ありがとう週末パス ~これまで週末パスで行ってきた鉄道旅のまとめ~
おはようございます。
GQuuuuuuXもmonoもひびめしも小市民もざつ旅も、観ていた作品がみんな最終回を終えてしまって、ついこないだ6月入ったばかりだと思ってたのに一瞬で今期終わっててその現実が信じられずにいるXIAORINGです。
今期はやはりGQuuuuuuXは相当話題になっていたとおりもう貫禄の覇権というかんじでしたが、毎週毎週最後まですごかったな……これはもうこの時代に生まれてこの祭をリアルタイムに体験できたことが本当によかったとしかいいようがないです……
あとは京王線沿線で生まれ育って京王線沿線に住み続ける者としては、ひびめしの舞台が京王線沿線でO.A.中に高尾や南大沢に巡礼に行っていたので、いつもの激遅執筆ペースだといつ書けるのか分からないですが巡礼レポートをここのサイトにできれば書きたいなあと思っているところ……ひびめしはほんと尊かった…ありがとうP.A.WORKS――
さて、そんな春クールも終わりということで6月末なのですが、6月最後の週末である本日2025年6月29日をもって、JR東日本のフリーきっぷ「週末パス」が廃止となってしまいました。
関東甲信越から南東北をカバーするエリアの広さと、特急券課金で新幹線も乗れる使い勝手、仙台や新潟の往復だけでも元が取れるコスパの高さから、自分もこれまでに何回か週末パスを使っていました。
東日本の鉄道旅にかなり重宝する便利なきっぷだっただけに、廃止となってしまったのは誠に残念極まりないですが、今回は週末パス追悼ということで、今までに自分が週末パスを使って行ってきた鉄道旅を振り返ってまとめてみました!
もくじ
概要
JR東日本が販売していたフリーパスタイプのおトクなきっぷに「週末パス」がありました。
土・日きっぷ、ウィークエンドパスを前身とし、2013年4月1日から発売を開始、2025年6月28日~29日利用分までの12年間販売されていました。
週末パスは、フリーエリア内の普通列車が乗り降り自由のきっぷで、土休日の連続する2日間が有効期間で、利用開始日の前日までの発売となっていました。
フリーエリアはJR東日本管内のうち、東北本線方面は小牛田まで、奥羽本線方面は湯沢まで、羽越本線方面は酒田までと、JR東日本の関東甲信越全域と南東北までをカバーしていました。
さらに同じフリーきっぷで有名な青春18きっぷに対して週末パスの優れた特長としては、
- 特急券・新幹線特急券を別途購入すれば、特急や新幹線にも乗車可能 (乗車券部分が有効)
- JR東日本だけでなく、北越急行・伊豆急行・会津鉄道・富士急行・鹿島臨海鉄道・ひたちなか海浜鉄道・福島交通・阿武隈急行・山形鉄道・しなの鉄道・えちごトキめき鉄道・上田電鉄・長野電鉄・アルピコ交通の全線が乗車可能
- ゴールデンウィーク・お盆・年末年始を除いて通年発売
という便利な点もあり、東海や西日本など他のJRのエリアへ行かず東日本で完結する旅行なら、かなり使い勝手のよく重宝するきっぷでした。
金額は発売終了時点で、2日間8,880円 (小児2,600円) となっており、東京から福島や仙台、東京から長岡や新潟なんかの往復だけでもう元が取れてしまうという圧倒的コスパのよさもまた強みでした。
フリーパスなので何度でも途中下車できたり一度通った場所に戻ることもでき、さらにいちいちきっぷを買ったりチャージしたりする必要もない上に、そのフリーエリアがあまりにも広大で強すぎでした。
私もこれまでの鉄道旅で何回か度々週末パスを使用していて、
- JRだけでなく行った先の私鉄や三セクも週末パスで乗車 (2020年の長野)
- 違う方面へ日帰り旅を2日連続 (2019年の東北本線・中央本線)
- 2日間使い切らず日帰りだけで元を取る (2021年の新潟、2025年の山形)
- フリーエリアより遠いところが目的地なのに通過するだけで元を取る (2021年の三陸)
…と、いろいろな使い方で利用していました。
しかし残念ながら2025年6月28日~29日利用分を最後に廃止となってしまいました。
入れ替わるように2025年7月1日利用分から東日本のんびり旅パスが発売開始されましたが、こちらは特急・新幹線は乗車券ごと買わないと乗れず、私鉄・三セクは一切ないので、ほぼ18きっぷの東日本版に近く、週末パスの代わりとなるような関東甲信越南東北のフリーきっぷはなくなってしまったといえるでしょう。
今回は、週末パス追悼そして週末パスへの感謝を込めて、私が今まで行ってきた旅の中で週末パスを使って行ってきた旅をまとめてご紹介することとしました!
2019年1月13日~14日 週末パスでJR東日本鉄道旅2019冬 東北本線編・中央本線編
まずは2019年の冬、成人の日が絡む連休の1月13日~14日の2日間、週末パスでJR東日本の路線を乗り鉄・撮り鉄する旅に行ってきました!
初日は東北本線の普通列車を乗り継いで仙台と松島へ、2日目は中央本線の特急を撮りに長野県と山梨県へ行きました。
1月13日(日)
- 上野東京ライン・宇都宮線
7:07東京 → 8:58宇都宮 - 東北本線
9:31宇都宮 → 10:21黒磯 - 東北本線
10:26黒磯 → 10:50新白河 - 東北本線
10:53新白河 → 11:32郡山 - 東北本線
12:42郡山 → 13:27福島 - 東北本線
13:45福島 → 15:08仙台 - 仙石東北ライン 快速
15:16仙台 → 15:45高城町 - 仙石線
15:46高城町 → 15:49松島海岸- 松島を観光
- 東北本線 臨時快速「リゾートみのり」
17:18松島 → 17:39仙台 - 仙台市営地下鉄東西線
18:21仙台 → 18:26国際センター- 夜の青葉城公園へ
- 仙台市営地下鉄東西線
19:26国際センター → 19:31仙台 - 東北新幹線 「はやぶさ・こまち40号」
20:30仙台 → 22:04東京
1月14日(月祝)
- 中央本線 特急「スーパーあずさ1号」
7:00新宿 → 9:14上諏訪 - 中央本線
9:19上諏訪 → 9:27下諏訪- 下諏訪~岡谷で中央本線を撮影
- 諏訪大社にお参り
- 自転車 下諏訪~上諏訪
- 片倉館に巡礼
- 中央本線 特急「あずさ16号」
12:25上諏訪 → 13:12甲府 - 中央本線
13:16甲府 → 13:27春日居町- 春日居町~石和温泉で中央本線を撮影
- 中央本線
14:30春日居町 → 14:47塩山- 塩山~勝沼ぶどう郷で中央本線を撮影
- 自転車 塩山~勝沼ぶどう郷
- 中央本線
17:25勝沼ぶどう郷 → 18:51八王子
1日目は東北本線編!
