王線沿線が出てきたのを見てしまった衝動で感動のあまり、O.A.を見た夜が明けたその翌朝にもうさっそく巡礼に行くなどしてしまいました。

その後も最終回まで完走しましたが、もう毎週毎週すべてがよすぎて感謝しか出てこない3ヶ月間でした……ありがとうリコリコ…ありがとう……すべてのクリエイターとキャストとスタッフのかたがたに、ありがとうございました……

2022年9月23日~25日 秋の北陸・金沢&福井 鉄道旅2022

9月は3連休に北陸に行ってきました!

金沢の私鉄・北陸鉄道浅野川線に、かつて井の頭線を走っていた3000系が譲渡されて8000系として走っています。
2022年7月から、そのうち1編成の8802編成が井の頭線時代のアイボリーホワイトの復刻塗装になりました。
京王ユーザーとしてはこれはそのうち撮りに行きたい…と思っていた矢先、2022年9月24日でこの8802編成が引退することが発表されてしまいました。

こうなるともう、そのうち行きたい…とか悠長なことは言っていられなくなってしまったのですが、この夏は夏コミの制作でかなり死んでいて、夏コミが終わった後は仕事の方がなかなか忙しくなってしまって、運用の入ってる週末に泊まりがけで行けるスケジュールを全然作れず…
そんなことをしているうちに、最後のラストチャンスのシルバーウィークになってしまいました。

最終的には、9月23日に金沢に前乗りして、ラストラン当日の9月24日に1日8802編成を撮影したり乗車したりして、3日目の9月25日は北陸新幹線の延伸前に福井北陸本線の在来線特急に乗車したり撮影したりして、3日間の金沢&福井の旅を実行しました!

9月23日(金祝)

  • 北陸新幹線 かがやき515号」 
    18:24東京 → 20:54金沢

9月24日(土)

  • 北陸鉄道浅野川線 
    08:39北鉄金沢 → 08:56内灘
    • 8802編成に乗車
    • 8802編成と03系を撮影
  • 北陸鉄道浅野川線 
    11:30内灘 → 11:36大河端
    • 8802編成と03系を撮影
  • 北陸鉄道浅野川線 
    14:39大河端 → 14:47内灘
    • 8802編成乗り納め
  • 北陸鉄道浅野川線 
    15:00内灘 → 15:17北鉄金沢
  • 北鉄バス 10系統 
    16:29六枚町 → 16:41兼六園下
    • 金沢城公園
    • 尾山神社
    • 近江町市場
    • 金沢城公園ライトアップ
  • 北鉄バス 11系統 
    20:22兼六園下 → 20:24橋場町
    • 夜の主計町茶屋街
    • 夜のひがし茶屋街
  • 北鉄バス 20系統 
    21:34武蔵ヶ辻 → 21:36六枚町

9月25日(日)

    • 夜明け前の金沢駅鼓門
    • ひがし茶屋街
    • 主計町茶屋街
    • にし茶屋街
    • 長町武家屋敷跡
  • 北陸本線 特急「サンダーバード16号」 
    09:54金沢 → 10:40福井
  • 北陸本線 
    11:12福井 → 11:19大土呂
    • 大土呂~北鯖江でサンダーバード・しらさぎを撮影
  • 北陸本線 
    12:19大土呂 → 12:23北鯖江
    • 北鯖江~鯖江でサンダーバード・しらさぎを撮影
  • 福井鉄道福武線 急行 
    14:26水落 → 14:52福井城址大名町
    • 併用軌道を走る福井鉄道を撮影
  • 福井鉄道福武線 
    15:30福井城址大名町 → 15:35田原町
    • えちぜん鉄道と福井鉄道からの直通列車を撮影
  • えちぜん鉄道三国芦原線 
    16:51田原町 → 17:01福井
  • 北陸本線 特急「しらさぎ64号」 
    18:37福井 → 19:44米原
  • 東海道新幹線 ひかり664号」 
    19:59米原 → 22:18東京

ラストラン当日の朝、まずは井の頭線復刻塗装になった8802編成に北鉄金沢から乗車しました!
まるでここは北鉄井の頭線の渋谷駅……という光景の北鉄金沢で、かつて井の頭線を走っていたこの車両に対面!

北鉄金沢から終点の内灘まで乗り通したあとは、8802編成の撮影のターン。

かつて井の頭線3000系だった北陸鉄道の8000系!
その復刻カラーの8802編成のラストラン当日、最後の1日の姿を撮影!
こちらは大河端北間で撮影しました。

浅野川線には、東京メトロ日比谷線を引退した03系が2020年12月から新しく運行を開始しました。
8000系は種車の製造から半世紀以上が経っているので、8000系03系で置き換えることとなり、この一環で今回の8802編成が引退となりました。

ということで、新しく浅野川線で第2の人生を歩み始めた、かつての日比谷線03系も撮影!

同時期の元・日比谷線の譲渡車としては、2020年9月に行った長野電鉄に続いて北鉄でも撮影&乗車ができました。
ついしばらく前まで東京の地下を走っていた03系に、ここ金沢の地で再会となりました!

フリーきっぷで浅野川線を乗り降りしながら、場所を変えながら複数の場所で8802編成を追いかけ、ラストラン最後の1日の姿を撮影してきましたが、最後は内灘14:00発の定期列車での金沢行き最後の1本を撮影して撮り納めしました!

~ありがとう浅野川線8802+8812号~
こちらは北間蚊爪にて。

乗車の方は、折り返し定期列車として最後の1本となった、北鉄金沢14:30発・内灘行きに大河端から内灘まで乗車して乗り納めしました。
定期列車のラストランを終えたあとは、同日夜に引退記念ツアー用の貸切列車と撮影会が行われて8802編成の最後の姿となったようです。

定期列車ラストランに乗り納めしたあとは、金沢までまた戻ってきて、夕方からは金沢の街中を観光しました!

