京王線のある季節の風景 ~2022-2023春夏秋冬の京王線撮影~
おはようございます。
前から一度行ってみたいと思っていたマクロスのライブに、先日のワルキューレのLast Missionの幕張がたまたま取れてしまってついに行ったら、もうとってもよくて…これでΔのワルキューレは一区切りのファイナルということで、最後に行けて本当によかった…と思うとともに絶賛ワルキューレロスに陥っているXIAORINGです。
ありがとうΔ…ありがとうワルキューレ……素晴らしいコンテンツをありがとうございました……
さて、日々ライフワークのように毎年1年中それぞれの季節ごとに京王線を撮り続けているわたくしですが、ここ数年は、「前年1年間の京王線撮影のまとめ記事」をこの日記で年1で一気にまとめて掲載するのが恒例行事になりつつあります。
今回も2022年3月からの1年分をまとめていたんですが、まあとにかく執筆が遅いせいで作業がいつまでたっても終わらず、前回の更新のあとから書き始めて結局この記事を書き上げるのに3ヶ月もかかってしまいました…
この度ようやく書き終わったので、今回もまた写真がとっても大量ですが、昨年2021年から今年2022年春先までの1年間、それぞれの季節を通じてずっと撮影し続けてきた京王線の写真のまとめをお送りします!
もくじ
- 2022年3月20日 京王片倉~北野 菜の花咲く高尾線
- 2022年4月2日 上北沢~桜上水 桜のトンネルの向こうに京王線
- 2022年4月2日 柴崎~国領 野川の桜と京王線
- 2022年4月2日 中河原~聖蹟桜ヶ丘 多摩川沿いの桜と京王線
- 2022年5月4日 京王沿線徒歩の旅 (若葉台~京王堀之内編)
- 2022年5月8日 聖蹟桜ヶ丘~中河原~分倍河原 陣馬ヘッドマークと高尾ヘッドマーク 春ver.
- 2022年5月15日 府中競馬正門前~東府中 新緑の競馬場線
- 2022年5月22日・29日 調布駅地下化後の定期記録、C100新刊取材
- 2022年5月29日 聖蹟桜ヶ丘~中河原 夕陽の沈む多摩川
- 2022年6月12日 高井戸~浜田山~西永福、下北沢~新代田~東松原 あじさいと井の頭線
- 2022年6月12日 下高井戸~明大前、柴崎~国領 あじさいと京王線
- 2022年6月19日 分倍河原~中河原~聖蹟桜ヶ丘、笹塚 京王8000系30周年記念ヘッドマーク
- 2022年6月19日 つつじヶ丘~柴崎 夕暮れの築堤
- 2022年7月25日 国領~柴崎 調布3・4・7号喜多見国領線開通に伴う柴崎4号踏切の見納め
- 2022年7月31日 聖蹟桜ヶ丘~中河原 真夏の空と多摩川の流れと京王線
- 2022年9月11日 聖蹟桜ヶ丘~中河原、分倍河原~府中、京王多摩川、京王永山 京王8000系30周年記念ヘッドマーク
- 2023年10月2日 稲城、京王稲田堤、京王永山、中河原~分倍河原 高尾線開業55周年記念ヘッドマーク
- 2022年10月30日 聖蹟桜ヶ丘~中河原、若葉台~稲城 ススキの揺れる秋の京王線
- 2022年10月30日 京王よみうりランド 駅のイルミネーションと京王線
- 2022年11月19日 若葉台~京王永山~京王多摩センター、南大沢~多摩境 紅葉の多摩ニュータウンを走る京王線
- 2022年11月27日 めじろ台~山田、高尾山口~高尾 高尾山口の紅葉と秋の高尾線
- 2022年12月24日 府中競馬正門前~東府中 5000系増備車5787編成デビュー
- 2022年12月24日 長沼~平山城址公園 長沼公園から浅川と北野街道と並走する街並み
- 2023年1月1日 京王多摩川~京王稲田堤 初日の出と京王線
- 2023年1月7日 聖蹟桜ヶ丘~中河原 冬晴れの多摩川を渡る京王線
- 2023年1月7日 平山城址公園~長沼 冬晴れの京王線と5000系迎春ヘッドマーク (5731編成ver.)
- 2023年1月7日 京王多摩川 夕日に染まる京王線と迎春ヘッドマーク
- 2023年1月9日 聖蹟桜ヶ丘~中河原、高幡不動~南平 青空の多摩川と迎春ヘッドマーク (5737編成ver.)
- 2023年2月4日 京王れーるランド 塗装変更前に6000系新塗装ver.の記録
- 2023年3月1日 分倍河原~府中、京王多摩川 京王ライナー運行開始5周年記念ヘッドマーク
2022年3月20日 京王片倉~北野 菜の花咲く高尾線
では去年2021~2022分の続きで、ダイヤ改正後の3月分からスタート。
2022年3月ダイヤ改正で土休日のMt.TAKAO号が通年運行化され、本数も1本増えたということで、高尾線内でMt.TAKAO号を撮ってみることにしました。
京王片倉~北野のカーブに行ってみると、線路沿いに菜の花が咲いて春の装いになっていました!
~菜の花咲く高尾線の春~
そして春の高尾線を走るMt.TAKAO号!
増発された3本目は11:00新宿発になったこともあり、下りでも日が回る時間帯に撮れるようになりました。
また、2022年3月ダイヤ改正では特急との統合により準特急が廃止されてしまったのが大きな話題でしたが、これで特急は高尾線内での通過駅がなくなってしまいました。
特急でありながら識別灯を消灯して走る、特急新宿行きを高尾線内で撮影!
2022年4月2日 上北沢~桜上水 桜のトンネルの向こうに京王線
3月も下旬になるとこの年も京王沿線で桜が咲き始めまして、ちょうど週末に満開の見頃と天気のいい日のタイミングが運良く重なったのが4月2日。
上北沢のいつもの桜撮影地と、野川のいつもの桜撮影地と、それから今回は中河原の多摩川土手にも行って、それぞれ2022年の桜と京王線のカットを撮ってきました!
朝さっそく仙川から京王線に乗る前に、仙川のシンボル、仙川駅前の桜!
ロータリーの真ん中と、改札を出ると目の前に出迎えてくれる仙川駅前の桜、この年も見事咲いてくれました。
毎年春の風物詩になっている、仙川でも好きな風景です。
最初の撮影地は上北沢の住宅地にある桜並木へ。
上北沢は各停しか停まらない小規模な駅ですが、住宅地の中に溶け込むように駅や京王線があるのがとてもいいです。
駅を出て少し歩くと、住宅地の中に頭上を桜のトンネルのように埋め尽くす桜並木があります!
普段は宅地が並ぶ住宅地の路地ですが、せたがや百景・せたがや地域風景遺産地区に選定されている、地域住民に愛される桜並木です。
まっすぐ一直線で向こうが見通せるこの道の先に、ちょうど上北沢4号踏切があります。
この直線300mを望遠でブチ抜いて、満開の桜とその向こうに京王線が見える一瞬を撮影しました!
~桜のトンネルの向こうに京王線~
2022年4月2日 柴崎~国領 野川の桜と京王線
続いてはこちらも例年よく行く好きな京王線の桜撮影地、野川に2022年も行ってきました。
調布市内も流れる野川は、川岸が桜並木の遊歩道になっていて市内の桜スポットになっていますが、京王線は柴崎と国領の間で野川を渡っています。
野川を渡る京王線を、橋のふもとに咲く桜と一緒に撮影しました!
桜や緑の春らしい色合いの野川には、穏やかな水の流れに青空と京王線が映り込んでいました!
~春の京王線水鏡~
そしてこちらは5000系の京王ライナー32号で野川の桜と京王ライナー!
同じく野川で、今度は望遠で先頭部分に大きく寄って、画面が桜でいっぱいになるくらいにズームしてみました。
画面を埋め尽くす一面の桜の中から、京王線が顔を覗かせる瞬間を切り取ってみました!
~京王線、桜色に包まれて~
9000系8両と7000系2両の異形式連結による10両編成を、9000系と7000系の連結部分で!
そして5000系は、京王八王子発の京王ライナー2号で桜と京王ライナー!
こちらの野川も毎年のようによく行ってる好きな京王線の桜撮影地ですが、立ち位置や焦点距離でいろいろな切り取り方ができて楽しめます。
川の両岸が遊歩道として整備されていて、桜と京王線を見ながら歩くことができます。
今度は木の下から桜を見上げながら京王線!
京王線は新宿から府中あたりまではおおむね甲州街道 (国道20号) と平行に走っています。
この場所でも京王線の橋と甲州街道の橋 (馬橋) が近くで並んで野川を渡っています。
線路の反対側に回って甲州街道の馬橋からも、桜の中から野川を渡る京王線!
(番外編) 2022年4月2日 調布市内を流れる野川の桜
京王線と甲州街道が野川を渡るところから上流へ川沿いに歩いて行くと、細田橋のあたりで野川の両岸を桜の木が埋め尽くすような桜並木になります。
京王線を撮ったあとそのままこちらも撮りに行ってきました。
調布市内の桜スポット、野川に咲く桜並木!
この野川の桜は、調布市内でも好きな桜スポットのひとつです!
こちらも野川の両岸の遊歩道が桜のトンネルのような並木道に!
桜咲く中にかかる一本橋、こちらが野川の細田橋。
最後は細田橋から野川の桜を撮影!
青空を映す水辺に緑や菜の花、その両岸に桜並木が連なって、とても色とりどりな春の野川でした!
2022年4月2日 中河原~聖蹟桜ヶ丘 多摩川沿いの桜と京王線
さらに国領から京王線に乗って、今度は中河原へ。
中河原と聖蹟桜ヶ丘の間で京王線が多摩川を渡るところは、1年中よく行ってる京王線撮影地ですが、今度は桜で撮りに行ってみました。
多摩川の左岸、府中市側 (中河原側) では、多摩川の堤防に沿って多摩川通りが走り、堤防の上はサイクリングロードになっています。
この多摩川沿いにも桜が咲いていて、今度はここでも桜×京王線を撮ってみました!
~堤防沿いの桜に京王線が鉄橋を渡る、春の多摩川の風景~
堤防の上から望遠で桜にぐーっと寄って、ここでも桜と桜の間から京王線の顔が出ているその瞬間を撮ってみました!
~多摩川で、桜の中から京王線~
土休日朝の上り京王ライナーは、2022年3月ダイヤ改正で増発されて京王八王子発と橋本発がそれぞれ8時台・9時台・10時台に1本ずつで合計6本体制になりました。
増発されたうちの1本、京八発3本目の京王ライナー6号を多摩川の桜で!
最後はサンリオラッピングの9731編成で、桜と京王線の桜色のコラボレーション!
(番外編) 2022年4月2日 聖蹟桜ヶ丘の桜と京王バス
多摩川を渡って多摩市に入ると聖蹟桜ヶ丘になります。
桜の街・聖蹟桜ヶ丘、京王沿線でもとても好きな街です!
この日4月2日は街のいろんなところで桜が満開で見頃でした。
そこで今度は聖蹟桜ヶ丘で、丘の上の桜や街中の桜と京王バスと一緒に撮ってみました!
聖蹟桜ヶ丘は、多摩川に近いところに京王線の駅や京王電鉄本社があり、坂を登っていくと丘の上の上品な住宅地が広がっています。
駅のバスターミナルから桜92系統で浄水場前まで行き、丘の上から駅へ向かって撮影していきました。
浄水場前でバスを降りると、バス停の前には交差点に小島のような小さな土地があり、丘の上の小島に桜や郵便ポストがあっててとても絵になる風景!