東北本線の普通列車だけで東北の都・仙台まで行ってみました!
まずは東北本線の起点、東京まで行って、東京7:07発の上野東京ラインでスタート!
途中、宇都宮・黒磯・新白河・郡山・福島で乗り換え、6本の普通列車を乗り継いで15:08に仙台に到着!
仙台に着いたら松島へ行こうと思っていたので、仙台からもさらに乗り換え。
2015年に新しく開業した仙石東北ラインに乗ってみました!
東北本線から接続線を通って仙石線に入ったところの高城町で降り、仙石線で1駅仙台方面へ戻って松島海岸へ向かいました。
仙石線の松島海岸に着いたら、東北を代表する景勝地、日本三景のひとつ、松島に行ってきました!
こちらは西行戻しの松公園付近からの松島湾と島々の眺め!
続いては水辺へ降りていって、五大堂や観光船のりば付近からの松島湾!
松島を見てきたところで日も暮れて暗くなってきたので、今度はまた仙台に戻ります。
ちょうどタイミングが合ったので…
松島から仙台までの戻りは、ジョイフルトレインの「リゾートみのり」に乗車しました!
仙台に戻ったあとは地下鉄に乗って国際センターへ。
そこから青葉山公園をひたすら歩いて、青葉城跡に行ってきました!
青葉城跡から見渡す東北の都・仙台の夜景!
日帰り仙台かつ行きは普通列車縛りという究極に滞在時間の少ない旅だったので、青葉城に行ってきたらもうあとは仙台駅に戻って帰りの新幹線に乗るだけ。
最後はせっかく仙台にきたので、新幹線の時間までの一瞬の時間を利用して、仙台駅前の伊達牛で牛タンをいただいてきました!
そして行きは東北本線の普通列車で8時間かけてきた距離を、帰りは東北新幹線でたった1時間半で一瞬でワープして帰りました。
週末パスの旅1日目は、行き普通列車・帰り新幹線で仙台まで行って来て、これにて初日の全行程終了。
今回は週末パスの2日間の有効期間を、日帰り×2で使うという使い方をしてみたので、一旦家に帰ってまた翌日の朝出かけます。
週末パスの旅2日目は、中央本線編!
2019年3月のダイヤ改正で中央本線特急の定期列車がE353系に統一され、E257系が中央本線の定期運用から引退ということで、自転車を輪行して新旧世代交代を迎えた中央本線の特急車両を撮りに行ってきました!
新宿から朝一の特急スーパーあずさ1号と普通列車を乗り継いで下諏訪へ。
下諏訪~岡谷の下諏訪カーブでE257系の特急あずさを撮影!
下りの特急あずさを撮ったら今度は反対に上りの特急も撮ってきました。
快晴の下諏訪カーブをゆくE353系の特急あずさ!
信州の風景をゆくE353系がやっぱりかっこいい!
この日は自転車を輪行してきたので、駅から撮影地への移動の他、撮影地周辺を走って観光もしてきました。
御柱で有名な信濃国一宮、諏訪大社!
諏訪大社の下社の秋宮にお参りしきました!
下諏訪にある下社秋宮から上諏訪まで自転車で走ってきまして、諏訪湖にきました!
いい天気にいい空気!
諏訪湖にある昭和3年竣工というスーパーレトロな温泉、片倉館!
ここ、ゆるキャン△5話・原作は2巻でリンちゃんが高ボッチからの帰りに入った、諏訪の有名な温泉というやつです。
リンちゃんが入ったあの温泉に入ってきました!
今度は山梨県に場所を移動して春日居町へ。
桃畑の広がる春日居町~石和温泉のストレートで、中央本線特急のE257系を撮影!
同じくフルーツ畑の甲府盆地を走る中央本線特急のE353系!
このようにして、この日は世代交代の時期にあった中央本線特急を長野県内と山梨県内でそれぞれ撮影していました!
そして、春日居町に続いて山梨県内でもう1ヶ所撮りに行ってきました。
今度は塩山で降りてそこから自転車で斜面を登って、ぶどう畑が斜面に広がる塩山~勝沼を見下ろせる、牛奥みはらしの丘へ。
山々と甲府盆地が見渡せる見晴らしの良い坂の上から、武田菱のE257系を俯瞰で!
いい眺めです!
同じく、甲府盆地を走ってゆくE353系を見下ろしてみました!
撮影を終えたらそのまま牛奥みはらしの丘から勝沼ぶどう郷まで自転車で走り、勝沼ぶどうの丘 天空の湯で本日2回目の温泉に入って2日間の旅の疲れを癒やしてきました。
これによって、上諏訪の片倉館と勝沼の天空の湯で、長野県と山梨県のそれぞれの温泉をはしごとなりました!
最後は勝沼ぶどう郷から中央本線の普通列車で帰ってきてターンエンド。
こんなかんじで、週末パスの2日間を日帰り×2にして、1日目は東北本線・2日目は中央本線に行ってきた旅となりました。
この旅の一連のTweetはこちらのページにまとめてあります!
2020年9月5日~6日 夏の長野ローカル鉄道旅2020 ~上田電鉄・長野電鉄に乗車&撮影旅~
次に週末パスを使ったのは2020年。
この年は春からしばらくコロナ禍で旅に行くどころか一時期は外出すらままならない時期すらあった年でしたが、9月になってようやく鉄道旅に行ってきました。
今回の目的地は長野。
週末パスを利用して長野の鉄道を巡る旅をテーマに、上田電鉄と長野電鉄を2日間で巡ってきました!