金沢城にある玉泉院丸庭園!
夕方の池は波風がなく、水面に水鏡のように周囲が映り込んでよりいっそう美しさを増していました。

神社としては珍しくステンドグラスの入った門があってとても特徴的な、利家公の祀られる尾山神社!

金沢には北陸新幹線が開業した2015年に来て以来2回目でしたが、今回はそういった前回の金沢でまだ行っていなかった場所に観光してきました。

そして前回金沢に行ったときに近江町市場で海鮮を食べ損なっていたので、今回は夕飯に近江町市場で海鮮丼と寿司を食べてきました!

さらに夜は金沢の街の中心、金沢城のライトアップを撮影!

最終日の9月25日は、朝から金沢の街を撮影してきました。
まずは早朝5:00にホテルを出て、夜明け前からスタート。

金沢駅のシンボル、鼓門を夜明け前の薄明かりで撮影!
人がいない時間帯をねらって日の出前の朝一で撮ってみました。

そして、金沢観光といったらやっぱりここは外せない!…というこの場所、ひがし茶屋街!

通りの両側に伝統的な建物が並んで、とてもいい街並みです!
人のいない時間帯をねらって、朝の夜明けに撮りに来てみました。

このあたりで日の出を迎えて、続いては浅野川の反対側へ。

浅野川に沿って茶屋街の街並みが並ぶ、主計町茶屋街の朝を撮影!

主計町茶屋街は1本入った路地裏の表情もまたとてもよかったです。
暗がり坂あかり坂という2つの階段の路地があって、路地裏にある階段と裏道の織り成す風景がまたエモでした!

金沢の中心部では、シェアサイクル「まちのり」のポートが各観光スポットの周辺に数多く整備されています。
これを利用して、朝一の金沢駅からシェアサイクルで金沢の街を走りながら撮影していました。

ここからまた自転車で武蔵香林坊片町と走って、茶屋街の3つ目、にし茶屋街!
金沢の三大茶屋街、ひがし茶屋街・主計町茶屋街・にし茶屋街をこれで3つ全部まわって写真を撮ってきました!

金沢の街めぐりの最後は、加賀藩時代に武家屋敷があったという長町武家屋敷跡!
土塀の街並みが維持されています。

城下町金沢の趣のある街並みを朝からいろいろ巡ってきたあとは、ホテルに戻ってチェックアウトして金沢駅へ向かいました。

金沢には北陸本線が通っていますが、2015年に開業した北陸新幹線がさらに2023年度末 (2024年春) には敦賀まで延伸する予定になっています。
そうなると特急サンダーバード特急しらさぎが走っている金沢福井敦賀北陸本線は、北陸新幹線開業後は並行在来線として経営分離されることになります。

そこで今回の北陸の旅では、北陸本線としての金沢・福井とそこを走る在来線特急を今のうちから乗車&撮影しておこうというのを最終日のテーマとしました!

まずは金沢から特急サンダーバードに乗車して福井へ。
さらに福井から北陸本線普通列車で大土呂まで行って1つ目の撮影をしました。

北陸新幹線の敦賀延伸で北陸本線が経営分離される前に、北陸本線としての福井近郊を特急が走る景色を撮影!
こちらは金沢から米原名古屋方面の特急しらさぎ!

続いて、金沢から大阪方面の特急サンダーバード増結を含めた最長の12両編成で!
この長編成の電車が日常的にここを走るのも、新幹線延伸後は見納めになってしまうでしょうか…

青空と秋の雲の下、田園風景の広がる築堤をゆく北陸本線――いい天気にいい景色です!

さらに北陸本線普通列車で南下して、続いては北鯖江でも北陸本線の在来線特急を撮ってきました。

福井・鯖江の北陸本線北陸本線であるうちに、北陸本線を走る特急サンダーバード!

そして続いて北陸本線を走る特急しらさぎ!
台風の心配もあったこのシルバーウィークでしたが、この最終日は1日とても天気がよくてほんとよかったです!

福井は路面電車の走る街!
福井鉄道が専用軌道と併用軌道 (路面) の両方を持ち合わせています。

北鯖江から福井までの戻りは、水落から福井鉄道に乗って戻ってきました。

で、福井の中心地で道路上を走る福井鉄道を撮影!

こちらは福井鉄道の低床車、F1000形FUKURAM!

福井鉄道田原町からえちぜん鉄道三国芦原線に直通して鷲塚針原まで乗り入れる列車があります。
全国に直通運転はいろいろあれど、路面電車が普通の鉄道路線に直通するという珍しい直通運転が見られます。

福井鉄道でそのまま福井駅まで行けるのですが、せっかくなので田原町まで行って田原町からえちぜん鉄道に乗って福井駅に戻ってきました。

福井駅8番らーめんを食べて、帰りは特急しらさぎ→米原→東海道新幹線で帰ってきました。

北陸新幹線ができて福井の北陸本線が経営分離される前に、北陸本線としての金沢~福井~敦賀に乗車&撮影しておこうというのが2日目のテーマだったので、これで北陸本線特急サンダーバードと特急しらさぎに両方とも乗車できました。

そんな感じで秋の連休を使って、北鉄浅野川線8802編成のラストランと金沢の観光と福井の在来線を、盛りだくさんでたっぷり楽しんでこれました。

この旅の一連のTweetはこちらのMomentにまとめてあります!

秋の北陸・金沢福井鉄道旅2022 (2022.09.23-25) / Twitter

小田急百貨店 新宿店本館・移転前の撮り納め

続いてはちょっと番外編。

新宿駅西口京王線小田急線新宿駅と、その駅に直結するデパートなどの駅ビルがありますが、この新宿駅西口地区にはこれから大規模な再開発が予定されています。
小田急東京メトロとの共同で小田急百貨店新宿店本館や新宿ミロードを建て替え、一方京王JR東日本も共同で京王百貨店新宿店やルミネ新宿 ルミネ1を建て替えて、それらによって新たな新宿グランドターミナルの実現が計画されています。

新宿駅西口地区開発計画における既存建物解体工事への着手に係るお知らせ (※リンク先PDFファイル)
新宿駅西南口地区の開発計画について (※リンク先PDFファイル)

この新宿駅西口地区再開発に伴い、小田急百貨店新宿駅本館が、2022年10月2日の営業を最後に小田急ハルクへ移転して、従来の建物は解体されることになってしまいました。

新宿駅西口小田急百貨店京王百貨店が並ぶ様子は、自分が生まれるずっと前から長年の間新宿西口のランドマークとしてとてもなじみのあった光景でした。
自分の中では初めて見たときからずっと当たり前だったこの景色が変わってしまう前にしっかり見納めしておこう…と思って、小田急百貨店新宿店本館の移転前の9月11日と営業最終日の10月2日に写真を撮ってきました!