聖蹟桜ヶ丘の丘の上で、「桜と京王バス」を撮ってみました!
駅前から桜ヶ丘の住宅地に通じるこの通りは、途中でつづら折りのヘアピンカーブで坂を登っていきます。
聖蹟が舞台となっている「耳をすませば」にも登場することで有名な、いろは坂になります。
このあたりの桜がこの日は満開で、街全体が桜に包まれたような週末でした!
いろは坂の中腹には、いろは坂桜公園という公園があります。
名前のとおり、いろは坂桜公園にも桜があって、見事に見頃を迎えた桜でお花見スポットになっていました!
このいろは坂桜公園は、桜ヶ丘の丘の上に至る高台の上にあって、公園から聖蹟桜ヶ丘駅周辺の街並みが見渡せます。
丘の上から見下ろす街並みに桜、とても聖蹟桜ヶ丘らしい景色です!
このいろは坂の北側のカーブのあたりでは、カーブの向こうに駅周辺の街並みが見えて、この景色がまた好きな景色のひとつです。
桜とカーブの向こうに聖蹟の街並みを見下ろしながら、いろは坂を登る京王バス!
1枚目を撮ったら速攻で階段をダッシュして、ヘアピンカーブの1段上で同じバスをさらにもう1枚。
いろは坂を登る京王バス!
坂を下りてきて駅に近づくと、駅前から大栗川に至るさくら通りの両側には桜並木が続いていて、桜のトンネルができあがっていました!
ほんとに聖蹟桜ヶ丘は街中が桜でいっぱいでした!
最後は霞ヶ関橋のバス停周辺で、桜のトンネルの中を走る京王バスと霞ヶ関橋を渡る京王バスを撮ってみました!
桜と京王バス、とてもいい絵になります!
~桜のトンネルで、桜×京王バス~
桜の季節はいつも時期的に雨が降りやすく、見頃の時期と自分のスケジュールと天気が合うタイミングというのが毎年非常に難しく、完全に運ゲーになっていていつも厳しいです…
ほんとに、天気はもっとちゃんとやれ。
この年は1週間前の3月27日も行っていましたがそのときはちょっと天気が曇りで、4月2日は仕事が夕方だったので朝7時から始めて昼12時半ぐらいまで各所で撮って、なんとか2022年の桜カットも撮れました。
2022年5月4日 京王沿線徒歩の旅 (若葉台~京王堀之内編)
毎年ゴールデンウィークの時期に、「京王沿線徒歩の旅」と題して京王線沿いを何駅か歩いて、写真を撮りながら線路沿いを歩くという企画をやっています。
2008年に部分的に歩いてみたのをきっかけに、2009年からはシリーズ化して連続する駅間を歩くようになり、2018年までに京王線 (新宿~京王八王子)・高尾線 (北野~高尾山口) の全区間を制覇して2019年から相模原線に入っていました。
しかしながら2020年と2021年はゴールデンウィークにおでかけなんてすることは許されない状況下だったので、この企画もその2年は実行できず……2022年にようやく3年ぶりに実行できました。
前回の2019年で京王多摩川から若葉台までを歩いていたので、今回2022年は相模原線の2年目として若葉台からスタートして京王堀之内までの3駅・営業キロ7.2kmを歩いてきました!
若葉台からスタートしたら、ここから線路に沿って橋本方面へとひたすら歩いて行きます。
今回も途中途中で京王線が見れる場所をみつけては写真を撮りながら歩いていました。
(いちいち写真撮ってるせいで、やったら無駄に時間がかかるw)
まずさっそく若葉台といったら、若葉台検車区!
若葉台には京王線最大の車両基地があります。
車両基地を見下ろせる高台の上から撮ってみました。
多摩ニュータウンを突っ切る相模原線は、調布で分岐してからしばらくは多摩川周辺の平地を走りますが、やがて多摩丘陵にさしかかると起伏の大きい丘陵地を走るようになります。
若葉台から永山へ向かう途中で、多摩ニュータウンへと築堤を走って行く京王線を撮影!
ゴールデンウィークらしく見事に快晴で、気持ちのいいくらい天気のいい1日でした。
~新緑と青空の京王線~
線路はここからトンネルに入り、2つのトンネルを抜けると京王永山になります。
いっぽう徒歩は階段を上って尾根の上まで出ました。
尾根幹 (南多摩尾根幹線道路) にそって尾根道の林の中を通る、よこやまの道を歩くと、初夏の新緑が美しく、多摩の自然を感じながら気持ちよく歩けました!
尾根幹 (南多摩尾根幹線道路) を渡って多摩東公園を通っていくと、線路の上を跨いで諏訪団地へと渡る1本の橋に出ます。
この橋がその名も電車見橋!
電車見橋の上からは、多摩ニュータウンの街並みを見渡しながら京王線がよく見えます!
調布と新百合ヶ丘からそれぞれ多摩ニュータウンへと線路を延ばしてきた京王相模原線と小田急多摩線は、このあたりから多摩センターまで両社の線路が隣に並んで走っています。
電車見橋の上で撮影をしていると……なんと、運良く京王線と小田急線がちょうど並走してくるところが見れました!!
多摩ニュータウンを並んで走る京王線と小田急線のツーショット!
京王永山を過ぎて、多摩ニュータウンの街を引き続き歩いて行きます。
多摩ニュータウンには公園や山の自然が多く見られます。
相模原線は全線立体交差で、線路沿いから撮れるところはほとんどないのですが、多摩の自然の中を走る姿がところどころで見えました!
~公園の自然から見える京王線~
豊ヶ丘北公園にて。
(ここでの発見がのちに11月の秋の撮影に繋がっていきます)
豊ヶ丘北公園の緑。
住宅地でありながら元の土地を生かして自然が多く見られるのが、多摩ニュータウンの魅力のひとつでもあります。
京王線と同様に、小田急線もところどころからよく見え隠れしていました!
こちらも永山と多摩センターの間で。
多摩丘陵の地形が織り成す3D空間にダイナミックに広がる景観が、多摩ニュータウンらしさのひとつです。
住宅地の中に突然ひょっこり現れた階段の上に立つと、階段の先に続く路地の向こうに京王線や小田急線が見えて、その向こうには反対側の丘が広がる景色に出会いました。
例年こうやって線路沿いを歩いていると、思いがけずこういった撮影地に出会えるのが、この京王沿線徒歩の旅シリーズのいいところです。
~坂の上から京王線と小田急線~
多摩センターに近づくと、春には桜並木がお花見スポットにもなっている乞田川に出ます。
このあたりで夕暮れを迎えました。
乞田川から多摩モノレール!
多摩センターの中心的な駅、京王多摩センター・小田急多摩センターに到着!
今回はもう一息です。
多摩センターの駅前は、駅前からパルテノン多摩まで一直線に続く歩行者専用のパルテノン大通りがとても好きな場所です。
丘陵地の高低差を生かして歩車分離が図られるなど、街としての設計がとてもよく作られているのも多摩ニュータウンの魅力のひとつです。
すっかり暗くなってきましたが、さらにもう1駅歩いてラストスパート。
多摩ニュータウン大通りを歩いて松が谷トンネルを抜けるといよいよ八王子市に入ります。
そして今回のゴール、京王堀之内に到着!
今回は若葉台から歩き始めて京王堀之内までの3駅・営業キロ7.2kmを歩いて、これにて終了となりました。
2022年5月8日 聖蹟桜ヶ丘~中河原~分倍河原 陣馬ヘッドマークと高尾ヘッドマーク 春ver.
東のヘッドマーク大好き電鉄株式会社として知られる (?) 京王線は、毎年様々なヘッドマークが掲出されていますが、この春にも複数のヘッドマークが登場しました。
ゴールデンウィークの最終日、聖蹟の多摩川と中河原のカーブに行って、2022年春のヘッドマークを撮りに行ってきました!
まずは往年の京八特急に掲げられた、伝統の陣馬ヘッドマーク!
8000系の8706編成に掲出されていて、この日は往年の用途と同じ特急京王八王子行きに
入っていました!
さらにもう1つの京王線伝統のヘッドマーク、高尾ヘッドマーク!
8000系の8710編成に掲出され、この日はこちらも高尾ヘッドマークにふさわしく特急高尾山口行きに!
高尾ヘッドマークは、2021年の夏から春夏秋冬の各季節ごとに異なるデザインの高尾ヘッドマークが登場するようになりました。
2022年春も高尾ヘッドマークの春ver.が登場して、これで春夏秋冬4つの季節の高尾ヘッドマークが出揃いました!
(夏・秋・冬は前年度分の記事にて!)
高尾ヘッドマーク 春ver.は、高尾山ラッピングの8713編成に掲出されました。
しかしこの日の運用は、陣馬ヘッドマークが特急京王八王子行きに、高尾ヘッドマークが特急高尾山口行きに入っていて、さらに高尾ヘッドマーク 春ver.も走っていて、本当に運用が神采配でした…!
2022年5月15日 府中競馬正門前~東府中 新緑の競馬場線
東府中から府中競馬正門前までの、わずか1駅だけの支線、競馬場線。
普段は短編成のワンマンが1駅間を往復しているだけの閑散とした区間ですが、競馬開催日には東京競馬場へのアクセス路線として臨時列車も走るなど様変わりします。
ゴールデンウィークも明けて5月もなかばになった5月15日、競馬開催日の競馬場線を撮りに行ってきました!
線路の周りには緑があふれ、路面電車の緑化軌道のような雰囲気になっていました!
~新緑薫る5月の競馬場線~
手前の草で前ボケを作ってみると、緑に包まれる9000系!
この日は競馬開催日ということで、夕方のレース終了頃に合わせて府中競馬正門前始発の臨時列車で特急新宿行きが出ていました。
しかも1本目の臨時列車は、競馬特急に陣馬ヘッドマークの8706編成が入るという神采配…!
しかし送り込み回送はとりあえず撮ったものの、肝心の本番は下りが被ってしまって撮れず、残念ながら回送しか写真がないという…
そして今度こそ、競馬開催に伴う臨時特急を競馬場線で撮影!
2022年3月ダイヤ改正で準特急が特急に統合されたことにより、かつては長らく急行だった競馬開催日の臨時列車はついに特急にまで上り詰めました。
この日の競馬特急2本目は、高尾山ラッピングの8713編成が入っていました。
たかだか1kmもない長さなのに、これがわざわざ複線になっているおかげで、競馬輸送のときに両駅から出た電車が中間で行き違いできたり、駅が空くまで中間で対向の列車が待ってたりするわけで、もはや競馬場線は900mの長大信号場のような…
文字通りの意味で草が生えていた競馬場線、京王線の路線でありながら本線クラスの路線とはひと味違った東京・芝900mでした。
2022年5月22日・29日 調布駅地下化後の定期記録、C100新刊取材
5月は本来1年の中でも最も過ごしやすく気持ちのいい気候でいい天気が続いてしかるべきと思うのですが、この2022年はなんか雨やぱっとしない天気が多く…なんとも微妙でもどかしい日が続いていました。
そんな中、後半の5月22日と5月29日になってようやく終末に天気のいい日が重なりました。
この2022年は調布地下化10周年という節目の年だったことから、8月の夏コミで「“KEIO”のある風景・臨時列車 京王線 調布駅 地下化から10年の記録」として、2012年の地下化前から10年間にわたってだいたい同じくらいの場所で地上駅跡地と線路跡地の様子を撮り続けてきた10年分の写真を同人誌にしました。
その本のために、最後にこの年2022年分の素材を撮ってきました。
まず5月22日は夕方から仕事だったので仕事前にちょっと行って、地上駅跡地からトリエ京王調布A館方面が順光になる向きのカットを回収。
こちらが最終的には表紙写真になりました。
日を改めて5月29日。
この日は朝から雲ひとつない快晴で最高の撮影日和だったので、梅雨入り前にこれが最後で最大のチャンスと思って、朝から調布駅周辺と、西調布/京王多摩川~国領の線路跡地の今の姿をひたすら撮ってきました!