週末パスはJR東日本のフリーエリア内の他に、一部の地方私鉄や第三セクターもフリーエリアに入っていて、該当地域では旅先でJRだけでなく私鉄や三セクにも乗れてしまうという点も、週末パスの強いところのひとつでした。
今回の上田電鉄・長野電鉄・しなの鉄道も全線がフリーエリアに入っていて、まさに週末パスのメリットを最大限利用できる旅となりました。
9月5日(土)
- 北陸新幹線 「はくたか559号」
10:32東京 → 11:54上田 - 代行バス
12:05上田 → 12:13城下 - 上田電鉄別所線
12:20城下 → 12:40舞田- 別所線を撮影
- 上田電鉄別所線
13:25舞田 → 13:31別所温泉- 常楽寺、北向観音
- 別所温泉で日帰り温泉
- 上田電鉄別所線
15:19別所温泉 → 15:46城下 - 代行バス
15:47城下 → 15:55上田 - しなの鉄道線 特別快速「軽井沢リゾート3号」
16:43上田 → 17:13長野- 新型車両SR1系の有料快速・軽井沢リゾート号に乗車
- アルピコ交通 17系統
18:25長野駅 → 18:32善光寺大門- 善光寺に参拝
- 長野電鉄長野線
20:38善光寺下 → 20:44長野
9月6日(日)
- 長野電鉄長野線
08:01長野 → 08:22村山- 村山橋でながでんを撮影
- 長野電鉄長野線
09:19村山 → 09:37桜沢- 桜沢~都住でながでんを撮影
- 長野電鉄長野線
10:34桜沢 → 10:41信州中野 - 長野電鉄長野線
11:25信州中野 → 11:32信濃竹原- 夜間瀬川橋梁でながでんを撮影
- 長野電鉄長野線
13:22信濃竹原 → 13:29信州中野 - 長野電鉄長野線 A特急「ゆけむり」
13:34信州中野 → 13:46湯田中- 元・小田急ロマンスカーの特急ゆけむりに乗車
- 湯田中温泉で日帰り温泉
- 長野電鉄長野線 A特急「スノーモンキー」
15:34湯田中 → 16:22長野- 元・成田エクスプレスの特急スノーモンキーに乗車
- 北陸新幹線 「かがやき510号」
17:03長野 → 18:28東京
初日はまず北陸新幹線で上田まで行き、上田電鉄別所線に乗車!
こちらは別所線名物の丸窓を受け継ぐ、現在の丸窓電車・1000系「まるまどりーむMimaki号」!
別所線は令和元年東日本台風の被害で上田~城下の千曲川橋梁が崩落してしまったため、復旧までの間、同区間はバス代行が行われていました。
このときは2021年3月に全線運転再開するまでのバス代行の期間中で、こんなときだからこそ応援の意味も込めて乗りに行ってきました。
今回の別所温泉までの往復では、上田~城下の代行バスにも乗車してきました!
舞田で下車して、夏空と田んぼの広がる中で別所線の電車を撮影!
この日は9月に入ったとはいえ真夏日の暑さで、厳しい残暑と色づく田んぼ、これから季節の移り変わりを感じる景色でした。
舞田で撮影したあとは再び別所線に乗って、終点の別所温泉に到着!
レトロな感じの駅舎がまたとてもいいです!
別所温泉は信州の鎌倉とよばれるほど、古くからの温泉地に古刹が集まっており、終点の別所温泉をちょっと観光して、日帰り温泉に入ってきました!
こちらは別所温泉で古くからあるお寺さん、常楽寺!
その次は、こちらも別所温泉の代表的な寺社となっている、北向観音へ!
最後に温泉に入って猛暑でゴリゴリ削られたHPを全回復したら、別所線で別所温泉から上田まで戻ってきて、上田から長野までの移動は元信越本線の第3セクター、しなの鉄道で行きました。
しなの鉄道ではこの年2020年7月に新型車両「SR1系」がデビュー、SR1系を使用した新しい座席指定有料快速列車が登場しました。
この日はちょうど土休日の座席指定列車「軽井沢リゾート」の席が取れたので、早速デビューしたばかりの新型車両SR1系に乗車できました!
(写真は終点長野到着後に撮ったので行先が折り返しの戸倉行きになっています)
長野に到着して、長野にきたらやっぱりここは行っておきたかった、全国的に有名な長野の代表的なお寺、善光寺に行ってきました!
今回も誰も映り込んでいない善光寺の写真を撮ろうと、日が沈んでから行くような行程にしました。
この日は長野で1泊して初日の行程を終えました。
2日目は長野電鉄に1日乗車&撮影してきました!
長野駅の地下のホームに降りると…最初からいきなり、ながでんに2020年に導入されたばかりの元・東京メトロ日比谷線03系、3000系に乗れました!
ながでんの長野駅は思いっきり地下鉄な雰囲気の地下駅で、3000系も側面の帯はもとの日比谷線カラーのままということもあり、もうどうみても完全にかつての地下鉄日比谷線!…という姿がここ長野の地で再現されているかのようでした…!
朝イチで長野駅を出発して、まずは長野電鉄で前から行ってみたかった場所、村山橋へ!
ながでんの電車と道路が一緒に同じ橋を渡るという鉄道道路併用橋です!
村山橋で元・東急の8500系!
ながでんには東京のJRや私鉄や地下鉄で走っていた車両が譲渡されて一挙に集結していて、それが今回行きたいと思っていたながでんの魅力です。
そしてながでんの特急車両、2100系の特急スノーモンキー!
2100系スノーモンキーは、JR東日本の先代の成田エクスプレスだった253系が譲渡されて、現在はながでんの特急として第2の人生を歩んでいます。
村山橋でながでんを撮ったあとはまた次の撮影地へ移動。
村山に続いてまた普通列車だけの無人駅、桜沢に行って、桜沢~都住の田畑の広がる景色のところへ行ってみました。
そしてこの場所では、今回この車両が見たくて長野に来た、そんな特急車両をここでついに見れました!
長野ののどかな野山をゆく元・ロマンスカー、ながでんの1000系・特急ゆけむり!
地元相模原市で昔からなじみの小田急線、その看板列車といえば特急ロマンスカーですが、かつてのロマンスカーだった1000系HiSEが、小田急を引退後この長野の地に移って現在も現役で活躍しています。
東京・神奈川から遠く離れたこの地で、あのころのロマンスカーに会えました!
そして、この年2020年に導入されたばかりの、元・日比谷線03系の3000系!
つい少し前まで東京の都心で普通に乗っていた03系が、2020年の今ここ長野を走る姿が見られました!
さらに場所を移して、信濃竹原へ。
夜間瀬川を渡る夜間瀬川橋梁で長電の電車を撮影しました!
信州の山々と緑に囲まれて夜間瀬川橋梁を渡る、元・成田エクスプレスの特急スノーモンキー!