10月2日での営業終了を控え、小田急百貨店新宿店本館の窓を使ったイルミネーションが行われていました!
小田急百貨店のロゴ、ハート、大文字のUで、Odakyu Love Youのメッセージ……これには胸が熱くなる……

これを撮影するため9月11日の夜、小田急百貨店が建て替えで移転してしまう前に、長年ずっと慣れ親しんだ「小田急百貨店と京王百貨店が並んでいる新宿駅西口の景色」を記録しました!

同じ新宿をターミナル駅とする良き隣人同士、半世紀ともに歩んだこの西口の景色よ永遠に――

続いて外観以外もいくつか記録に残してきました。

小田急百貨店新宿店の地下1階の入口部分。
新宿西口地下広場小田急線西口地下改札JR西口と直結する構造になっていて、ほんとこのへんは京王線からJRへ、JRから京王線への乗換で今まで長年何度も何度もよく通った場所でした。

館内で特徴的だった、エスカレーターとクロスする大階段
階段を降りた下がJR西口、1階に上ると小田急線西口地上改札へつながり、さらに中地階も小田急レストランシステムが運営するQ's cafeがあり、ターミナル駅のデパートらしさを感じる好きな空間でした。

1階のエレベーターホール。
エレベーターまわりの意匠がおしゃれさとレトロさの入り交じった、こちらもまたいい場所でした。

そしていよいよ営業最終日の2022年10月2日……

この日は朝から京王線を撮ったあと、やっぱり最後にもう一度昼の姿も ……と思って、営業最終日に最後の見納めをしてきました!

新宿駅の西口に小田急百貨店と京王百貨店――自分が物心ついたころからずっと見てきた、“これが新宿西口”というこの風景が、見納めになる日が来るなんて……

その後の小田急百貨店新宿店は2022年10月4日から、同じく西口のロータリーにある新宿西口ハルク内に移転して営業を続けています。

移転前の小田急百貨店新宿店本館と移転先の新宿西口ハルクのツーショットで!

小田急百貨店京王百貨店の並びで。
自分にとってはやっぱり昔からずっと新宿西口といえばこれだった、小田急と京王が並ぶ風景も、これで見納めです。

新宿西口のロータリーに面した、小田急百貨店の地上1階の入口。

この日も最後に建物の細々いろいろなところを撮っていました。
移転直前最終日の、小田急百貨店新宿店本館のフロアマップ。

小田急百貨店新宿店本館の、天井のアーチが素敵だったエレベーターホール!
京王線京王西口からJR丸ノ内線に向かう同線の途中にあって、ここも乗換でほんとよく通りました…

そして建て替えということで、こんなところもしっかり記録!
小田急百貨店新宿店本館の南半分にあたる、新宿西口駅本屋ビルの定礎!

小田急百貨店ハルクミロードの表記が乗った新宿駅周辺地図。
ここから西口再開発で新宿の街も大きく変わっていくことになります。

こんなかんじで、建て替えになってしまう前に、昼と夜それぞれで小田急百貨店新宿店本館を最後に見納めしてきました。

今回は小田急百貨店でしたが、ゆくゆくはお隣の京王百貨店も同じように建て替えの時がやってくることになります。
自分が子どもの頃からずっと慣れ親しんだ、“新宿西口の風景といえばこれ”というこの景色が変わってしまうのは名残惜しいですが、新宿をターミナル駅とする私鉄同士、小田急・京王ともに未来の新宿駅の姿に期待したいと思います。

小田急百貨店新宿駅本館、長年ありがとうございました――

2022年10月22日~23日 鉄道開業150年記念 JR東日本パスの旅2022

2022年10月14日、日本の鉄道は開業150周年を迎えました。
ご存じの通り、1872年10月14日に新橋横浜に日本初の鉄道が開業し、それから2022年でちょうど150年となりました。

2022年はそんな日本の鉄道にとってとても記念すべき年だったので、JR各社をはじめそれぞれの鉄道事業者で鉄道開業150年を記念した様々な企画やイベントが行われてきました。

そんな中、JR東日本から鉄道開業150年記念 JR東日本パスというフリーパスが出まして、限られた期間ですがJR東日本全線と一部の3セクや会社線が乗り降り自由なだけでなく、新幹線も特急も自由席は何度も乗れて指定席は4回まで乗れるという、こんな破格で豪華な最強の券はほんとめったにお目にかかれない!というような、まさに鉄道150年を記念するきっぷでした。

せっかくの鉄道開業150年だし、ここまで強すぎるきっぷが出る機会なんてないので、鉄道の日近辺の2022年10月に鉄道開業150年記念 JR東日本パスを使って、JR東日本の新幹線や在来線にただひたすらのりまくるだけの旅をやってきました!