かつて調布のホームがあった地上駅跡地から、駅跡地に作られた駅ビル・トリエ京王調布A館の方を向いて。
同じく地上駅跡地から八王子方を向いて。
京王線と相模原線が分岐するポイントのあったあたりの跡地に立てられたのは、トリエ京王調布B館。
南口のあったあたりから北を向いて。
広い歩行者空間で駅の南北が行き来できるようになっています。
地上時代の調布の特徴的なシーンのひとつだった、調布1号踏切!…の跡地。
京王線と相模原線が分岐する地点にあって、4本の線路を渡る大きい踏切に各方向の電車が次々とやってくる、当時京王線の踏切の中でも好きな踏切のひとつでしたが、それだけ本数が多いと遮断時間も長くなりがちな踏切でした。
この調布1号踏切跡から京王線と相模原線が分岐していく方向を向いて。
まっすぐ伸びる直線の空き地が京王線の京王八王子方面の線路跡地で、相模原線の橋本方面はここから左へカーブしています。
跡地にはイオンシネマシアタス調布が入るトリエ京王調布C館が建てられました。
今度は相模原線の跡地から。
左側の駐輪場になっているところが、かつて線路があったところです。
ここから右にほとんど直角にカーブして調布駅に到着しますが、地上時代は分岐部分が平面交差だったためこのあたりでよく場内信号の信号待ちで停車していたのが、相模原線の日常でした。
相模原線と品川通りの交差部分。
線路は信号のあるあたりで左右方向に垂直に交差しています。
もとは道路がアンダーパスで立体交差になっていましたが、線路の地下化の支障になることから、工事中は一時的に仮の陸橋になり、線路の地下化完了後は道路は平面になりました。
分岐地点まで戻ってきて次は京王線の西調布方面へ行きます。
調布1号踏切の西側、トリエ京王調布C館の脇で線路跡地がまっすぐ伸びているあたりを、京王八王子方を向いて。
この区間は、京王線の線路跡地がてつみちという歩行者空間に生まれ変わり、かつての京王線が走っていた土地がほとんどそのまま分かるような形で残されているところが非常にポイント高いです。
線路跡地に沿って西へ進んで、鶴川街道と京王線の交差地点。
品川通りと同じくこちらも元々道路がアンダーパスだったのが、仮立体を経て最終的には道路が地平になりました。
線路の跡が横断歩道になっています。
鶴川街道を越えた先、調布12号踏切のあたりで線路が地上に出てきて、地下化区間は終わりになります。
ここまで来たら、折り返して調布から上り方面へ行きました。
調布駅の東側、布田8号踏切跡地から調布駅を向いて。
地上時代はこの踏切の直前までホームがあって、さらにこのあたりには東口の階段がありました。
続いては調布~布田の駅間。
かつて線路のあった場所がそのままの土地の形で残っていて、今でもはっきり線路跡だったことが分かります。
さらに、道路と線路跡地の境界に立っている柵は、まさに地上時代の線路沿いの柵が当時のそのままの姿で残っていました。
調布のとなりの布田に到着!
地下化された3駅のひとつです。
もともと地上にホームがありましたが、その跡地に新しい駅舎ができました。
布田を通り越して、布田~国領の駅間。
このあたりも、かつて線路があった場所が分かる形で残っています。
ちょうどここは国領2号踏切があった場所。
国領駅の駅前に到着!
狛江通りと交差する駅前の国領1号踏切があった場所も、今はもう電車が走ってくることはありません。
こちらが国領駅!
ここまで調布・布田・国領の3駅が地下化10周年を迎えました。
国領駅の先で線路は地上に戻ってきます。
新宿方のトンネル構口まで行って、これで最後の2022年分の撮影も終了しました。
その後当落発表で幸いにもスペースをいただけて本の制作となりましたが、今回はなにしろ使う写真が10年分あったので、ここから写真をまとめて執筆して誌面を制作していくのがまた大変で…結局ギリギリまで大変な思いをしながら何とか頒布まで持っていくことができました。
子どもの頃から身近な存在だった京王線が大きく変わるできごとだった2012年の調布付近の地下化。
これまで10年間記録を撮り続けてきた活動を、2022年8月のちょうど地下化10周年という節目のタイミングで、こうして同人誌として形にすることができて本当によかったです。
2022年5月29日 聖蹟桜ヶ丘~中河原 夕陽の沈む多摩川
朝から調布の地下化跡地を撮っていた5月29日、この日は1日中天気が最高だったという貴重な休日だったので、昼からも聖蹟桜ヶ丘へ行って、このとき2期がO.A.中だった「まちカドまぞく」の舞台・聖蹟桜ヶ丘を巡礼していました。
そして1日の終わりには、最後にやっぱり京王線の好きな撮影地、聖蹟の多摩川へ。
きれいな夕焼けに夕陽と京王線のシルエットが撮れました!
運良く自分のタイミングがちょうど合ってここまでの条件で撮れるのは3年に1日ぐらい…?なくらい、この日の夕焼けは最高の空でした!
雲ひとつない空に沈みゆく夕陽、1日の終わりは夕焼け空のグラデーションで――
この年2022年は、8000系が1992年にデビューしてからちょうど30周年という記念の年でした。
それを記念して、京王線8000系30周年記念乗車券が発売されました!
5月28日に京王れーるランドで潜行販売ののち、5月29日から駅で発売されたので、駅発売日の5月29日にさっそく買ってきました!
8000系30周年に関しては、ヘッドマークの掲出も行われたので、ヘッドマークもまた後日撮りに行っています。
2022年6月12日 高井戸~浜田山~西永福、下北沢~新代田~東松原 あじさいと井の頭線
今度はたまには井の頭線。
井の頭線の線路沿いには、6月なるといろんなところにあじさいが咲いていて、車両の7色のカラーバリエーションとともに梅雨の東京を彩ってくれます。
2022年のあじさいの見頃を迎えた6月22日、井の頭線のあじさいを撮りに行ってきました!
まずは浜田山で降りて、最初は定番の浜田山~高井戸のストレート!
反対側の浜田山~西永福も、ずっと線路沿いにあじさいが続いていて、あじさいの直線の中を井の頭線が走っていきます!
1年を通じてヘッドマークの多い京王電鉄ですが、井の頭線も例外ではありません。
あじさいシーズンに合わせて、1757編成にあじさいヘッドマークが掲出されていました!
…ということで、あじさいと井の頭線あじさいヘッドマーク!
井の頭線の1000系は、各編成ごとにカラーリングが異なり、全部で7色のカラーバーリえーションがありますが、1779編成の1編成だけ他と異なりレインボーのラッピングになっています。
今度は、レインボーラッピングとあじさい!
続いてはこちらもよく行くところで、代田橋へ。
代田橋と下北沢の間でも、線路の両側にあじさいが咲いていました!
井の頭線もまた駅間が近いところが多い路線で、下北沢と代田橋もホームの端からもう一方の駅が見えるくらいの距離です。
下北沢の駅を発着する井の頭線とあじさい!
そして代田橋は下北沢方は地上ですが、環八通りをくぐって東松原方は堀割になっています。
この代田橋と東松原の間がまた、堀割の法面に一面のあじさいが咲いていて、カラフルなあじさいの中を井の頭線が走ってゆく景色が見られます!
あじさいの咲く堀割の中で、あじさいヘッドマークとレインボーラッピングを!
駅間だけでなく、駅でもあじさいが咲いている駅があります。
最後は新代田で、ホームの片隅に咲くあじさいに、井の頭線をぼかして添えてみました!
この日は昼にはにわか雨もありましたが、昼過ぎには雨も抜けたので、夕方にかけて梅雨の貴重な晴れ間でこの年も井の頭線のあじさいがいろいろ撮れました。
2022年6月12日 下高井戸~明大前、柴崎~国領 あじさいと京王線
京王であじさいといえば井の頭線というイメージがありますが、京王線でもあじさいを撮りたいということで、井の頭線のあとは京王線でも少しあじさいが咲いているところがあったので行ってきました。
何年か前にあじさいが咲いてるのを見つけた、下高井戸~明大前の線路沿いの道へ。
線路沿いの狭い側道に咲くあじさい、笹塚~仙川駅間連続立体交差事業の高架化工事で側道の付け替えが始まっている部分も出てきているので、このあじさいが撮れるのももう最後になるかもしれない…という思いで1枚撮ってきました!
~路地裏のあじさいと京王線~
井の頭線を撮ってから来たのでもう夕方になっており、京王ライナーの走り出す時間帯に。
…ということで、京王ライナーとあじさいも!
17:20新宿発の橋本ライナー33号です。
続いてはこちらも数年前にあじさいが咲いてるのを見つけていた、柴崎へ。
駅の近くでさりげなく咲いていたあじさいに、京王線の横顔を合わせてみました!
次の18:00新宿発・京王八王子行き京王ライナー3号を狙って、ここでもあじさいと京王ライナー!
夏場に入ると日が長くなって撮影的にはとても助かります。
そして、8706編成の陣馬ヘッドマークでもあじさいを撮ってみました!
柴崎は各停しか停まらない小さな駅ですが、住宅地の中に溶け込むようにある佇まいが魅力です。
やがて日没の時間を迎え、これでこの日の撮影も終了…と思っていたら、沈む夕陽に照らされて反対側の雲がオレンジ色に色づいて幻想的な色合いに…!
この空はもう撮っておきたい…と思わずにはいられなくなってしまい、柴崎からつつじヶ丘方に向かって、空が開ける築堤で最後にダメ押しで撮ってみました。
~燃えるような雲、夕暮れの京王線~
最後は京王8000系30周年ヘッドマークで!
この8000系30周年ヘッドマークは後日あらためて撮っていますが、最初に見たのはこのときが初めてでした。
昼間の暑かった気温が、日が沈むにつれてだんだん下がってきて、ちょっと涼しくなってきた空気とともに一日の終わりを迎える――そういう夏の夕暮れ以降の空気感、やっぱ好きなんですよね。
2022年6月19日 分倍河原~中河原~聖蹟桜ヶ丘、笹塚 京王8000系30周年記念ヘッドマーク
京王線で特急から各停まで活躍している8000系。
リフレッシング京王の経営改革施策のもと、1992年に新型車両として登場した8000系は、2022年でちょうどデビュー30周年を迎えました。
その京王8000系のデビュー30周年を記念して、トップナンバーの8701編成に京王8000系30周年記念ヘッドマークが掲出されたので、6月19日についに撮ってきました!
まずはヘッドマークを正面からはっきり撮るため、中河原~分倍河原のカーブで京王8000系30周年記念ヘッドマークを撮影!