赤のカラーリングがかつての成田エクスプレスだった253系の雰囲気を残しています。
高原の美しい景色に、よく映える観光特急列車、風光明媚な橋でした!
そして長野電鉄には東京メトロ日比谷線の (13000系から数えて) 2世代前の車両、3500系も走っていました。
マッコウクジラの愛称で親しまれる元・日比谷線の3500系も撮影&乗車できました!
元・日比谷線03系の3000系導入によって3500系は順次廃車されて2023年1月で引退してしまったので、ちょうど世代交代の時期だった2020年は、1世代前の日比谷線と2世代前の日比谷線という2世代分の車両が長野の地に集結しているという貴重な期間でした!
夜間瀬川で撮影した後はいよいよ終点の湯田中へ向かいます。
普通に行くならそのまま信濃竹原から普通 湯田中行きというところですが、ここはやっぱり特急にも乗りたい!…と思って、あえて一旦手前の信州中野まで上り普通列車で引き返してから特急に乗ることに。
乗り降り自由である週末パスの利点を生かして、途中下車を繰り返したり、一旦戻ってからまた同じ所を通ったり…といった行程を組み合わせてみました。
そして信州中野からいよいよ長野電鉄の特急ゆけむりに乗車!
今回特に乗ってみたかった、かつての小田急ロマンスカーHiSEに乗って、終点の湯田中に到着しました。
終点の湯田中に着いたら、せっかく温泉地に来たということで、湯田中駅の旧ホームの土地を再利用した日帰り温泉の楓の湯で温泉に入ってきました!
これで前日に続き上田電鉄と長野電鉄の2路線それぞれで終点の温泉に入ってこれました。
温泉でゆったり癒やされたあと、帰りはながでんのもうひとつの看板特急列車へ…
かつての成田エクスプレスE253系、2100系の特急スノーモンキーに乗車しました!
ゆけむりに続いて、これでながでんの2大特急車両にどちらも乗車できました!
最後は長野から北陸新幹線のかがやき510号で一気に東京まで帰ってきました。
湯田中までの往復で、乗りたかった特急「湯けむり」(元・小田急ロマンスカー) と特急「スノーモンキー」(元・成田エクスプレス) にも両方乗れて、長電三昧の1日となりました。
こちらの旅は個別の記事にまとめていますので、旅の詳細はこちらの記事をご覧ください!

2021年9月5日 ラストランを迎えた、新幹線E4系Maxの見納め&乗り納め
続いては翌年の2021年。
1997年12年に東北新幹線でデビューし、近年は上越新幹線で運行されていたE4系が、2021年10月1日をもって定期運行を終了、その後同年10月17日のラストランをもって引退されました。
上越新幹線E4系MAX 2021年秋、ラストラン! JR東日本10月1日上越新幹線「E4系 Max編成」定期運行ラストラン![PDF/704KB]
「Max」の愛称が付けられたJR東日本のE4系は、やはりなんといっても先代のMaxであるE1系から引き継がれた全車両2階建てが最大の特徴。
8両編成を2本連結した最大16両編成での編成定員1,634名 (ジャンプシート含む) は、2021年時点で高速車両としては世界最大の定員を誇ります。
そして2021年時点日本で最後の2階建て新幹線だったE4系の引退をもって、日本の新幹線から2階建て車両は姿を消しました。
今まで上越新幹線で何回か乗っていましたが、やはりこのオール2階建て新幹線のMaxの雄姿を、二度と見れなくなる前にしっかり目に焼き付けておきたいと思って、日帰りでE4系を撮影したり乗り納めしたりしてきました。
今回は日帰りでしたが、それでも1日で十分元が取れてしまったので、2日間を使い切らず日帰り週末パス利用でした!
9月5日(日)
- 北陸新幹線 「あさま601号」
06:52東京 → 07:44高崎- E4系を撮影
- 上越新幹線 「Maxとき313号」
10:25高崎 → 11:33新潟- E4系グリーン車に乗車
- 信越本線
12:06新潟 → 12:20荻川- 信越本線の普通・快速あがの・特急しらゆきを撮影
- 信越本線
13:43荻川 → 13:57新潟 - 新潟交通 B10萬代橋ライン
14:07新潟駅前 → 14:17東中通- 古町モール
- 信濃川やすらぎ堤
- 新潟交通 C22系統
15:21万代シティ → 15:25新潟駅前 - 白新線
15:43新潟 → 15:52大形- 白新線の普通・特急いなほを撮影
- 白新線
16:45大形 → 16:55新潟 - 新潟交通 佐渡汽船線
18:10新潟駅前 → 18:25朱鷺メッセ - 新潟交通 佐渡汽船線
18:31朱鷺メッセ → 18:35新潟日報メディアシップ- メディアシップ そらの広場 展望フロア
- 新潟交通 B10萬代橋ライン
19:39万代シティ → 19:43新潟駅前 - 上越新幹線 「Maxとき348号」
20:21新潟 → 22:28東京- E4系普通車に乗車
まずは東京からあさまの始発で高崎へ。
乗車も撮影も両方やるというのが目標でしたので、E4系に乗る前に、高崎でE4系Maxを撮影しました!
朝一にE4系のMaxたにがわ404号!
続いて、2編成連結した16両編成で、E4系のMaxたにがわ403号!
圧倒的定員数の暴力!!超高速で移動する壁!!
そしてその後は、E4系Maxに乗り納めをしました!
Maxとき313号で、往路はグリーン車に乗車しました!
Maxのアイデンティティーはやっぱり2階建て。
もう見られなくなるその特徴的な車内をかみしめながら乗車しました。
高崎から乗ってお昼に終点の新潟に到着!
E4系のとなりにはE7系が並んで、上越新幹線の世代交代のツーショットになりました。
新潟では新潟近郊の在来線をいろいろ撮影してきました。
こちらは荻川~さつき野で、信越線のE653系・特急しらゆき!
沿線に広がる田んぼに稲穂が実って一面の黄金色に輝いていました。
黄金色に輝く稲穂の海を渡る、信越線のE129系!
さらに場所を移して白新線の大形~新崎へ。
揺れる稲穂の中で、羽越線白新線の特急いなほ!
稲穂コラボで撮ってみました!
そのほか新潟の市街地を歩いたりバスに乗ったり。
長さ日本一の川・信濃川と、新潟の街のシンボル・萬代橋!
日没の頃には、メディアシップ20階の展望フロア「そらの広場」に登ってきました。
信濃川の水辺と都市の輝き、新潟の夜景!