鉄道開業150年という記念すべき時に行くべきところはいったいどこなんだ…と思ってしまってけっこう悩んでいましたが、別途新幹線特急券を買わずに新幹線に4回も乗れるなんてことは、JR東日本のフリーパスの中でもこんなことはないよなと思って、現在の日本の高速鉄道の象徴的存在である新幹線に、4回の指定席枠をフルに使っていろいろ乗る旅にしてみました。

10月22日(土)

  • 東北新幹線 やまびこ127号」 
    08:08東京 → 08:33大宮
    • 大宮で東北・上越・北陸新幹線を撮影
  • 秋田新幹線 こまち17号」 
    10:45大宮 → 14:08秋田
    • 秋田で秋田新幹線を撮影
  • 奥羽本線 特急「つがる5号」 
    15:52秋田 → 18:01弘前
  • 奥羽本線 
    18:31弘前 → 19:08新青森
  • 東北新幹線 はやぶさ48号」 
    19:44新青森 → 23:04東京

10月23日(日)

    • 京王プレッソイン大手町 トレインビュールームから撮影
  • 北陸新幹線 はくたか555号」 
    08:44東京 → 10:44上越妙高
  • えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 
    11:12上越妙高 → 11:29直江津
    • 直江津でトキ鉄を撮影
  • 信越本線 
    12:26直江津 → 13:01青海川
    • 青海川でしらゆきを撮影
  • 信越本線 
    14:54青海川 → 15:49長岡
  • 上越新幹線 とき332号」 
    16:34長岡 → 18:00東京

まず1日目の土曜日は秋田新幹線東北新幹線をお目当てに、行きは秋田新幹線に秋田まで乗って、奥羽本線で秋田から新青森、帰りは新青森から東北新幹線で帰ってきました。

1枚目の指定席券が東京からではなく大宮からになっていますが、これは自由席なら4回の枠に関係なく何回でも乗れてしまうというのを利用して、自由席のあるやまびこにも乗ってしまおうという作戦。
まずは東京から大宮までの短区間ですが、東北新幹線やまびこ127号に乗車しました。

せっかくなので乗車だけなく撮影もしたい…と思ってしまうのが自分のいつもの旅のパターンでして……今回は東北系統も上越北陸系統もどちらも来る大宮で、東のいろいろな新幹線を撮影しました!

先ほどのやまびこでも乗った、E2系
将来的にはE2系もいずれ見納めの時が来てしまうでしょうから、今のうちから乗車も撮影もしておくことにしました。

東北新幹線のE5系!
この日このあと乗ることになります。

北陸新幹線として登場してその後上越新幹線にも導入されている、E7系!
こちらは翌日乗ります。

いつも言っていますが、近年の東日本の新幹線は、計算され尽くした美しい曲線美と綺麗な塗色で、ほんと美しくてかっこいいです!

初日は秋田新幹線秋田に行って東北新幹線新青森から帰ってくる行程です。
そこで指定席4枠中の1枠目は、大宮から秋田新幹線こまち17号で秋田まで乗車しました!

秋田新幹線は、山形新幹線と同じく新在直通となっていて、盛岡から秋田は在来線の田沢湖線奥羽本線を走ります。
せっかく秋田まで来たならなんか撮影もしたい…と思って、秋田駅から徒歩圏内で秋田新幹線も撮影してきました。

ということで、秋田で在来線を走る秋田新幹線のE6系を撮影!

帰りに東北新幹線に乗るので、秋田から東北新幹線新青森までは在来線の奥羽本線で行くことにしました。

秋田駅に戻ってきて、次は奥羽本線の特急つがるに乗車!

今回のきっぷは特急の自由席にも乗れてしまうので、それを利用して特急に乗れて強かったです。
新青森までそのまま乗っててもよかったのですが、せっかくなので特急つがる5号で弘前まで乗って、弘前からは普通列車で新青森まで行きました。
これで新幹線・特急普通のそれぞれに乗車しました。

新青森に着いたら、初日最後の乗車は指定席2枠目、東北新幹線はやぶさ48号に新青森から東京まで全線乗って帰ってきました!

今回は鉄道150周年記念ということで、ラストは日本の首都東京の中央駅、東京駅丸の内駅舎を撮影!

普通なら土日でどこか旅に行くなら旅先の街に泊まるものですが、今回の旅は「フリーきっぷで新幹線に4つ乗る」というのが目的なので、そうすると地方に泊まるより結局東京に戻ってきて東京で泊まるのが最適という珍しいパターンに。
だったら家に帰ってもいいのでは…という気もしますがせっかくなので東京駅の近くで泊まりました。

で、今回は京王グループが運営する京王プレッソインの大手町に泊まってきました。
京王線沿線に住んでると京王プレッソインに泊まる必要が出てくることがほぼないので、この機会に初めて泊まってみました。
旅の途中でも推しの電鉄に課金!

そしてこの京王プレッソイン大手町には、部屋から新幹線・在来線と東京駅が見下ろせるトレインビューの部屋があり、これがまた鉄道150周年の旅にふさわしい眺望でした!

最終日の日曜日は、残り2枠で北陸新幹線上越新幹線に乗ってきました!
東京からまずは北陸新幹線はくたか555号で上越妙高まで行きました。

JR東日本パスなので北陸新幹線JR東日本JR西日本の境界駅である上越妙高までで降りて、そこから上越新幹線までは在来線で繋いでいきます。
今回のJR東日本パスJR以外にも第三セクターや会社線にも乗れる区間があって、えちごトキめき鉄道直江津新井が乗れてしまうという強すぎる仕様だったので、上越妙高からはえちごトキめき鉄道で直江津まで行きました。
直江津2015年2月に北陸新幹線開業前の並行在来線乗り納めで来た以来、7年ぶりの訪問です。
トキ鉄になってからは今回初めて乗車できました。

で、直江津JR東日本信越本線えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン日本海ひすいラインの3路線が乗り入れる駅。
そこで、ここでしばらく途中下車の時間を取って、トキ鉄の列車を撮影!

そして、えちごトキめき鉄道の観光列車、えちごトキめきリゾート雪月花
トキ鉄の看板列車でもあるこのリゾート列車、今回の旅で初めて見れました。

直江津からは上越新幹線の駅がある長岡まで、信越本線普通列車で行きます。

ここで、信越本線に乗ったらいつか一度行ってみたいと思っていたところがあって、青海川に降りてみました!
ご存じこの青海川は、目の前がすぐ日本海という、海が見える駅!