車両に巻かれたピンクとブルーの帯が先頭車の側面で上下クロスする、8000系の実車の意匠を取り入れたデザインが秀逸です。
~MODEL 8000 30th ANNIVERSARY~
8000系30周年ヘッドマークを待っているときに、8706編成の陣馬ヘッドマークもきました!
これで陣馬ヘッドマークも晴れのカットでも回収できました。
先ほどの30周年ヘッドマークが京八から折り返して戻ってくる間に1駅移動。
いつもの聖蹟の多摩川にやってきました。
今度は上りの各停新宿行きで、多摩川を渡る8000系に30周年ヘッドマーク!
ここでは、グリーンのフルラッピングが施されている高尾山トレインの8713編成が多摩川を渡ってくるところも見られました!
多摩川の鉄橋は広々として周囲に遮るものがなく、ラッピングの絵柄がまるっと10両編成見渡せます。
この日の8701編成は各停での運行でしたが、それを利用して聖蹟で撮ったあと後続の特急で追いかけて先ほど撮った8701編成を追い抜き、同じ列車を笹塚でもう1回撮るという試みをしてみました。
8000系30周年ヘッドマークの新宿方!
京王八王子方とは若干異なるデザインになっていました。
笹塚でホームの反対側へ回ると、18:00新宿発の京王ライナー3号京王八王子行き!
そして上りの各停新宿行きで撮った8000系30周年ヘッドマークが、再度新宿で折り返して下りで戻ってきたところをまたまた撮影!
そんなかんじで、8000系30周年ヘッドマークを追いかけながらいろいろなところで何回も撮影できた日でした。
2022年6月19日 つつじヶ丘~柴崎 夕暮れの築堤
8000系30周年ヘッドマークを追いかけたあと、1日の最後はつつじヶ丘へ。
つつじヶ丘から柴崎にかけて、築堤や畑なんかも見える郊外の風景があります。
ここで夕暮れの築堤を走って行く8000系陣馬ヘッドマーク!
日が沈むと、日没の直後、西の空が夕陽に照らされてオレンジ~ピンク~紫にかけて幻想的な色に…!
夏のこの時間帯は、一瞬こんな印象的な空の色になる日がたまにあって、それがすごくいい…
思わずシャッターを切りたくなるような――鮮やかに染まる空、夏の夕暮れ。
2週にわたって日中から日没まで京王線を撮影していた終末でした。
(番外編) 2022年6月25日 橋本駅南口周辺の定期記録
私の生まれ育った街、橋本。
リニア中央新幹線の神奈川県駅が設置される計画に伴い、近年は南口でリニア駅建設に向けた工事が行われています。
自分が子どもの頃からずっと見て育ってきた橋本の街が、工事の進行に伴ってやがて近い将来大きく変わってゆくことになるため、「今の橋本の姿」を今のうちにしっかりと記録に残しておきたい――そう思って2020年から年1ぐらいのペースで橋本駅南口周辺の様子を写真に撮るようにし始めました。
3回目となる2022年分は、梅雨の中休みで朝から青空となった6月25日の朝に撮ってきました。
京王線がある南口を出たところの歩道橋から東向き。
京王線の高架と、南口のロータリーがあり、右側のバリケードの向こうの工事現場が駅建設予定地になります。
おそらくリニア開業後はこのあたりの駅前の風景は今とはまったく違ったものになることでしょう…
京王線の橋本駅の駅舎。
1990年の南大沢~橋本延伸開業時からの駅舎で、3階部分にホームがあり、下には店舗が入っています。
相模原市の都市計画を見る限りでは、現在の駅前の道路をこのあたりから南へ曲げて駅用地の真ん中を貫くように変わりそうな感じがあります。
もともと長らく橋本駅南口の駅前には相原高校がありましたが、橋本台にあった職業能力開発大学校が移転したことで能開大の跡地に相高が移転し、こうして捻出された相高跡地の広大な土地にリニア駅を作ることができるようになりました。
相高跡地の北西の角から見たところ。
前年までとの変化として、相高の西側を南北に走っている大山道旧道が、工事の進捗に合わせて若干カーブした迂回路に付け替えられていました。
国道16号下道の香福寺前から仲町、大山街道踏切、橋本こどもセンター前を通って16号に戻るこの道は、かつて大山道の街道だった歴史ある道だそうです。
敷地の東側にも回って、アリオ橋本とやすらぎの道立体のあるところから駅方向を向いて。
右側に横浜線・相模線の線路があって、京王線の高架がカーブしながら合流してきます。
この道はこれまで長年の間線路に沿って南口を通り、国道16号の橋本駅南入口へ通じていましたが、リニア後の都市計画ではこのあたりから鉄塔の方に道路を曲げていくみたいで、ゆくゆくはこのあたりも変わっていきそうです。
余談ですが、自分が子どものころはこの場所にたしか学校道踏切という踏切があって、横浜線・相模線と留置線 (現在の鎌倉車両センター橋本派出所) に出入りする線路を跨ぐ、大きな踏切があった記憶があります。
駅前に戻ってきて、橋本駅南口のロータリー。
リニア開業後は現在の橋本駅とリニア駅をつなぐ縦の軸を中心に新しい駅前空間ができそうなので、今まで長年見慣れたこの南口のロータリーも将来的には見られなくなってしまいそうです。
最後は京王線側からJR側へ行く南北自由通路の階段上から南を向いて。
目の前に広がる相原高校跡地の高大な敷地にリニア駅が建設され、これから大きく変わっていくことになります。
橋本の人間としては某県がなんかいろいろとやってるおかげでリニアができるのが遅れて一体いつできんだよ…というお気持ちではありますが、これから変わっていく地元橋本の街の今の姿を、だいたい定期的に記録していきたいと思っています。
(番外編) 2022年7月17日 京王プラザホテル多摩 閉館前の泊まり納め
続いてもまた列車以外の写真が続きますが、京王グループ関連でこちらも。
新宿を旗艦店に京王グループが運営する京王プラザホテル。
その中で多摩センターにあった京王プラザホテル多摩が、残念ながら2023年1月15日をもって営業終了となってしまいました。
パルテノン大通りの一角で長年多摩センターのランドマークのひとつとして親しまれてきた京プラ多摩。
橋本や仙川に住んでいると多摩センターで宿泊するということがなく、なにげに一度も泊まったことがなかったので、閉館になってしまう前に1回ぐらい泊まっておきたい…と思って、7月17日に京王プラザホテル多摩に1泊してきました!
そしてチェックイン前に一通り建物のまわりを1周して、京王プラザホテル多摩を閉館前に記録!
京王多摩センター・小田急多摩センターの駅からパルテノン多摩までまっすぐ一直線の歩行者専用のパルテノン大通り。
駅を出てすぐ右に大きく見えていた建物が京王プラザホテル多摩でした。
周囲は乞田川から多摩中央公園までなだらかに登る坂道の地形となっており、多摩丘陵の丘が広がる多摩ニュータウンの景色の一部でした。
南東のニューシティ多摩センタービルの手前あたりより、奥には多摩センターの駅を望む丘の上から京プラ多摩のある風景!
すごくちっさいですが、いちおう京王多摩センターに停まる京王線の電車と絡めてみました。
チェックインして、館内の姿も少し記録してきました。
京王プラザホテル多摩の開放的な吹き抜けからロビーラウンジ!
こちらが今回泊まらせていただいた京王プラザホテル多摩での客室!
このときは7月中旬ということで、ちょうど夏コミ新刊の制作がかなり進捗がまずくて非常に追い込まれていた時期でして…京プラ多摩で1人原稿合宿を行っていました。
深夜になってからはまた館内の様子を記録。
このあともホテル外観の風景については、12月にイルミネーションと一緒に撮ったり、1月に営業終了直前の最後の見納めに行ったりしていました。
ほんとただ泊まって原稿をやっていただけですが、最後に一度こうして泊まることができて思い出になりました。
ロビーラウンジには営業終了にあたり32年の感謝を込めて大きなハート形が。
京王プラザホテル多摩、32年間本当にありがとうございました…!
2022年7月25日 国領~柴崎 調布3・4・7号喜多見国領線開通に伴う柴崎4号踏切の見納め
国道20号甲州街道の旧甲州街道入口から京王線をアンダーパスして品川通りの大町橋まで至る、都市計画道路調布3・4・7号喜多見国領線。
京王線の調布周辺が地下化した2012年にはすでに工事中となっていて、かれこれ10年以上ずっと建設中だった新しい道路が、2022年8月4日、ついに供用開始されました。
ちょうどこの道路が京王線をアンダーパスする場所には柴崎4号踏切があって、京王線の地下化区間からギリギリ逃れて10年間生き残っていましたが、アンダーパスができたことによってついにその役割を終えて同日2022年8月4日午前11時ごろ、ついに廃止となってしまいました。
そこで道路の開通と踏切の廃止を前に、7月25日に柴崎4号踏切に見納めに行ってきました!
まずは国道20号甲州街道から、旧甲州街道入口の交差点。
国道20号はところどころで甲州街道から分岐して新設したバイパスとなっている部分があり、この交差点は旧道と新道の分かれ道になっている交差点です。
この旧甲州街道入口交差点に新たに接続道路が1本増え、この場所から調布3・4・7号線が分岐します。
開通直前の新しい道路を見てきました!
同じく旧甲州街道入口交差点を新道側の歩道から。
開通前の道路はバリケードでふさがれていて、新しい信号機にもまだカバーがかかっていました。
自分の住んでいるところの比較的近くで、新しい道路が開通する機会というのはなかなか頻繁にあることではないので、今回そういったときに初めて来てみました。
新しく開通した調布3・4・7号線の開通直前の姿!
アンダーパスの手前にバリケードで囲って道路を渡れる通路ができており、そこから撮ってみました。
車1台も誰も通っていない道を堂々と撮れるのは開通前だけですね。
ここから地下に潜って京王線をくぐっていきます。
振り返って、開通直前の調布3・4・7号線から旧甲州街道入口交差点!
新しい信号機にまだカバーが掛かっていたり、横断歩道手前でバリケードでふさがれていたりと、開通前の道路から撮った様子らしさが伝わるでしょうか…
そしていよいよ廃止前の柴崎4号踏切の見納めへ!
柴崎4号踏切は、国領の地下トンネルの坑口と野川の鉄橋の間にあって、この踏切を越えたところから地下へ潜り始めるので、2012年の調布地下化で付近の踏切がすべてなくなったときにも、この踏切はギリギリ廃止を逃れて生き残っていました。
車両は北側から南向きの一方通行ですが、なんとか車が1台通れるぐらいの小さなこぢんまりとした踏切でした。
今はもうなくなってしまった柴崎4号踏切、廃止前に京王線の電車といっしょに記録しました!
京王線の踏切には、踏切前の線路間などの線路際に踏切の名称が記された小さな標柱が立っています。
これで消えてしまう柴崎4号踏切の名前も最後に記録しました。
調布市内の住宅地の中にある細い路地裏の先に、ひっそりと佇んでいた小さな踏切。
2022年8月4日に人知れず静かにその役目を終えました。
~さようなら、路地裏の小さな踏切~
2022年7月31日 聖蹟桜ヶ丘~中河原 真夏の空と多摩川の流れと京王線
近年の例に漏れずこの年もまた猛暑が続いていましたが、真夏のまっただ中の7月31日、青空に強い夏の日差しが明るくいい天気だったので、朝から夏の京王線を撮っていました。
真夏の京王線風景を求めて、いつもの聖蹟の多摩川へ。
8000系8702編成に掲出されていた、高尾ヘッドマーク 夏ver.を撮影しました!