そして最後に、E4系のMaxとき348号に乗車!
帰りは普通車の2階席で新潟~東京全区間乗車して帰ってきました。
これが自分にとってE4系最後の乗り納めになりました。
2021年はE4系のラストランに合わせてJRの様々なラストラン企画が行われてきましたが、駅にもラストランロゴを使ったものや、駅員さん作成のもの、地元保育園のぬりえ、LED発車標に流れるメッセージ…などなど、様々なところにありがとうの言葉が飾られていて、本当にたくさんの「Thank you! Max!
」に包まれてラストランを迎えていました。
E4系Max、長年のご活躍、本当にお疲れさまでした。
Thank you! Max!
2021年10月23日~24日 秋の三陸・三陸鉄道と気仙沼線BRT&大船渡線BRTの旅2021
次は翌年2021年10月。
以前から一度行ってみたいと思っていた三陸に行ってきました!
東日本大震災の被害や令和元年東日本台風の被害からの全線復旧を果たして、地域と共に走る三陸鉄道にいつか乗りに行ってみたかったのと、鉄道からBRTに転換して運行されている気仙沼線BRTと大船渡線BRTにも乗ってみたかったので、復興10年という節目の年でもあった2021年に、ついに三陸への旅を実行できました!
土日2日間を使って、気仙沼BRT→大船渡線BRT→三陸鉄道全線を南から北へ途中下車しながら乗り続け、久慈まで乗り通したら帰りは東北新幹線で一気に帰ってくるという行程で、三陸鉄道の全線復旧後、前々からずっとやってみたいと思っていた行程でした。
といっても、週末パスのエリアは東北本線は小牛田までと小牛田から石巻線まで、東北新幹線はくりこま高原までなので、三陸鉄道や気仙沼線BRT・大船渡線BRTは週末パスでは乗れません。
しかしながら、週末パスエリアの端っこまでフル乗車して残りの区間は別途乗車券購入でも元が取れてしまったので、週末パスのエリア外が目的地なのに週末パスを使う旅というパターンになりました。
10月23日(土)
- 新宿で山手線渋谷駅線路切替工事に伴う臨時列車撮影
- 中央線快速 快速
07:20新宿 → 07:34東京 - 東北新幹線 「はやぶさ103号」
07:56東京 → 09:30仙台 - 東北本線
09:48仙台 → 10:35小牛田 - 石巻線・気仙沼線
10:40小牛田 → 11:21柳津 - 気仙沼線BRT
11:44柳津 → 13:13最知- 気仙沼線BRT乗車
- バス専用道を走る気仙沼線BRTを撮影
- 気仙沼線BRT
13:43最知 → 14:01気仙沼 - 大船渡線BRT
14:20気仙沼 → 14:50奇跡の一本松- 大船渡線BRT乗車
- 高田松原津波復興祈念公園、奇跡の一本松
- 大船渡線BRT
16:42奇跡の一本松 → 17:31大船渡- 大船渡で海鮮丼
- さいとう製菓 かもめテラス
- 大船渡線BRT
19:11大船渡 → 19:17盛 - 三陸鉄道リアス線
19:39盛 → 20:28釜石- 三陸鉄道 36-R形36-R3乗車
10月24日(日)
- 釜石で三陸鉄道を撮影
- 三陸鉄道リアス線
06:55釜石 → 07:27浪板海岸- 浪板海岸で三陸鉄道を撮影
- 三陸鉄道リアス線
08:19浪板海岸 → 09:14宮古 - 三陸鉄道リアス線
09:23宮古 → 10:37堀内- 大沢橋梁で三陸鉄道を撮影
- 三陸鉄道リアス線
11:57堀内 → 12:28久慈- 道の駅くじ
- JRバス東北 「スワロー号」
13:35久慈駅 → 14:45二戸駅 - 東北新幹線 「はやぶさ32号」
15:19二戸 → 18:04東京
さっそくですがまず初日10月23日の朝、新宿から入場したときにちょうどこの週末のタイムリーな列車を回収!
山手線渋谷駅の線路切り替え工事に伴い、山手線内回りの池袋~大崎が2021年10月23日~24日の2日間にわたって運休となっていました。
この救済措置として山手貨物線を使用した臨時列車や相鉄直通列車の延長運転が行われました。
渋谷駅山手線内回り線路切換工事(ホーム拡幅)に伴う列車の運休について[PDF/3.79MB]
ちょうど新宿でタイミングが合ったので、山手貨物線を使用した新宿始発・大崎行きの臨時列車を見れました!
そしてこちらは相鉄直通の池袋行き!
元々相鉄直通の新宿行きだった列車が、臨時で池袋まで延長されていました。
相鉄12000系による池袋行き表示が見られました。
三陸鉄道に乗るだけでなく、同じく三陸でバスに転換された気仙沼線と大船渡線のBRT区間にも乗りたい!…というのが今回の旅のもう1つの目標でしたので、初日は一気に三陸鉄道のある盛まで行かずに、
東京 → 東北新幹線 → 仙台 → 東北本線 → 小牛田→ 石巻線 → 前谷地 → 気仙沼線 → 柳津 → 気仙沼線BRT → 気仙沼 → 大船渡線BRT → 盛
というルートで行きました。
まずは東北新幹線で仙台まで行き、そこからは在来線を乗り継いで気仙沼線の柳津へ。
気仙沼線は、柳津~気仙沼の区間は鉄道での復旧を行わず、バス転換が行われて気仙沼線BRTになっています。
そのため鉄道で来れるのは柳津までで、かつてこの先もあった線路はこの場所で途切れています。
そして柳津からいよいよ気仙沼線BRTに乗車しました!
鉄道からバスに転換して復旧した気仙沼線BRTは、一部区間でかつての鉄道敷を再利用したバス専用道を走る区間があります。
途中の最知で下車して、かつて線路があったバス専用道を走る気仙沼線BRTを撮影!
鉄道駅からBRTの停留所に生まれ変わった最知と、かつての線路跡を走る気仙沼線BRT!
背景はきれいな青空と、復興で整備された防潮堤です。
気仙沼から今度は同じくバス転換された大船渡線BRTに乗り換え。
今度は奇跡の一本松駅で下車して、陸前高田にある高田松原津波復興祈念公園に行ってきました!
国営の震災追悼・記念施設として整備された高田松原津波復興祈念公園は、津波被害のあった高田松原の海岸線に道の駅高田松原や東日本大震災津波伝承館と併設してあります。
復興10年の節目の年である2021年に、ついに三陸の地を訪れることができました。
そしてここで途中下車して立ち寄りたかったのがこちら!