関東は天気のよい秋晴れだったのに新潟県内に来るとあいにくの雨が降ってきましたが、海沿いの無人駅の青海川で降りたら、雨も気にせずそこから崖の上まで上り坂を延々と登って、そしてついにこの絶景スポットへ…

海がすぐ近くの駅・青海川と、日本海の荒波寄せる海岸沿いを走る、信越本線特急しらゆきを撮影!

前からいつか行ってみたいと思っていた青海川の絶景車窓スポット、ついに来れました!

崖の上でしらゆきを俯瞰で撮ったあとは、再び坂道を降りて青海川駅に戻ってきました。
そこでもう1本、今度は青海川駅でも、トンネルから出てきて青海川を通過する特急しらゆきを撮影!
常磐線フレッシュひたちから転属してきて信越本線で活躍している、E653系!

引き続き青海川から信越本線長岡まで行ったあとは、今回の指定席4枠のラスト1枠で、最後は上越新幹線とき332号に乗って東京まで帰ってきました!

これで、鉄道開業150年記念 JR東日本パスを利用して、秋田新幹線東北新幹線北陸新幹線上越新幹線…と、一度の旅でJR東日本の4つの新幹線に乗ってくる旅ができました。

この旅の一連のTweetはこちらのMomentにまとめてあります!

鉄道開業150年記念 JR東日本パスの旅2022 (2022.10.22-23) / Twitter

2022年11月6日 小田急ロマンスカー・VSEとJR相模線E131系で行く!トライアングルツアー

11月6日、小田急JR東日本の合同企画により「【鉄道開業150年記念】小田急ロマンスカーVSEJR相模線E131系で行く!トライアングルツアー」が開催されました。

2022年3月ダイヤ改正で定期列車を引退して2023年秋の完全引退までの間イベント列車として運行されている、小田急ロマンスカーの50000形VSE海老名電車基地で撮影会のあと海老名から小田原まで貸切列車に乗車。
小田原からは相模線の新型車両E131系東海道貨物線茅ケ崎まで貸切列車で走り、湘南・相模統括センターE131系と2022年に引退した相模線205系を並べての撮影会、引き続きE131系茅ケ崎から海老名まで戻るという、貸切列車と撮影会の日帰りツアーです。

橋本出身の自分としては、ロマンスカーVSE相模線相模原市内で身近な存在だった思い入れの車両で、今年のダイヤ改正前に追いかけていた車両だったので、今回はそんな両者の車両を楽しめるまたとない神企画!…と思っていました。
なんと幸いにもこちらの券が取れてしまいまして、11月5日・6日の土日2日間開催されたうち11月6日の回に参加してきました!

7:30海老名に集合して、まずは小田急海老名検車区でロマンスカー50000形VSEの撮影会!

50000形VSEは2005年にデビュー、当時箱根への旅行にロマンスカーの利用が低迷しつつあった時期で、そんな中で箱根観光におけるロマンスカーの復権をすべく、観光特急のフラッグシップとして小田急の威信をかけて作られた新型特急車両でした。
展望席や連接台車やミュージックホーンを復活させ、ロマンスカーの伝統や夢や憧れを詰め込んだような生い立ちと美しすぎるデザインから、個人的にはロマンスカーの中でもとくに好きな車両でした。

この日はもう、とにかく1日天気が最高にいい秋晴れの休日で、それがとても幸運でした!
光線状態や周辺の写り込みなどに関するコンディションがこれ以上ないくらいよく、小田急さんのセッティングや進行のレベルの高さに大感謝でした。

そして撮影会の最後には、ロマンスカー50000形VSEの前にこの日の運行に携わる小田急JR東日本の乗務員さんが一同に並ぶという豪華な記念撮影が行われました!
会社を跨いで両社の乗務員さんが敬礼する姿はまた感動でした。

撮影会のあとは、いよいよロマンスカー50000形VSEの貸切列車に乗車!

海老名駅に移動して待っていると、海老名検車区から出庫してVSEが送り込まれてきました。
こちらに乗車して小田原まで行きます。
VSEは2022年3月ダイヤ改正での定期列車引退以降、こういったイベントでの団体臨時列車でしか乗れないので、とても貴重な機会です!

小田急ロマンスカーの象徴といったら、やっぱりこの憧れの展望席!
先頭車の客室前に乗務員室がなく、大きなフロントガラスから前面展望や後面展望を楽しめるのは、まさにロマンスカーの醍醐味です!

EXEでは採用されていなかった展望席をVSEが再び復活させたことは、VSEの大きな功績といっていいでしょう。
2022年3月ダイヤ改正後は、展望席がある車両は最新型の70000形GSEだけになってしまったのが少し寂しいところですが、ロマンスカーのアイデンティティーはしっかりと後継に受け継がれています。

海老名から乗車すると直接小田原へ向かうのではなく、一旦相模大野にある大野総合車両所に入って、普段は入れない大野総合車両所内の線路をVSEに乗ったまま走るという体験ができました。
その後、相模大野で折り返して小田原へと向かいました。

途中でも乗務員交代があったり、秦野トンネル内で消灯しての運転があったり、JR東日本の車掌さんによるアナウンスがあったり、車内で記念品のグッズや昼食のロマンスカー弁当の配布があったりと、乗車中もいろいろなイベントがあって小田原まであっという間の乗車体験でした。

展望席があるロマンスカーでは運転席はどこにあるかというと、展望席の頭上、先頭車の屋根裏部分に運転席があります。
展望席頭上の屋根からはしごが降りてきて、このはしごから運転士さんが屋根裏の運転席へと上り下りしています。
貸切列車の乗務員交代のシーンで、運転席のはしごの上下を撮影させていただけました。

今回は鉄道開業150年記念として小田急JR東日本のコラボによるイベント。
海老名から小田原までVSEに乗ったあと、小田原からはJR東日本にバトンタッチです。

小田原からは、2021年11月18日にデビューした相模線の新型車両E131系の貸切列車に乗車しました!