前年2021年から季節ごとに異なるデザインの高尾ヘッドマークが登場していて、夏は2年目なのですが、まさか同じ夏ver.でもさらに前年とデザインを変えてくるとは…!
~夏の高尾ヘッドマーク 清涼ver.~
朝からとても天気がよく、真夏の強い日差しの中で他の形式も!
7000系と9000系。
5000系は上り京王ライナーの高幡への返却回送。
聖蹟の多摩川は季節を問わず1年中よく撮りに来ている、最も好きな京王線撮影地。
普段は先ほどのように土手の上から撮ることが多いですが、今度は川の水際まで降りてみました。
青空に堰を流れる水しぶき、真夏の多摩川の鉄橋を渡る京王線!
水辺から豊かな水の流れで猛暑に涼しさを添えて撮ってみました!
~真夏の京王線から、多摩川の納涼を~
5000系は、10:00新宿発のMt.TAKAO3号高尾山口行き!
さらに多摩川の河川敷を、生い茂る夏草をかき分けながら進み、川の水に浸かりそうなくらい水際ギリギリから水面と空を大きく写して、多摩川の豊かな水の流れと真夏の空を横切る京王線を撮ってみました。
足下には日差しに水面がきらきら輝き、遠く空の向こうには大きく入道雲が立ち上って、最高に夏らしい京王沿線の風景!
これはもうこの1年の撮影の中でも、最高に夏!…っていう感じの京王線が撮れました!
~白波に、あの夏空を越えてゆけ~
5000系は、上り京王ライナーの折り返し返却回送。
多摩川と夏空と5000系!
最後はまた鉄橋の近くに戻って、夏ならではの入道雲が絵に描いたような空だったので、鉄橋と空だけで切り取ってみました。
天気のいい青空に、暑く強い日差し、その向こうには白く大きな入道雲――
これぞまさに夏!って感じの空で、京王線を撮ってみました!
~雲のむこう、夏へ向かって~
そして5000系は、2022年から増発された3本目のMt.TAKAO号、11:00新宿発のMt.TAKAO5号高尾山口行き!
また、明大前~下高井戸で夏の高尾ヘッドマーク 納涼ver.の新宿側も撮影してきました!
高架化工事に伴う側道の付け替えで、この区間で今までよく撮っていた場所が撮れなくなってしまったので、もうちょっと明大前寄りで撮ることにしました。
(ここも時間の問題ですかね…)
近年はどの年も夏がとにかく猛暑で、撮影するにもクッソ暑すぎてもうしんどすぎてキツいですね…
真夏の昼間に影のない河川敷でずっといるのは危険すぎると思って、朝から撮ることにしたのですが、午前中でもすでにもう暑かったです…
ですが真夏の風景はやっぱりいい景色でした。
2022年9月11日 聖蹟桜ヶ丘~中河原、分倍河原~府中、京王多摩川、京王永山 京王8000系30周年記念ヘッドマーク
夏は夏コミの制作が結局進捗がギリギリでとても死んでたり、夏コミの終わったあとは今度は仕事でしばらく忙しくしてたのもあって、京王線の撮影は丸々1ヶ月撮りに行っていませんでした。
少し空いて久しぶりに京王線を撮ったのは9月11日。
8000系のデビュー30周年記念ヘッドマークをもう一度ぐらい撮っておこうと思って、前回6月とは異なる場所で、沿線の複数の場所で撮ってきました。
最初は毎度おなじみ聖蹟の多摩川。
まずはラッキーセブンの7777!
サンリオラッピングの9731編成!
9000系10両なので都営直通に入ることも多い中、この日は各停で多摩川を渡ってきました。
そして多摩川の鉄橋を渡る、京王8000系30周年記念ヘッドマーク!
特急高尾山口行きで下っていた8000系30周年ヘッドマークが、折り返し上りで戻ってくるのを狙うため、続いては分倍河原へ移動して待ち構えました。
分倍河原のカーブで待っていると…15:15高尾山口発のMt.TAKAO2号新宿行きで5000系!
今度は先ほど撮っていたサンリオラッピングの9731編成!
折り返し上りの各停新宿行きで戻ってきたので、今度はアウトカーブでも撮れました。
そして折り返し特急新宿行きで京王8000系30周年記念ヘッドマークの新宿側を正面から!
6月には新宿側はアウトカーブで正面からは撮っていなかったので、ここで回収しました。
また、季節ごとにいろいろなバリエーションが登場するようになった高尾ヘッドマークは、今度は高尾山ビアマウントver.が登場しました!
今回ここでちょうど高尾ヘッドマーク 高尾山ビアマウント ver.にも出会いました!
高尾ヘッドマークには安定の8713編成。
さらにこの日はこれまでの京王線系統から夕方に相模原線系統にも入る運用だったので、今度は相模原線でもヘッドマークを…ということで、分倍河原の次は京王多摩川にも行ってきました。
京王多摩川で調布のビル群を背にして走る京王線を撮影!
まずは都営新宿線から直通してきた区間急行の9000系。
すっかり夕方の下り京王ライナーが走る時間帯に入り、16:20新宿発の京王ライナー31号橋本行き!
そして特急橋本行きで相模原線を走る京王8000系30周年記念ヘッドマークを撮影!
ラストは橋本から折り返して上りで戻ってくるところを最後に1本狙って、京王永山に移動しました。
ヘッドマークに先立って、先ほどの京王ライナー31号が橋本から折り返し回送で戻ってきました!
この日は昼間は曇っていましたが、日没間際になると夕陽が差し込んできて、永山に向かってくる京王線の側面が夕陽に照らされてギラってきました!
9000系の快速本八幡行き。
そして夕陽に光る中、京王8000系30周年記念ヘッドマーク!
最後はもう光が限界ですが、8000系30周年記念ヘッドマークを追いかけて、沿線のいろいろなところで上り側も下り側も撮影できた1日になりました。
最後は永山で撮った当該の列車にそのまま乗車して、新宿に到着後に新宿の車止めでヘッドマークをアップで1枚!
このあとは前回の2022年まとめ記事で書いていた、小田急百貨店新宿店本館の移転前の記録をしてきました。
(番外編) 2022年9月17日 笹塚~仙川間連続立体交差事業で高架化される駅の定期記録
京王線の笹塚から仙川の間を高架化するという、京王線笹塚~仙川駅間連続立体交差事業。
2016年から年1ペースで高架化予定の区間の線路沿いを記録し続けてきました。
しかし、高架化するということは、駅も高架駅に建て替えられるということでもあります。
それはつまり、沿線風景だけでなく駅自体も、現在の駅の姿は近い将来見納めになってしまう…
ということで、2022年からは、高架化予定の駅そのものについてもだいたい定期的に記録を取り始めることにしました。
まずは代田橋からスタート!
駅のすぐとなりに栄光会南口駅前通り商店街があります。
下り方面に1駅ずつ進んで、井の頭線との乗換駅の明大前!
京王線井の頭線それぞれ対向式ホーム2面2線ずつの駅ですが、高架化後は京王線は2面4線の待避可能な駅になるそうです。
カーブの途中にある下高井戸!
下りホーム仮設化に向けて、ホームの一部に工事の仮囲いが設置されています。
2面4線の桜上水!
初期の頃から車両工場と検車区があった名残で、若葉台検車区桜上水出張所として留置線ありますが、これらの多くの線路がどんな形で高架になるのか (もしくは一部撤去なのか) 気になるところです。
連続立体交差事業は純粋にそのままの設備機能で高架や地下になる分しか費用分担が行われず、高架化のついでに線路を増やすとその分は全額鉄道会社負担になってしまうとかっていうのをどこかで見たことがあるので、明大前と千歳烏山の線路を増やす分、桜上水の留置線と八幡山の引き上げ線を同数廃止してトータルでは線路の本数が変わらないようにすることで京王負担分を増やさないようにするのではないかという予想を個人的にはしています。
住宅街に溶け込む小さな駅の上北沢!
相対式ホームが多い京王線では数少ない島式1面2線の駅です。
高架駅では橋本・高尾・高尾山口、地下駅では新線新宿・京王八王子、終点なら府中競馬正門前・多摩動物公園がありますが、地上にある途中駅では上北沢が唯一の島式1面2線です。
環八通りを高架で跨ぐ八幡山!
八幡山だけはすでに高架になっていますので、ここは引き続き使用できますが、変化としては事業着工に伴って芦花公園側にあった高架の引き上げ線が廃止されました。
地上に降りてきてカーブの途中にある芦花公園!
下高井戸同様こちらもホーム一部に仮囲いが設置され、架線ビームの支持が一部変わっているものがあります。
そして最後に千歳烏山!
千歳烏山も明大前と同じく高架化で2面4線になる予定の駅ですが、ここは昔2面4線だった時代があったそうです。
高架化によって時を経て2面4線に返り咲くというのはなかなか熱い展開です。
で、この千歳烏山のホームで見かけたこの架線柱。
よく見てみると……
架線柱に1928.10
と書かれた札があります。
京王線の架線柱には設置年月が書かれた札が付いているのですが、これっておそらく「1928年10月」…!!!???
1928年というのは戦前の昭和3年ですから、なんと95年前に建てられた現役の架線柱…!!???
1世紀近くにもおよぶ長い長い年月、ずっとここで京王線の往来を見守り続けてきたこの架線柱。
おそらく高架化する頃にはついに役目を終えることでしょう。
人の一生にも匹敵する長きにわたって、雨の日も風の日も雪の日も毎日この場所に立ち続け、この鉄柱は、一体どれだけたくさんの人のドラマを見届けてきたことだろうか……
駅に大きく変わり初めてから撮るのでは遅すぎるので、まだ大きな変化が出始める前の今回から、記録を始めてみました。
調布地下化の定期記録が10周年で同人誌にまとめたことにより一段落ついたので、今度はこちらを記録している場所に追加して、だいたい定期的に写真に残していこうと思います。
2023年10月2日 稲城、京王稲田堤、京王永山、中河原~分倍河原 高尾線開業55周年記念ヘッドマーク
2022年10月1日、京王高尾線が開業から55周年を迎えました。
高尾線は旧御陵線の一部を復活、さらに新規開業部分も含めて、1967年10月1日に北野~高尾山口が開業しました。
2022年の秋は、高尾線の開業55周年を記念して、高尾山トレインの8713編成に高尾線開業55周年記念ヘッドマークが掲出されました!
ということで、開業の日の翌日10月2日にさっそく撮りに行ってきました!
朝、まずは相模原線からの上り特急新宿行きを狙って、稲城で高尾線開業55周年記念ヘッドマークを撮影!
そのあと新宿から折り返して下ってくるのを、場所を移動してまた狙ってみました。
ということで次は京王稲田堤へ。
サンリオラッピングの9731編成!
10両編成の各車両ごとにサンリオキャラクターが描かれています。
ラッキーセブンのクハ7777号車!
7727編成の1号車の車番が7777になっていて、見かけるたびにラッキーな気分になります。
そして、京王稲田堤で高尾線開業55周年記念ヘッドマークを撮影!
引きつけると10両編成でも最後尾まで入れながらアウトカーブで先頭車は正面で撮れるのが重宝しています。
この日は秋晴れのとても天気がいい日で、優勝日和でした!
撮ったこの特急橋本行きにそのまま乗って、京王永山で降りました。
京王永山で発車していく8713編成の後ろ姿を!