陸前高田の、奇跡の一本松!
震災被害で流されてしまった高田松原の松の木の中で、奇跡的に一本だけ倒れず残ったという、希望のシンボル!
倒れなかったものの枯れてしまってはいたのですが、復興のシンボルとして各種処置を施した上でこの地に立った状態で保存されています。
後ろに見えるのは震災遺構として保存されている陸前高田ユースホステルと、復旧事業で整備された防潮堤の一部です。
ひきつづき大船渡線BRTに乗って大船渡へ。
三陸は海の幸ということで、夕飯は大船渡で海鮮丼を食べてきました。
大船渡から終点の盛まで乗って、大船渡線BRTの区間も終了。
初日の最後は盛からいよいよ三陸鉄道に乗車しました!
途中の釜石まで乗って、釜石で1泊しました。
そして2日目は釜石から久慈へと北上しながら三陸鉄道を乗車&撮影してきました!
前から乗りに行ってみたかった三陸鉄道、まずは釜石の街を走る三陸鉄道の景色を!…ということで 朝一の甲子川の鉄橋を渡るレトロな36-R3を撮影!
続いては釜石から久慈方面の列車に乗って、大槌町にある浪板海岸で下車。
山田線から移管されたこの区間で、三陸鉄道の36-700形気動車を撮影!
そしてさらに三鉄の列車で北上して、元々北リアス線だった区間へ。
ここで、三陸鉄道でも有数のホームから海が見える駅、堀内駅に行きました!
「あまちゃん」で北三陸鉄道の袖ヶ浜駅のロケ地となった駅としても有名です。
そして今回の三陸鉄道の旅でも特に行きたいと思っていた撮影地へ…
目の前に三陸の海が広がる大沢橋梁を渡る三陸鉄道の列車!
堀内~白井海岸にある三陸鉄道の代表的な絶景車窓スポット、大沢橋梁!
三鉄の中でも特に前から行ってみたいと思っていたこの場所に、ついに来れました!
この日はまた天気がもう最高によくて、雲一つない青空と三陸の青い海が美しく、とても素晴らしい景色でした。
最後は久慈まで乗って、これで三陸鉄道の盛~久慈の全線を乗車完了。
久慈からJRバス東北のスワロー号で二戸に出て、二戸から東北新幹線で一気に帰ってきました。
こんなかんじで、前からいつかこれはやってみたいと思っていた旅がついに完遂できました。
2日間とにかく天気が最高で、とてもいい旅になりました。
こちらの旅は個別の記事にまとめていますので、旅の詳細はこちらの記事をご覧ください!

2021年11月13日~14日 秋の会津 磐越西線の旅2021
2021年は状況から、鉄道旅や巡礼旅に続けて行っていた時期としばらく行っていなかった時期の差が激しい年になりました。
行けるうちに行っておかなければ、どうせまた近いうちにしばらく行けなくなってしまうのではないか…という思いから、行きたいところには行けるときに行っておかなければならないという考えで、10月に続いて11月はまた次の旅に。
ということで次の週末パス旅は2021年11月、福島県のローカル線、磐越西線に乗車&撮影しながら会津若松に行ってきました!
発案当初は磐越西線を乗り通して新津側まで行く案も考えてましたが、なんだかんだ撮りたいものと時間を考えて、最終的には会津若松を中心に、磐越西線は郡山~山都の間としました。
11月13日(土)
- 南武線
08:57分倍河原 → 09:07立川 - 中央線快速 快速
09:13立川 → 09:16日野- 多摩川でTRAIN SUITE 四季島を撮影
- 中央線快速 快速
11:02日野 → 11:10西国分寺 - 武蔵野線
11:15西国分寺 → 11:41武蔵浦和 - 埼京線
11:48武蔵浦和 → 12:00大宮 - 東北新幹線 「つばさ137号」
12:25大宮 → 13:17郡山 - 磐越西線 快速
13:47郡山 → 14:22猪苗代- 磐梯山と磐越西線を撮影
- 磐越西線
15:36猪苗代 → 16:07会津若松 - 会津バス あかべぇ18便
16:15若松駅前 → 16:20飯森山下- 飯森山
- 会津バス ハイカラさん17便
17:21飯森山下 → 17:35若松駅前 - 会津バス 笈川線
17:45若松駅前 → 17:53鶴ヶ城西口- 鶴ヶ城紅葉ライトアップ
- 会津バス 永井野線 (住吉町経由)
19:41鶴ヶ城西口 → 19:58若松駅前バスターミナル- 喜多方ラーメン来夢 会津若松駅前店
- 日帰り温泉 富士の湯
- 野口英世青春通り
11月14日(日)
- 野口英世青春通り、大町四つ角、七日町通り
- 会津鉄道、只見線を撮影
- 会津若松駅に停車中のTRAIN SUITE 四季島を撮影
- 磐越西線
08:14会津若松 → 08:43山都- 一ノ戸川橋梁で磐越西線を撮影
- 紅葉の野山で磐越西線を撮影
- 磐越西線 「SLばんえつ物語」
12:50山都 → 13:35会津若松- SLばんえつ物語に乗車
- 只見線 (会津鉄道直通) 「快速リレー140号」
13:54会津若松 → 13:56七日町- 太郎庵 七日町菓房
- 只見線
14:36七日町 → 14:39会津若松 - 磐越西線
15:05会津若松 → 16:19郡山 - 東北新幹線 「やまびこ146号」
16:30郡山 → 17:48東京
週末パスを使って土曜日の朝に出発。
…なのですが、いきなり東京駅方面とは逆方向へ行って中央線の多摩川へ行ってしまいました。
青空広がる秋のお出かけ日和にE353系!
で、なぜわざわざ逆方向の多摩川に来たかというと…旅に出かける前にこちらの列車を撮りたかったからでした。
JR東日本が誇る豪華クルーズトレイン、E001系「TRAIN SUITE 四季島」!
2021年11月まで、1泊2日コースは中央本線で山梨・長野方面を経由するルートとなっており、1日目の朝に多摩川橋梁を渡っていたことから、今回撮影してきました!
青空の多摩川渡る、TRAIN SUITE四季島!
撮りたかった四季島が撮れたところで、武蔵野線まわりで大宮へ行って、いよいよ東北新幹線で郡山へ!