小田原から東海道貨物線を走って茅ケ崎湘南・相模統括センターに一旦入り、そのあとは茅ケ崎から相模線を走って海老名まで乗車してゴールというルートです。
相模線用のE131系500番台は、普段は相模線 (茅ケ崎橋本) しか営業運転していないので、相模線の車両に乗って東海道線のしかも貨物線を爆走するというのは、レアな体験になりました!

茅ケ崎に到着すると一旦隣接する湘南・相模統括センターに入って下車。

湘南・相模統括センターで、先代の相模線車両だった205系500番台相模線の新型車両であるE131系500番台による新旧相模線並びでの撮影会が行われました!

相模線205系500番台は、相模線が全線電化された1991年に新造により登場。
E131系による置き換えが完了して全編成が引退した2022年までの31年間、相模線で活躍していました。

橋本で生まれ育った自分にとっては、205系は子どものころからずっと見てきて、この車両を見ながら育ってきた車両で、私の中では相模線といったらやっぱりこれでした。
E131系登場の1年前になる2021年から2022年の引退まで、度々地元に通って橋本や相模原市内を走る相模線205系の姿を引退前に撮り納めしてきましたが、そんな相模線205系に引退後の今もう一度再会できて、大変うれしい時間になりました。

撮影会の最後は、新旧相模線車両の前に小田急の乗務員さんが並んで記念撮影!

205系相模線205系トップナンバーのR1編成E131系G-05編成が充当されました。
奥のE131系が貸切列車で乗車してきたG-09編成で、貸切列車の列番は東海道線9824M相模線9481Mでした。

撮影会を終えたら引き続きE131系の車内に戻って、最後はE131系の貸切列車で茅ケ崎から海老名まで戻ってきて全行程終了となりました!

海老名相模大野 (大野総合車両所) 小田原茅ケ崎 (湘南・相模統括センター) 海老名…という小田急JR東日本の2社に跨がるルートで、自分の地元相模原市内で活躍してきた思い入れの車両を1日たっぷり楽しめて、会社を超えたスペシャルな1日でした!

小田急JR東日本のみなさま、ありがとうございました!!

この旅の一連のTweetはこちらのMomentにまとめてあります!

小田急ロマンスカー・VSEとJR相模線E131系で行く!トライアングルツアー (2022.11.06) / Twitter

2022年11月12日~14日 秋の名古屋・大阪で撮ったもの

11月は個人では遠出していませんでしたが、仕事で名古屋大阪に行っていました。

で、せっかく名古屋や大阪に来たなら、どうせなら何とか空き時間にその都市の鉄道を撮りたい……といういつもの悪い癖が出まして…
朝早起きして入り時間の前に名古屋大阪の鉄道を撮っていました。

まず11月12日は名古屋にいたので、名駅から東海道本線に乗って熱田に行き、熱田でJR東海東海道本線を撮影!

そしてこのあたりはJR名鉄が併走する区間なので、駅から出て名鉄神宮前~金山の複々線区間で、中京の私鉄の雄、名古屋鉄道の電車を撮影!

この区間は名古屋本線系統と常滑線河和線系統の複々線で、次々と列車がやってくるので、こういう限られた時間で撮りたいときにも最適でした。
名鉄といったらやっぱり真っ赤な電車!

そしてもうひとつ名鉄といったら…という名鉄の看板車両、展望席の特別車があるパノラマsuper!

セントレアへの空港輸送を担う全車特別車、ミュースカイ!
こんな感じで線路沿いから名鉄をいろいろ撮っていました。

それで撮り終わって熱田から東海道本線名駅に戻ってくると…

たまたまちょうどこの年2022年から導入された高山本線の新型特急車両HC85系を初めて見れました!

さらに同じく名駅で、こちらもたまたま中央本線 (中央西線) の新型車両315系も初めて見れました!

続いて大阪に行ってきたので、今度は14日の朝に早起きして大阪の鉄道を少し撮っていました。

京阪電車森小路へ行って、複々線を走る京阪電車を撮影!

京阪電車特急車両、8000系!
転換クロスシートにダブルデッカーと京阪プレミアムカーという、京阪電車を代表する充実の設備に、伝統の鳩マークが誇らしい!

そして京阪プレミアムカー8000系に続いて2021年から3000系にも導入されました。

京阪プレミアムカーが入った3000系も、このとき初めて見れました!
2022年のローレル賞受賞車両!

さらにそのあとは、淀屋橋から御堂筋線梅田に行って、梅田から阪急電車へ。

神崎川で、伝統のマルーンが輝く美しい阪急電車を撮影してきました!
梅田方に2両を増結した、8000系10両編成の通勤特急

続いては9000系通勤特急

阪急電車は今まで何回か関西に旅行に行ったときにも撮っていましたが、今までは京都線十三大橋の三複線が多かったので、今回は神戸線を撮ってみました。

続いて線路の反対側に渡って、築堤を登っていく阪急電車を撮影!

1000系のSDGsトレイン 未来のゆめ・まち号
この年2022年から新デザインとなったSDGsトレインが見れました。

最後は2両増結の10両編成で走る7000系!

短距離ながら、木目調の内装にオリーブグリーンのふっかふかのシートというこの阪急電車2020年1月以来となる約3年弱ぶりに体験してこれました。

2022年12月18日 ぼっち・ざ・ろっく!の舞台・下北沢に巡礼2022

そしていよいよ年の瀬も近づく12月。
ちょうどこの2022年10月クールにO.A.していた作品としては、やっぱり「ぼっち・ざ・ろっく!」が毎週毎週よすぎて自分的当クールの覇権でした。

きらら作品な時点で尊いのは当たり前なのですが、それ以上に毎週毎週演出がとてもおもしろいし、とにかく情報量の密度が高いし、動きもいい上にお芝居もめっちゃよくて、ネタの入れ方もまた凝ってるし、作品内だけじゃなく楽曲制作やリリースまわりの組み方とかも、本当に何から何まであらゆるところまで本当に「よくできてて」、そして作品を見た上での結束バンドの曲がまたよすぎて、そして何よりやっぱり尊さが尊すぎる……本当に素晴らしい作品でした……
はぁ……ぼ喜多……ぼ虹……リョウ虹……

そして京王ユーザーの自分としては、「ぼっち・ざ・ろっく!」は京王井の頭線の下北沢>が舞台!
ということで、こんないい作品が井の頭線沿線だったら、これはもう巡礼に行かなければいけない…!
…と思っていてついにようやく最終回1週前の12月18日に下北沢に行って作中に登場した場所に巡礼してきました!