後ろ姿をフレームアウトしながら切り取るのもなかなかいいです。
この日は1日乗車券を買っていたので当該編成を追いかけながら行ったり来たり。
永山で降りたら今度は上りホームに行って、当該が橋本から折り返して上ってくるのを待ち構えます。
待っている間に、快速本八幡行きで9000系!
先ほどの7000系ラッキーセブン編成が今度は特急新宿行きで折り返してきました。
そして3本目は京王永山で高尾線開業55周年記念ヘッドマークを撮影!
ここまでは相模原線内で撮ってきましたが、そのあと本線系統に入る運用になっていたので、最後の4本目は京王線内でも撮りに行ってみました。
ということで、ヘッドマークを撮るときによく行っているところですが、中河原へ。
当該を待っている間に、京王線のそれぞれの車両を撮っていました。
9000系0番台の特急京王八王子行き!
9000系の0番台は8両編成ですが、新宿方に7000系2両を増結すると10両編成になります。
1992年のデビューから2022年で30周年を迎えた8000系!
もう30年経ったとは
思えないくらいの、いい車です。
7000系の幕車の特急高尾山口!
5000系増備の話が出るたびに、次はどの7000系が落ちてしまうのかとヒヤヒヤしてしまいますが、自分と同じ80年代世代、まだまだ応援したくなります。
待っている間に、逆光側ですが高尾山ビアマウントの高尾ヘッドマークが来ました!
8707編成に掲出されていました。
そして中河原のカーブで高尾線開業55周年記念ヘッドマークを撮影!
4本目は各停高尾山口行きで。
この日は高尾線55周年HMを追いかけて京王線のいろいろなところで場所を変えながら撮影してきましたが、今回はどの場所もヘッドマークを正面から捉えられる、アウトカーブの撮影地を4つセレクトしてみました。
秋の気持ちのいい青空で、とても優勝日和な1日でした。
2022年10月30日 聖蹟桜ヶ丘~中河原、若葉台~稲城 ススキの揺れる秋の京王線
10月頭の高尾ヘッドマークのあとは、仕事で忙しくしていた終末が2週続いて、その翌週は鉄道開業150年 JR東日本パスを使って東日本の新幹線にひたすら乗る旅に行っていました。
京王線を撮ったのは10月最後の10月30日。
1年中よく行っている、いつもの聖蹟の多摩川にやってきました。
秋らしい天気のいい休日、秋の京王線を撮影してきました!
いつもの多摩川の鉄橋には、河川敷にススキが茂って秋らしい景色になっていました!
~ススキの揺れる秋の多摩川~
聖蹟の多摩川の鉄橋は、広々と視界が開けて編成全体がよく見通せます。
7000系の中でも、4両と6両を連結した 10両編成!
京王線は今後の安全対策の取り組みの1つに非貫通車両の解消を挙げており、将来的には先頭車同士が連結した姿は見られなくなってしまうと思われます。
京王線の今までの日常の姿が日常的に見られるうちに、しっかりと記録しておきたいものです。
それからもう1ヶ所、今度は聖蹟から若葉台に行ってきました。
若葉台から坂を登って多摩ニュータウンへと向かう相模原線を撮影!
ここちも築堤にススキが生えていて、秋の夕方の日差しに輝いていました!
~若葉台から、秋の多摩丘陵へ~
余談ですが、聖蹟桜ヶ丘から若葉台への移動には、聖蹟から永山までバスで行って永山から電車に乗りました。
そのときに聖蹟桜ヶ丘のバスターミナルで、5000系ラッピングの京王バスを見られました!
そして2021年10月頃から設置されてきた、京王5000系京王ライナーラッピングの自販機も見かけました!
2022年10月30日 京王よみうりランド 駅のイルミネーションと京王線
多摩川と若葉台で秋の京王線を撮ったあとは、1日の最後は京王よみうりランドへ。
よみうりランドでのジュエルミネーションに合わせて京王よみうりランド駅のホームでイルミネーションが2022年シーズンも行われたので、毎年恒例のイルミネーションと京王線を撮ってきました!
夕方のちょうど日没直前の時間に合わせて駅に行って、駅を見下ろす坂道の上へ。
やがて西の山の端に日が沈むと、空が夕焼けのオレンジから淡い紫を経て宵闇のブルーへと、幻想的なグラデーションで魅せてくれました!
~幻想的な夕暮れ空とイルミネーション~
刻一刻と空の色が変わっていき、やがて夜が訪れます。
わずか30分ほどの短い時間ですが、日没前後のこの時間帯に見られる空の色の変化がとても好きです。
そして、暗くなってからは、駅のイルミネーションを流しながら京王線を撮影しました!
キラキラに光り輝く「イルミネーション×京王線」!
~輝く光の中を駆け抜ける京王線~
サンリオラッピングの9731編成が来たので、「イルミネーションとキティちゃん」なんてのも撮れました!
秋らしい気持ちのいい天気で、昼間から夜までいろいろ収穫のあった1日でした。
2022年11月19日 若葉台~京王永山~京王多摩センター、南大沢~多摩境 紅葉の多摩ニュータウンを走る京王線
11月に入るとだんだん京王沿線も秋の紅葉シーズンへ。
いつも紅葉の京王線は高尾山口に行っていまして、まあ2022年も行っているのですが、たまには高尾山口以外の紅葉と京王線も撮ってみようと思って、2022年は相模原線で秋の多摩ニュータウンの風景を撮りに行ってみました!
朝から澄んだ青空の広がる11月19日、この日は仕事が午後の入りだったので早朝からお昼前までで撮影をしてきました。
まずは早朝に永山に向かって、ゴールデンウィークの京王沿線徒歩の旅のときに行っていた電車見橋へ。
多摩丘陵の丘や山々の織り成すダイナミックな地形に、紅葉に色づく木々が色とりどりになって、いい空気にいい景色でした!
~色とりどりの山々を背負って、京王線の秋、多摩丘陵の秋~
そしてあらかじめ時刻表を見て狙っていたこの瞬間……
紅葉の多摩ニュータウンの中を、小田急線と京王線がちょうど並走してくる瞬間がみれました!!
続いては永山駅を通り過ぎて、豊ヶ丘北公園へ。
地形の起伏を生かしたダイナミックな土地利用が特徴的な多摩ニュータウン。
豊ヶ丘北公園では木々の向こうに一瞬京王線が顔を覗かせ、自然に包まれる京王線が見られました!
~緑に包まれて、木々の合間から京王線~
豊ヶ丘北公園でも、公園の木々が紅葉していました。
ここは丘陵地の地形がそのまま公園になっていて、紅葉の木々の合間から一瞬京王線が顔を覗かせていました!
公園の紅葉に、京王線を添えて撮影!
~自然豊かな多摩丘陵から覗く、京王線の秋~
紅葉の隙間に一瞬チラ見せする5000系は、9:05橋本発の京王ライナー34号新宿行き!
京王相模原線の走る多摩ニュータウンには、多摩丘陵の地形を生かした緑の多い公園がいろいろあります。
この時期の多摩ニュータウンは、木々の紅葉が進んで秋らしいとてもいい季節です!
豊ヶ丘北公園から多摩センターまで歩いている途中で、裏道にひっそりと階段があって、住宅地の路地裏に一瞬京王線が顔を出すところがあります。
坂や丘の多い多摩ニュータウン。
階段の路地の向こうには、京王線が街に溶け込んでいました!
遠くにも丘の上に宅地が並ぶニュータウンの景色です。
~階段を降りると、住宅地の中に京王線~
この区間では小田急線も京王線と並んで走っているので、小田急線でも1枚。
多摩ニュータウンの住宅地の中に小田急線!
5000系は10:05橋本発の京王ライナー36号新宿行き!
最後は南大沢へ。
木々に囲まれた遊歩道をしばらく歩いていくと、堀割の線路を大きく跨ぐ見晴歩道橋に出ました。
南大沢の街で、紅葉が進む街路樹と、秋の京王線の風景を撮ってみました!
~京王線と木々の色づく南大沢の秋~
向かい側の丘の上には、まるでヨーロッパを思わせる色合いの、統一された色彩の集合住宅が並んでいます。
この一角がURのベルコリーヌ南大沢です。
多摩ニュータウンでは比較的後期に街が開かれた南大沢。
計画的に設計された街路、豊かな自然、デザインの整った住宅群…と魅力あふれる街です!
毎年京王線の紅葉は高尾山口に行っていたので、この年はこうして相模原線の秋の風景が発掘できました。
2022年11月27日 めじろ台~山田、高尾山口~高尾 高尾山口の紅葉と秋の高尾線
前の週には相模原線で多摩ニュータウンの秋を撮っていましたが、今度は毎年恒例の高尾山口に紅葉と京王線を撮りに行ってきました!
ますは、高尾山口に行く途中にめじろ台で途中下車。
秋の色に色づく八王子市内の街並みと、築堤をゆく京王線を見下ろしてみました!
~京王線の秋、高尾線の秋~
土休日に新宿~高尾山口で運行される座席指定列車のMt.TAKAO号。
秋の高尾線内で高尾山口へ向かうMt.TAKAO5号を撮ってみました!
めじろ台で撮ったあとはいよいよ高尾山口へ。
1年中自然にあふれる高尾山は、11月は紅葉シーズンとなり終末はとても賑わいます。
高尾山の玄関口となる高尾山口駅は2015年にリニューアルが行われ、高尾山のスギ並木にちなんだ木を使ったデザインが多く見られます。
高尾山口はホームにある駅名標もご当地駅名標なところがまたポイント。
レイアウトは京王標準ながら、木目調の地色に、フォントも京王標準の新ゴではなく明朝体のきざはし金陵になっているなど、ここだけのデザインになっています。
駅を出ると、高尾山口やケーブルカーの駅周辺は紅葉が見頃に!
京王線を撮りに行く前に、まずは高尾山口の紅葉を撮っていました!
高尾山へは高尾登山電鉄がケーブルカーとリフトを運行していて、高尾山口から1号路の中腹まで登れます。
山麓にあるケーブルカーの清滝駅も紅葉が見られました!
紅葉×高尾山ケーブルカー!
そしていよいよ紅葉の京王線撮影へ!
高尾山口の周辺には定番どころからそれ以外まで、紅葉といっしょに京王線が撮れる撮影地がいくつかあるので、それらを移動しながら2022年もいろいろ撮ってきました。
~高尾山口で、紅葉×京王線~
澄み渡る秋の青空を入れて、紅葉の山裾に沿って築堤をゆく京王線!
紅葉の木の下に入って内側からあおりで1枚。
紅葉のフレームで京王線!
カーブ内側の斜面に立って、紅葉の木立の影から京王線!
木々の隙間から一瞬顔を覗かせる瞬間を狙って、紅葉に一瞬京王線を添えて!
そして毎度おなじみ定番の場所にたどり着きました。
一面紅葉の景色の中をゆく京王線!
この場所に時間を合わせて狙っていたのが、高尾山口発のMt.TAKAO号!
土休日に高尾山口発着で運行されるMt.TAKAO号の、夕方の上りを、安定のこの景色で押さえました。
11月の山あいは日が沈むのが早く、16時台でもう山の陰に入ってしまうので、狙ったのは15:15高尾山口発のMt.TAKAO2号です。
これぞまさに京王線の紅葉!
~紅葉の高尾山口をゆくMt.TAKAO号~
最後は駅の手前にある国道20号を渡る鉄橋を見ると、後ろの山が紅葉背景に。
紅葉を背に鉄橋を渡ると、列車は終着駅へ!