今回は、山形新幹線の次世代形式E8系が近い将来出てくると、現在のE3系が置き換え対象になることから、今のうちからE3にも乗っておこうということで、東北新幹線内だけですがつばさのE3系に乗ってきました!
郡山からは磐越西線に初めての乗車。
会津のシンボル、磐梯山が見れそうなところに行こうと思って、まずは猪苗代で下車しました。
そして、紅葉の磐梯山を背に麓を走る磐越西線を撮影!
猪苗代駅の周辺からは秋深まる磐梯山がでっかく見えました。
列車はE721系の快速あいづ。
再び磐越西線に乗って、今回の滞在地・会津若松に着きました。
そこからは会津若松の街を観光ということで、最初は飯盛山に行ってきました!
飯盛山から見渡す会津若松の市街地!
白虎隊の自刃の地として有名な飯盛山。
ちょうどこの時期は紅葉が色づいていました。
紅葉の飯盛山!
飯盛山にある、さざえ堂 (円通三匝堂) !
中の通路が二重らせん構造になっているという、とても特殊な構造のお堂です。
暗くなってからは、こちらも会津若松の代表的な観光地、鶴ヶ城 (会津若松城) に行ってきました!
ちょうどこの時期、紅葉シーズンに合わせて鶴ヶ城紅葉ライトアップが開催中だったので、ライトアップの時間帯に合わせてこのタイミングで行ってきました!
ライトアップされる鶴ヶ城と紅葉を合わせて撮ってみました!
喜多方ラーメンを食べて駅前の日帰り温泉に入って会津若松で1泊。
一夜明けると翌朝の街は霧につつまれていました。
レトロな建物が並ぶ、朝の七日町通り!
城下町として古くから栄えた若松の街は、いろいろな通りにレトロな街並みが保存されていました。
早朝の七日町から若松駅まで歩きながら、磐越西線以外にも若松の街を走る列車を撮影しました。
こちらは只見線の新型車両、キハE120形!
西若松から会津若松に乗り入れる、私鉄の会津鉄道会津線!
そして会津若松駅に到着すると、ちょうどそこには1泊2日コースの2日目で停車中のTRAIN SUITE 四季島が!
前日の朝に中央線で撮ったあのTRAIN SUITE 四季島、全く同じ列車同じ車両に、遠く離れた会津の地で再開しました!
2日目は磐越西線の非電化に行くことにしまして、会津若松から山都まで乗ってきました。
山都から歩いて、名物鉄橋、一ノ戸川橋梁を渡る磐越西線を撮影!
1910年の喜多方~山都開業時から使われている貴重な鉄道遺産であり、絶好の鉄道スポットということで、今回行ってきました!
昼になると空も晴れてきまして、場所を移して山都から荻野側でもまた撮影。
紅葉の野山を走る磐越西線!
新型の電気式気動車GV-E400形を使用した快速あがのです。
そしていよいよこの日のメインイベント、磐越西線のSL列車「SLばんえつ物語号」に乗車!
磐越西線の新津~会津若松で動態保存されている人気のSL列車、ついに今回初めて乗ってきました!
機関車はC57 180号機牽引、客車は12系客車7両編成。
乗ったのは山都から会津若松までの45分ほどでしたが、電車や気動車とは異なる速度や振動、SLならではの汽笛のサウンドや風と共に薫ってくる煤煙の香りを味わいながら、車窓の風景を眺める…最高に“列車の旅”を感じる体験でした!
会津若松に戻ってきたら、七日町に行ってお土産を買うなどして、帰りも同じく磐越西線を郡山まで乗って帰ってきました。
最後は郡山から東北新幹線で一気に東京まで帰ってきて、今回の旅も全行程終了。
行きはE3系に乗りましたが、帰りはまたこちらも将来的には置き換えの日が来るだろうということで、今のうちからとE2系に乗って帰ってきました!
この旅の一連のTweetはこちらのページにまとめてあります!
2025年4月12日 春の山形 新旧山形新幹線の旅2025
2021年の三陸と会津を最後に、2022年から2024年までは週末パスではないきっぷの旅ばかりでしたので、週末パスの旅としてはしばらく何年か空いていました。
そして2025年になり、自分にとって週末パスを使った最後の旅になったのは2025年4月12日。
山形新幹線に乗車&撮影の旅に行ってきました!
1年前の2024年3月16日にデビューした山形新幹線の新型車両E8系にまだ乗っていなかったので乗ってみたかったのと、E8系が導入されたことにより現行のE3系はいずれ近いうちに置き換えられる未来が決まっていることから、E3系が普通に走っている今のうちに乗車や撮影をしておきたいということで、行きをE3系・帰りをE8系と新旧車両に乗車して、山形県内でそれぞれの車両を撮影するという回にしました。
たまたま1日だけ空いた休みを利用していったので日帰りだったんですが、それでも山形までの往復でもう元を取れてしまう週末パスのコスパの高さから、2日間の期間を使い切らずに1日だけで日帰り週末パス利用となりました。
4月12日(土)
- 山形新幹線 「つばさ123号」
07:12東京 → 09:20米沢- E3系に乗車
- 新杵屋
- 奥羽本線
09:40米沢 → 09:49高畠- 山形新幹線・奥羽本線を撮影
- 奥羽本線
11:51高畠 → 12:26山形- 七日町
- 文翔館
- 大手橋から桜と山形新幹線・奥羽本線・仙山線・左沢線を撮影
- 霞城公園
- 霞城セントラル
- 山形新幹線 「つばさ146号」
15:03山形 → 17:48東京- E8系に乗車
ということで2024年~2025年の旅ではおなじみの朝5時台の京王線で出発して朝の東京駅へ。
まず旅のはじまりは、これまで山形新幹線で活躍してきたE3系に乗車!
7:12東京発のやまびこ・つばさ123号で東京から米沢まで乗りました。
福島から奥羽本線の在来線区間に入り、米沢に着いたら撮影に行った高畠までは奥羽本線の普通列車に乗り換えます。
ここで米沢の乗換で20分ほど時間があったので、一旦駅の外へ。
山形県の有名駅弁といったらやっぱり新杵屋さんの牛肉どまん中!
今までも東京駅や駅弁大会で買って食べていましたが、今回せっかく奥羽本線にきたので、米沢駅前の新杵屋本店で牛肉どまん中を買ってお昼に食べました!