下北の駅で降りたらまずは「ぼっち・ざ・ろっく!」4話Bパートで結束バンドの4人がアー写撮影に行くときの最初のシーン、小田急の東口の駅前に巡礼!

下北沢周辺は、かつては小田急線が地上を走っていましたが、10年前の2013年3月に小田急小田原線代々木上原駅梅ヶ丘駅間連続立体交差事業によって下北沢を含む一帯の小田急線が地下化され、その後2018年3月に複々線が完成して緩行線と急行線の2層構造になりました。
もう地下化から10周年なんですね……

小田急の東口から、かつて小田急線が走っていた線路跡地のこのあたりが、「ぼっち・ざ・ろっく!」10話Bパートで、結束バンドときくりさんがSICK HACKのライブへ向かうのにSTARRYから下北沢駅へと歩いていたシーンで登場していました!

駅から線路跡を歩いたらヴィレヴァン本多劇場の方へ。

「ぼっち・ざ・ろっく!」2話Bパートで虹夏ちゃんと出会ったぼっちちゃんが初めてSTARRYへ行くときに虹夏ちゃんと歩いていた、ヴィレッジヴァンガード下北沢店前に巡礼!

同じく、「ぼっち・ざ・ろっく!」3話Aパート最後~Bパート最初で喜多ちゃんが虹夏ちゃんとリョウさんに「逃げたギター!?」と見つかるシーンに巡礼!

この道が下北沢駅からSTARRYへ行くときの経路になっていました。

そのまままっすぐ歩いて、「ぼっち・ざ・ろっく!」5話パート、バンド練が終わった後の帰り道でぼっちちゃんが虹夏ちゃんに飲み物をもらって2人で話していた、「でもまだぼっちちゃんには秘密だよ」の、あの自販機前に巡礼!

そこから、「ぼっち・ざ・ろっく!」3話Bパートで喜多ちゃんが結束バンドに加入するシーンの後や、4話Bパートでリョウさんに歌詞を見てもらったシーンの後で映った背景の、茶沢通りから見上げる仙田ビルに巡礼!

ここまでは駅の東側をSTARRYへの道のりに沿って巡ってきましたが、続いては南側へ。

「ぼっち・ざ・ろっく!」8話Bパート、4人で初ライブ後の打ち上げのとき、途中で席を立った虹夏ちゃんとぼっちちゃんが話していた、友和ビルの前の路地に巡礼!

そして同じくこの場所が、「ぼっち・ざ・ろっく!」8話Bパートラスト、打ち上げのお店の前で虹夏ちゃんがぼっちちゃんに「だからこれからもたくさん見せてね、ぼっちちゃんのロック。ぼっち・ざ・ろっく!を!」と言った作品タイトル回収の場所!
この見事な作品タイトル回収の演出といい、この8話は中盤の神回でした…

そこから南口の商店街の通りを通って駅の方へ戻り、「ぼっち・ざ・ろっく!」10話Bパート、SICK HACKのライブから帰ってきたあと、ぼっちちゃんと喜多ちゃんが夜の下北沢の街中で話していた、「私ね、どうしても後藤さんに文化祭ライブ出てほしかったんだ」の下北沢南口商店街に巡礼!

続いては再び駅から小田急線の地上線路跡地を新宿方へ歩いて、結束バンドのアー写を撮るときにメンバーが行っていたところへ。

「ぼっち・ざ・ろっく!」4話Bパート、結束バンドのアー写撮影で下北沢の街を巡ってた回で、喜多ちゃんとぼっちちゃんが飲み物を飲んでたり、ニジカ虹夏ちゃんがリョウさんを追いかけて「ぬ゛〜゛ん゛」の場所、下北沢5号踏切跡に巡礼!

そして下北沢5号踏切の跡地から少し行ったところに、ついに例のあの場所が…

ぼっちちゃんが見つけた“なんかよさげな感じの壁”、「ぼっち・ざ・ろっく!」4話Bパートで結束バンドのアー写を撮ったあの壁に巡礼!

「あっ、ジャンプとかどうですか?」
「ジャンプ」
「絵になるし、みんなの素の感じ出そうですけど」
「それいい!喜多ちゃん天才!」「それいい!喜多ちゃん天才!」
「有識者が言っていた、オープニングでジャンプするアニメは神アニメと。つまりアー写でジャンプすれば神バンドになるのでは」

などといったやりとりがあって……

そしてこのシーンのラスト、「ぼっち・ざ・ろっく!」4話Bパート、結束バンドのアー写のOKカットの、あの壁面!

下北沢周辺の小田急線は、今年2023年3月でちょうど地下化から10周年を迎えます。
かつて小田急線が走っていた線路跡地には、地下化から年月が経っていろいろな土地利用が見られるようになりました。

そのあとは同じく「ぼっち・ざ・ろっく!」4話Bパートの後半で、ぼっちちゃんがリョウさんに歌詞を見てもらって、お店を出た後に2人が話していた、小田急線路跡地のADRIFT付近の遊歩道に巡礼!

さらに最後は、最終回 (2022年12月24日) を直前に控えた2022年12月19日から25日日までの1週間の期間で、下北沢駅構内に「ぼっち・ざ・ろっく!」最終回広告が掲出されました。

ちょうどこの期間中に仕事で渋谷方面に行く用があったので、最終回前日の12月23日に、井の頭線の下北沢駅構内に掲出された最終回広告を見てきました!