紅葉の鉄橋を渡るMt.TAKAO4号の送り込み回送を撮って、2022年の紅葉撮影を締めました!
そんなかんじで2022年の紅葉シーズンは幸いにもタイミングが合って、いろいろな紅葉と京王線が撮れました。
ところでいつも行ってる国道20号の上椚田橋の撮影地、なんだか年々線路脇の木の枝が伸びてきてて、年が経つごとに年々撮りづらくなってきているのが気になるところです。
(番外編) 2022年12月11日 笹塚~仙川間連続立体交差事業で高架化予定区間の定期記録
年の瀬も近づく12月、京王線同人カレンダーの制作をしながらも、仕事も年末でいろいろ忙しく大変な時期になっていました。
そんな中、毎年年1でやっていた笹塚~仙川間連続立体交差事業で高架化される区間の定期記録を、この2022年はまだ実行できていないことに気付き…
このままではこの記録をやらずに2022年を終えてしまって、2016年から毎年やってた記録に穴を開けてしまう……
ということで、12月11日にギリギリで2022年分の記録をやってきました。
例年通り、自転車に乗りながら仙川から京王線の線路沿いを走って、毎年だいたい同じくらいの場所から同じような感じの写真を撮っていきます。
まずは線路南側で工事が始まっている仙川~千歳烏山!
千歳烏山を出発する7000系の区間急行橋本行き!
千歳烏山では線路の南側で一部側道の付け替えが前年時点で始まっている部分もあり、駅前も南側はだいぶ建物が解体されている用地が多くなりました。
路地裏にこぢんまりと佇む、車も通れないとても小さな小さな踏切。
千歳烏山にある芦花公園4号踏切です。
おそらく京王線の踏切の中でも最も幅員の狭いレベルではないでしょうか。
手前にあった建物は2022年時点ですでになくなっており、個人的にひそかに好きだったこういう京王線の一面も、見納めの時が着実に近づいてきているのを感じます。
引き続き線路沿いを新宿方面へ向かって、こちらは八幡山の高架から上北沢の手前で地上に降りてくるところ。
八幡山だけは環八通りとの立体交差でもともと高架になっていますが、ここからまた新たに高架化する区間になります。
南側に並走する道路が高架化用地に支障となることから、南隣の松沢病院の土地を若干削って、この道路を道路1本分南側へ移設する工事が行われているようです。
地上に降りてきて、上北沢を通過する5000系のMt.TAKAO号!
上北沢は各停だけの小さな駅ですが、住宅地の中に溶け込むように島式ホームが1つだけある雰囲気と、側道のすぐ近くを京王線が走っていく近さで、生活の身近に京王線が存在しているようなところが魅力です。
上北沢と桜上水の間には、こんな車も通れないような激狭な側道なんかもあって、そこを手を伸ばせば届いてしまいそうな距離で特急がバンバン走って行きます。
こういう路地裏の風景がまた、高架化後は見られなくなってしまう、地上時代ならではの京王線の魅力です。
このあたりでも線路の南側の用地取得が年々かなり進んでいます。
桜上水4号踏切があるこの場所には、線路沿いに桜の木がありましたが、建物とともに用地取得が完了して更地になっていました。
そのため、ここでかつて見ることができていた桜と京王線の構図は、もう二度と見られなくなってしまいました。
2面4線で留置線や乗務区のある桜上水に到着。
桜上水は前回来たときに、1番線の南側の側道が一部南隣に付け替えられていましたが、2022年はもともと側道があった跡地に高架橋が建ち始めました。
例年ならこのあたりで区切って後半は別日にしていますが、今年は朝起きれて時間に余裕があったのでそのまま行くことにしました。
ホームのすぐ先を商店街の道が横切る、下高井戸5号踏切。
その隣の下高井戸には、駅前に商店街や下高井戸駅前市場があって、こんな日常生活の中に電車が溶け込んだような街になっています。
高架化が始まるとここも駅周辺の建物がどうなるか気になるところです。
商店街のアーケードの向こうに京王線!
下高井戸から明大前にかけても、線路の南側に沿って側道があります。
そんな中にある、線路沿いに車も通れない激狭な側道と、そこから路地が斜めに分岐する三角地のY字路!
この区間で見られるとても特徴的な路地裏の場所ですが、ここの角の鋭角な土地も用地取得から数年が経ち、バリケードに囲われていました。
2022年時点では、下高井戸~明大前の側道の一部が、家屋が立ち退いた跡の南隣に付け替えられていました。
ここの側道からは、下高井戸から明大前へ向かう上り列車が編成で見通せて、昔からよく撮りに来ていた撮影地でしたが、そんな撮影地がこれでひとつ、残念ながら失われてしまいました。
明大前を過ぎると、代田橋6号踏切で井の頭通りが交差します。
ここの踏切の脇では、さっそく高架橋の橋脚が建ち始めていました!
井の頭通りが京王線を渡ったあと、代田橋まで少しの間京王線と井の頭通りが並走する区間は、前回2021年の時点で井の頭通りが南側へ付け替えられていました。
今回2022年の段階では、もともと井の頭通りの車道があった部分に歩道ができていました。
まるで路面電車のように電車と車が並走していたこの場所も、年々様変わりしてきています。
そんなかんじで、2022年が終わるギリギリになってしまいましたが、今回は2日間に分けずに一気に1日で回収して、2022年分の記録となりました。
2022年12月24日 府中競馬正門前~東府中 5000系増備車5787編成デビュー
年末の12月24日、5000系に7編成目の増備車の5737編成が新製されて運行を開始しました!
一番列車は、イベント臨時列車「新造車両クリスマス初乗り体験会」として運行されました。
これをさっそく見に行ってこようということで競馬場線へ。
臨時列車「新造車両クリスマス初乗り体験会」で初めて乗客を乗せて走る5737編成を撮ってみました!
臨時列車「新造車両クリスマス初乗り体験会」は、若葉台からつつじヶ丘でスイッチバックして府中競馬場正門へ、さらに折り返し逆順で若葉台へ帰ってくるという経路で運行されました。
去り際の1枚も、新車はピッカピカで美しい…!
府中競馬正門前で停車中、9000系と並ぶ5737編成。
そしてもう1本、府中競馬正門前を折り返し出発して若葉台へ向かうところで、臨時列車の5737編成を撮影!
このあとさっそく一般の運用にも入ったそうです。
できたばかりの新車を、まさにそのデビュー当日に撮ることができたのがよかったです!
せっかく競馬場線に来たので、最後は競馬場線といえばこの構図な1枚!
鳥居の向こうに京王線!
2022年12月24日 長沼~平山城址公園 長沼公園から浅川と北野街道と並走する街並み
せっかくの天気のいい休日だったので、5787編成を撮ったあともさらに京王線を撮ってきました。
向かったのは長沼。
雑木林に包まれた小高い丘の上にある長沼公園に行ってきました。
急斜面を上っていくと北側の風景が見下ろせる小さな展望台に出ます。
見晴らしのいい長沼公園から京王線を撮影!
青空の広がる街に、北野街道や浅川といっしょに走る京王線を俯瞰で!
平山城址公園と長沼の間で北野街道のすぐ隣を京王線が並走しているところが見下ろせます。
この日で2022年の京王線撮影納めになりました。
(番外編) 2022年12月24日 イルミネーションと京王プラザホテル多摩
この日の最後は多摩センターへ。
冬は、駅からパルテノン多摩へ一直線に伸びる、パルテノン大通りの並木道にイルミネーションが施されています。
これが冬の多摩センターの風物詩になっています!
夕暮れの多摩センターで、パルテノン多摩の大階段の上から、イルミネーションの輝く多摩センターの街並み!
で、イルミネーションの多摩センターに行った目的は、翌月2023年1月で閉館となってしまう京王プラザホテル多摩を再び記録しておくことでした。
7月に泊まったときにひととおり写真は撮っていましたが、今度は多摩センターのイルミネーションといっしょに京プラ多摩を撮るという、多摩センターらしい風景を記録しました!
~イルミネーションと京プラ多摩~
この時点ですでに最終営業日まで1ヶ月を切っており、年の瀬とともにいよいよ閉館の時が間近に迫っていました。
2023年1月1日 京王多摩川~京王稲田堤 初日の出と京王線
忙しかった怒濤の年末を駆け抜けながら気付くと年が明けて1月1日、今年2023年も新年撮り初めは京王線から。
前回のとおり2022年の年末は12月30日から仕事で大阪に行っており、東京に帰ってくるともう年が明けて1月1日の早朝になっていました。
そこで家に着いた瞬間速攻で再びスクランブル、いつもの京王多摩川の河川敷で初日の出を迎えました。
雲ひとつない澄み渡った空に、夜の濃紺から地平付近が朱く色づいてきて、美しい空のグラデーションの中いよいよ…と高まってきたところでついに、2023年の初日の出が!
そして初日の出が登り始めるとき、そこにちょうど鉄橋を渡る京王線がさしかかったところで撮影!
2023年の初日の出と京王線を撮りました!
~迎春2023~
一年の計はKEIOにあり。
2023年もさっそく元日から京王線撮影の活動を始められました。
だんだんと日が昇ってきて、1年のはじまりの朝を輝かしく照らしていきます。
ひきつづき2023年の「初日の出と京王線」を撮影!
近年は窓ガラスにUVカットが入ったものが主流になっていますが、UVカットが入ってない窓ガラスは、車両のシルエットから窓越しに向こうの空の色がきれいに抜けて、個人的にはそっちの方が写りが好きです。
高尾線開業55周年ヘッドマークの8705編成!
京王線には今年2023年もたくさんお世話になりますということで、元日から2023年の撮り初めとなりました。
初詣は毎年恒例の地元橋本の神明神社へ。
12月31日から続く長い1日が終わって、1月1日の朝に家に帰って寝たあと、1月1日の夜から橋本に帰省していました。
2023年1月7日 聖蹟桜ヶ丘~中河原 冬晴れの多摩川を渡る京王線
例年のとおり正月の東京は天気のいい日が続きました。
三が日後最初の週末となった1月7日、よく晴れた冬空のもと、いつもの多摩川に京王線を撮りに行ってきました!
まずは7000系のトップナンバー7701編成!
年々5000系が増備される度に、嬉しい反面、次はどの7000が落ちてしまうのかと、ちょっと心配で複雑な気持ちにもなります。
真冬の青空を駆け抜ける、5000系のMt.TAKAO号!
この日は1日ほんと天気がとてもよくて、優勝日和でした!
高尾線開業55周年ヘッドマークを付けた8705編成!
このヘッドマークは最初は高尾山トレインの8713編成に掲出されていましたが、今度は8705編成に付け替えられていました。
これで付け替え後の8705編成でも撮影ができました。
そしてこちらがグリーンのフルラッピングをまとった高尾山トレインの8713編成!
なにかとヘッドマークの多い8713編成ですが、このときはヘッドマークのない状態で、側面には能美防災のラッピングが掲出されていました。
冬晴れの青空の下で、多摩川を渡る5000系のMt.TAKAO号!
今度は3本目の11:00新宿発のMt.TAKAO5号です。
きれいな青空の広がるいい景色でした!
先ほどの8713編成が高尾山口で折り返して戻ってくるところを、今度は関戸橋から。
遠くに山並みの見える風景の中、多摩川を渡っていく高尾山トレイン!