今回山形新幹線を撮りに行ったのは、新在直通の山形新幹線らしく在来線の地上区間を走る高畠の田園地帯をセレクトしました。
高畠で下車したら、駅前から伸びるまほろばの緑道を歩きます。
このまほろばの緑道、かつて高畠 (当時は糠ノ目) から伸びていた高畠鉄道・山形交通高畠線の廃線跡だそうです!
車道ほどではない道幅がゆるやかにカーブする線形が、鉄道の面影を感じさせます。
そしてここで、在来線区間で地上を走る山形新幹線の新旧車両を撮ってみました!
まずは現行のE3系!
山形新幹線は2026年春頃までに
E8系での置き換え完了が予定されていることから、近い将来に現在のつばさから置き換えられてしまうE3系を、まだ普通に走っている今のうちに撮影しました!
こちらが2024年3月16日にデビューした山形新幹線の新型車両E8系!
E3系から受け継ぐおしどりカラーに、同じ奥山さんの作品で新在直通新幹線車両であるE6系から受け継いだような美しい先頭の曲線美!
デビュー翌日の2024年3月17日に東京駅で見ていましたが、走行中の写真はデビューから1年ごしでついに山形県内で撮ってきました。
のびのびと田園風景を走る山形新幹線!
E8系の撮影をもう1本、新在直通の山形新幹線らしい田んぼの中を走るE8系を撮ってみました。
日本の田園風景を走る新幹線、かっこよすぎる…!
新幹線だけでなく在来線もということで、この区間は新幹線と在来線が同じ場所で見られます。
奥羽本線 (山形線区間) の普通列車もここで撮ってみました!
のびのびとした景色を行くローカル列車!
今回の旅のお目当て、山形新幹線をもう1本、今度はまた撮り方を変えてこんなシーンもまた新在直通の山形新幹線ならではだと思うところを。
山形新幹線が地上の踏切を通過する、新在直通ならではのシーンを撮ってみました!
軽自動車と新幹線の対比、普通の街中に新幹線がいるインパクト、そして新型車両E8系のかっこよさ!
高畠で新旧新幹線を撮ったら、次は奥羽本線の普通列車で山形県の中心駅、山形駅へ!
ここからは山形市街を観光してきました。
山形の中心市街地、七日町や本町のあたりへ。
山形五堰のひとつ御殿堰を再生した、水の茶屋・七日町御殿堰!
このあたりの整備された大通りに商店街が並ぶ七日町大通りの雰囲気がとてもよかったです!
旧山形県庁舎・県会議事堂を復原保存公開している、山形県郷土館・文翔館!
大正5年に完成した、レンガ造り・外壁石貼りのすっごいレトロで美しい建築!
いざ肉眼で目の前にするとその美しさとかっこよさに圧倒されました。
そこから今度は山形城の二ノ丸東大手門の前に架かる大手橋へ。
山形城二ノ丸のお堀に沿って奥羽本線・仙山線・左沢線が走る線路があって、ちょうど4月中旬は山形で桜が咲く時期ということで、桜と山形の鉄道を大手橋の上から撮影してみようと行ってみました!
桜とお堀に沿って走る左沢線!
続いては山形を出て仙台へ向かう仙山線の快速!
この日の山形県内は終始列車の通過タイミングでドン曇りが多い日でしたが、この一瞬はちょっと晴れ間が見えたので、引いて青空と雲を大きく入れてみました。
そして今回の旅のお目当て、山形新幹線と山形の桜といっしょに!
13:18新庄発のつばさ144号でやってきたのは、いずれ山形新幹線からの置き換えが予定されているE3系!
E3系のつばさが山形の桜を見ることができるのは、この春が最後の春になってしまうのでしょうか……この日はまだ満開には数日前でしたが、咲き始めた桜とE3系が記念に撮れてよかったです。
お堀で新幹線と在来線を撮ったら、帰りの新幹線の発車時刻までちょうど1時間前。
このあとは二ノ丸東大手門から中に入って、山形城跡の霞城公園に行ってきました!
こちらは本丸一文字門と大手橋!
山形の霞城公園の桜!
霞城公園は桜がだんだんと咲いてきていて、お花見日和でした!
ちょうどこの週末は霞城観桜会が開催されていて、公園には地域の方々やファミリーなど多くの方々がお花見に訪れていて、とても穏やかな春の休日らしさを感じられました。
同じく霞城公園にて、こちらは公園内に移築保存されている旧済生館病院本館の建物と桜!
霞城公園に行ったあとは、最後に駅まで戻りがてら、山形駅前にある山形市内で最も高いビル、霞城セントラルに行ってきました!
霞城セントラルの展望台から望む、山形の山と街並み!
旅の最後は、今回の旅のメインイベントのひとつ、山形新幹線の新型車両E8系に乗車!
2024年3月16日にデビューしたE8系に、山形から東京までついに初めて乗って帰ってきました。
新旧山形新幹線車両の世代交代をテーマに行ってきた今回の旅、これで行きはE3系、帰りはE8系に乗って、両方の車両に乗ってこれました。
週末パスは2025年6月28日~29日までということで、自分にとっては一足早くこれが週末パス納めとなりました。
E8系の乗り心地が最高でした!
この旅の一連のTweetはこちらのページにまとめてあります!
おしまい
以上、これまでに自分が行ってきた「週末パス旅」を振り返ってみました!
こうしてみると、やみくもに毎年使っていたというほどではないですが、東北や信越方面に行くときに比較的よく使っていました。
逆に東海道方面や北陸や私鉄の旅が続いていた時期は週末パスの出番はないため、しばらく何年か空いていた年もあります。
別に週末パスがなくなったからといって東日本の旅に行かなくなるということは全くなく、普通の乗車券で普通に行くだけではありますが、自分が買ったおトクなきっぷの中では一番利用頻度が高かったのが週末パスだっただけに、終了してしまって残念でなりません。
フリーパスまわりでは青春18きっぷも2024年冬版から大きく内容が変わりましたが、そういう時期がきているのかもしれません。
(もっとも限りある数少ない時間内で移動しなければならない社会人鉄としては、時間を金で買える新幹線課金は大正義なので、18きっぷ旅はまだぜんぜんやったことないのですが……)
一方で、小さな旅ホリデー・パス (南東北) やえちごツーデーパス (新潟) など、エリアごとのフリーパスはまだまだあるので、現地で当該エリアのフリーパスを購入して回るという手法もいいのかもしれません。
まあそんなかんじで、自分にとってはいろんな思い出の詰まったきっぷでした。
ありがとう週末パス――
ということで今回は以上です!
ではでは。