中央口から井の頭線ホームへ上がる2ヶ所の階段に、渋谷方は結束バンド4人それぞれのビジュアルで最終回の広告、吉祥寺方はアルバムとBDの広告が、それぞれ階段とエスカレーターの壁面に掲出されていました。

行っておきたいと思っていながらもなんだかんだで結局最終回が目前になった12月後半にやっと巡礼となりましたが、いやあ…ほんとにもう素晴らしい作品で、京王ユーザーとしてはなじみのある沿線の街がこの作品の舞台となって、そんな街で実際に登場した場所を巡礼できてよかったです。

ありがとうきらら枠……ありがとう……

“きらら枠”――それは、心の理想郷。

2022年12月31日 梅田で阪急電車、準特急に再会

2022年最後の撮影は年末も末の大晦日。
この年末は12月30日から31日まで仕事で大阪に行っていて1月1日の朝帰ってきたので、冬コミ京王線の終夜運転には行っていなかったんですが、このタイミングでせっかく大阪に行くならと、またしても朝早起きして仕事の入り時間の前に阪急電車で見たいと思っていたものを見てきました。

ちょうど泊まっていたのもそっち方面だったこともあり、やっぱり阪急電車の中でも、そして全国の駅の中でも特に好きなこの駅のこの並び、大阪梅田駅に並ぶ阪急電車

阪急電車は開業当時から変わることなく続く伝統のマルーンカラーがブランドを築き上げている上に、いつ見ても新しい車両も古い車両もどれもみんなピッカピカで美しいのがほんと素晴らしいです。
時代を超えて愛され続ける阪急電車は、2022年のグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞されました。

京都線宝塚線神戸線3複線合計9号線の頭端式ホームに、統一された伝統のマルーンカラーの阪急電車が一列にずらっと並ぶ圧巻の光景は、やっぱりいつ来ても撮らずにはいられない、とても好きな場所です!

阪急梅田は頭端式ホームが並ぶ、これぞ都心のターミナル駅!という構造なだけでなく、車止めのところに四季折々の草花などの飾り付けがされているところが、また個人的に好きなポイントです。

この日は年末年始という時期だったので、正月飾りを演出するようなフラワーアレンジメントが飾られていました!

そんな阪急梅田で好きな構図のうちのひとつ。

お花の前ボケ越しの阪急電車
初詣ヘッドマークを添えて!

そしてこの日、せっかく大阪に来たので、この機会に阪急電車で一番見たかったものは…

阪急電車に登場した新種別、準特急!!

京王線沿線で生まれ育ち、京王線推しの自分にとっては、2022年3月12日のダイヤ改正で京王線から準特急の種別が消滅してしまったのが、この年の京王線できごとの中でも特に衝撃的でした。
京王線ユーザーにとっては長年慣れ親しんだ種別でありながら、当時は全国の鉄道路線の中でも京王線にしかなかった京王線のアイデンティティーのひとつともいえる存在だった、準特急

京王線から準特急が失われてしまって準特急ロスに陥っていたところに、救いをさしのべてくれたのは阪急電車でした。

2022年12月17日ダイヤ改正において、

■座席指定サービスの開始を見据えた変更
快速急行の列車種別名称を、準特急に変更します。
※2024年に京都線の特急通勤特急準特急で座席指定サービスを開始する予定です。
(同サービスの詳細は決定次第、改めてお知らせします)

2022年12月17日(土)ダイヤ改正 全列車時刻表|鉄道情報 お知らせ|阪急電鉄

このようにして、なんと阪急電車準特急の種別が新設されたのです!

京王線から消え去ってしまって、一度は日本の鉄道から消えてしまった準特急が、9ヶ月の時を経てここ阪急電車で見事復活しました!

今まで何度も準特急に乗ったり撮ったりしてきた京王線ユーザーとして、またいつの日か準特急を一目見てみたい…その願いが叶ったかのようでした。
赤背景に白抜き文字の幕がまた、まるで7000系の旧幕準特急を思い出すようです…

名称変更前の種別だった快速急行を引き継いで特急が走っていない朝と夜の時間帯のみということで、朝行って京都線十三大阪梅田の1駅間だけですが準特急に乗車もしてきまして、撮影は大阪梅田で撮ってきました。

準特急の魂は、阪急電車へと受け継がれていました…!
阪急さん、準特難民救済ありがとうございます!

おしまい

そんなかんじで、2022年の1年間で行ってきたところや撮ってきたものなどを1年分まとめてみました!

いよいよ今週末は多くの事業者でダイヤ改正を迎えます。
京王線準特急廃止、小田急ロマンスカーVSEの引退に向けて定期運行終了、相模線205系の引退…と自分にとってはあまりにショックの大きすぎた2022年3月ダイヤ改正に比べると、今回2023年3月のダイヤ改正は身の回りではまだ比較的穏やかな気持ちで迎えられています。

今回は去年2022年4月の飛騨に行ったときに前もってキハ85系にも乗っておけて、651系にも今月2023年3月に乗りに行っていますし、秋に完全引退の時が来てしまうVSEもいろいろ撮影も乗車もできてて、まあなくなってしまうものを挙げだしたらキリがないのですが、まあいちおうそれなりにやってこれてはいるのかなという感じはします。

一方で、今年2023年3月は、2013年の東横線渋谷駅の地下化と小田急線下北沢駅の地下化からちょうど10周年になります。
当時どちらも地下化直前に地上駅には見納めに行っていて、あれからもう10年も経ってしまったのかあ…ってくらいの気持ちです。
京王線も来月には2023年4月15日で開業110周年になりますね。

今年も次どこ行こうとか何撮ろうとか考えていかないとなーっていうかんじですね…
それ以前に、今まで行ってきたはいいもののこの日記にまだ全然書けてないというものが、もうあまりに溜まりすぎてしまってなんとかしないと…

というところで今日はこれにて以上です!

ではでは。

タグ 旅行 鉄道 (京王以外) アニメ 写真

2023-03-16T00:56:49+09:00 | by XIAORING | このエントリーのURL