休日に何でもない線路端の撮影地で、日頃のこととか全部置いといて、ただただぼーっと列車を待っているときの、ゆったりと流れる時間とこの空気感、何物にも代えがたいものがあります。
この日はほんと、青空がとても優勝日和で、いい景色でした!
2023年1月7日 平山城址公園~長沼 冬晴れの京王線と5000系迎春ヘッドマーク (5731編成ver.)
1日中天気がよくて絶好の撮影日よりだったので、朝から聖蹟の多摩川で撮ったあと、午後からは八王子側にも行ってきました。
日野市から八王子市へ入るあたりで北野街道と並走する京王線。
線路沿いの道から昼下がりの京王線を撮影!
この日3回目の8713編成高尾山トレイン!
そしてこの日狙っていた本命がこちら、5731編成の迎春ヘッドマーク!
年明け1月の京王線では、迎春ヘッドマークが掲出されるのがお正月の恒例行事になっています。
2023年版の迎春ヘッドマークを、夕方のMt.TAKAO2号の送り込み回送でついに見れました!
最初は朝狙っていたんですが朝は運用入っていなかったので、それなら夕方からの運用入りに賭けて粘っていたらここで撮れました!
2023年1月7日 京王多摩川 夕日に染まる京王線と迎春ヘッドマーク
そしてこの日の最後は相模原線にも行ってきました。
1日中よく晴れ渡ったこの日の最後は、京王多摩川で撮影日和の1日を締めくくりました。
日が暮れるのが早い冬の日、夕陽を浴びて輝く9000系の特急橋本行き!
夕陽に照らされる都営10-300形の区間急行橋本行き!
いよいよ夕陽が沈みかけて限界光線になると、刻一刻と電車を照らす光の色が変わっていきます。
夕陽に染まる9000系!
そして最後は、2023年の迎春ヘッドマークの5731編成!
16:20新宿発の京王ライナー36号橋本行きで、迎春ヘッドマークをまた見れました!
2023年1月9日 聖蹟桜ヶ丘~中河原、高幡不動~南平 青空の多摩川と迎春ヘッドマーク (5737編成ver.)
1日仕事を挟んでまた1月9日の祝日、この日もまたきれいな青空の広がる冬の休日でした。
2023年の迎春ヘッドマークは、5000系ではトップナンバーの5731編成と、前月12月にデビューしたばかりの新車5737編成の2編成に掲出され、しかも2つの編成でそれぞれデザインも異なるという仕様だったので、今度はもう1編成の5737編成の迎春ヘッドマークも撮りたい…と思って、2日前に行ったばかりの多摩川にまたやってきました。
多摩川に雲ひとつないきれいな冬晴れの青空が広々と広がって、この日もまた最高に優勝日和でした!
そして、9:00新宿発のMt.TAKAO1号高尾山口行きで5737編成がやってきて、5731編成に続いて5737編成の迎春ヘッドマークも撮影できました!
青空に迎春ヘッドマークの新車5737編成!
この三連休は冬の東京らしくずっと天気がよくて、ほんとに気持ちのいいくらいの青空がきれいに広がる休日でした!
朝の下りMt.TAKAO号は、終点の高尾山口に到着後は折り返し回送で高幡不動まで戻っていくので、高幡不動の先まで行けば5737編成をもう一度撮れるのでは…と思い、聖蹟からちょっと乗って高幡不動へ。
高幡不動へ向かってカーブを曲がってくる上り列車を撮影しました!
そして先ほど聖蹟で撮ったMt.TAKAO1号が高尾山口で折り返して戻ってくるところを待ち構えて、折り返し回送でもう一度迎春ヘッドマーク!
こうして1月の連休で5731編成と5737編成に掲出された迎春ヘッドマークを1日ずつ両方撮影できました!
しかし、ヘッドマークを掲出する2編成が、トップナンバーの5731編成とデビューしたばかりの最新の5737編成というこのセレクトがまた熱かったです…
さらに、朝は上りの京王ライナーも走っています。
迎春ヘッドマークを撮った後はそのまま引き続き、上りの京王ライナー新宿行きもやってきました!
5736編成で10:20京王八王子発の京王ライナー6号。
場所を移して駅に戻る途中でもう1枚。
高幡不動にあるY字路踏切!
高幡不動3号踏切・4号踏切。
路地がY字路で二手に分かれたところを京王線が横切っていて、三角地とともに2つの踏切が超至近距離で隣接している、個人的にちょっと面白いなーと思っている踏切です。
しかも右側の道は行き止まりで線路向こうの民家にしか繋がっていない、プライベート踏切状態になっているのもなおさらです。
(番外編) 2023年1月9日 京王プラザホテル多摩 閉館前最後の見納め
2022年のうちから何回か写真を撮りにきていた、多摩センターの京王プラザホテル多摩。
ついに2023年1月15日をもって、32年間の営業に幕を下ろしました。
最終営業日の前週の週末となった1月9日、京王線を撮ったあとに多摩センターに行って、京プラ多摩を最後に記録してきました。
駅前からまっすぐ続くパルテノン大通りに面した3階の入口。
上の4階部分にはレストラン<樹林>がありました。
反対側にまわって、西側から見た京プラ多摩。
大栗川から多摩中央公園にかけての上り坂の途中に建っていました。
多摩センター駅を見下ろす丘の上から、京王プラザホテル多摩と京王多摩センターに停車中の京王線のツーショット!
すごくちっさいですが9000系がいるのが分かるでしょうか…こんな京王グループ同士の見納めのカットも撮ってみました。
西側にも入口があって、ココリア多摩センター側から坂の下を走る多摩センター南通りへ降りる階段の途中にある入口。
坂の下まで降りると、多摩センター南通りに車寄せと1階の入口。
多摩センター駅のバスターミナルの入口から、京プラ多摩の建物。
そしてここで、京王プラザホテル多摩と京王バス!
もう見納めになってしまう京王×京王のツーショットを撮影しました!
駅を出るとパルテノン大通りの一角に京プラ多摩があるこの多摩センターの風景も、これで見納めです。
ココリア多摩センター側の入口前には、営業終了にあたってのメッセージが掲出されていました。
この翌週2023年1月15日をもって、京王プラザホテル多摩は32年間の営業に幕を下ろしました。
多摩地域の京王プラザホテルは八王子に統合されています。
多摩センターのランドマークとして長年親しまれた京プラ多摩、32年間ありがとうございました。
京プラ多摩を最後に見納めしたあとは、せっかく天気がめちゃくちゃよかったので、ついでに近くの多摩中央公園にも行ってみました。
多摩センターの丘の上に、のびのびとした憩いの空間が広がる、多摩中央公園!
雲ひとつない快晴の青空に、多摩中央公園の水辺のリフレクションが気持ちいい!
多摩中央公園に隣接するパルテノン多摩からまっすぐ伸びるパルテノン大通りと、多摩センターの街並み!
この多摩センターの街の一角を京王プラザホテル多摩は32年の間担っていました。
長年ずっと当たり前にあったものがなくなるというのは、やっぱり少し寂しいものがありますね…
前年2022年から撮ってきた京プラ多摩の記録も、これで終了となりました。
2023年2月4日 京王れーるランド 塗装変更前に6000系新塗装ver.の記録
多摩動物公園駅に隣接する京王電鉄の鉄道ミュージアム「京王れーるランド」。
京王線開業100周年イヤーだった2013年10月10日のリニューアルオープンから、2023年で10年を迎えるというタイミングで、屋外展示場の車両整備に入るとのアナウンスがありました。
2023年2月13日から2023年3月10日の間で車両整備のため屋外展示場の車両が一時休止、翌日2023年3月11日に整備を終えた車両がお披露目されると、なんと6000系の帯の色が引退時のピンクとブルーの2色から、登場時の臙脂帯にリバイバルされていました!
展示車両の整備が行われる情報が出たときに、これってもしかしたら展示車両の何かが変わるのではないか…!? という予感を思っていた私は、2月4日に事前に京王れーるランドに行って、車両整備に入る前の展示車両の様子を記録してきました!
高幡不動から動物園線の各停多摩動物公園行きに乗り換えて、多摩動物公園駅へ。
ワンマン対応の7000系が運用されている動物園線ですが、この日は種別の表示がワンマンではなく各停に。
車掌乗務の7000系4両でした。
ということで、ワンマンではなく各停表示の動物園線を高幡不動と多摩動物公園それぞれの行き先で1枚ずつ。
多摩動物公園駅と京王れーるランドの入口!
れるラのリニューアルに合わせて、駅もれるラ仕様にリニューアルされています。
左の画面外には、京王あそびの森 HUGHUGも隣接しています。
京王れーるランドの館内に入って、屋外展示場に並ぶ往年の京王線・井の頭線の車両を撮影!
左奥から6000系、3000系、5000系、2010系!
では1両ずつ順番に見ていきます。
今回1番の目玉となったのは、6000系!
京王れーるランドのリニューアルオープン当初から、現行のコーポレートカラーである京王レッドと京王ブルーの2色の帯が入った、引退時の塗装でした。
これが今回2023年3月の車両整備で、旧塗装の臙脂帯に変わりました。
旧塗装に変更される前に、新塗装の6000系の姿を最後に記録できました!
この日、6000系の前面には2011年引退時のありがとう6000系ヘッドマークが掲出されていました。
後になって思えば、6000系新塗装がこれで見納めなので、ありがとう6000系のヘッドマークというセレクトだったのかと思うと、そういうところがほんと粋ですよ京王さん…
6000系のお隣は、井の頭線の3000系!
この3000系で見られた前面2枚窓の湘南顔・7色のカラーバリエーションという特徴は、現在の1000系にも受け継がれているところがとても評価できます。
井の頭線を引退後は地方私鉄で活躍している車が多いことでも知られ、自分はこれまでに上毛・アルピコ・北鉄・伊予鉄は乗りに行けました。
京王線に戻って、初代の5000系!
京王線が特急運転を開始した1960年代に登場した車両で、高速化と輸送力増強で京王線を首都東京の大手私鉄へとイメージアップさせた名車です。
現在の2代目5000系となる京王初の座席指定列車・京王ライナーのための新型車両に、京王線に特急が登場したときの5000系という名前を使ったというのは、“5000”が今も昔も京王線にとって新たな時代の幕開けとなるフラッグシップという大切な名前として扱われていることに他ならず、このネーミングは本当に神でした。
5000系のとなりには、通称グリーン車の2010系!
この2010系のほか京王線で同じようにグリーン1色に塗られたグリーン車のカラーリングを復刻したリバイバルラッピングが、高尾山トレインの8713編成であることは周知のとおりです。
一部の車両は車内も見学することができます。
こちらは5000系の車内の様子!
5000系の乗務員室と運転台!
京王線ではこの5000系、井の頭線では3000系がツーハンドルの最後の形式で、以降はT形ワンハンドルマスコンになっています。
非冷房時代にあった扇風機にも、旧社名の京王帝都電鉄の社章!
車内には、引退した車両に取り付けられていた部品や昔の列車運行図表など、貴重な展示品も見られます。
懐かしの品といえば、こちらも…
ドアの上にある以前の京王線の路線図!
2013年大規模ダイヤ改定以前、相模原線にまだ (2代目の) 特急や区間急行ができる前の、調布で特急と急行を乗り換えていたあの時代で、停車する種別の色をした角丸四角形で主要駅が囲われたデザインとともに、自分にとってはやっぱりこの路線図の時代はとてもなじみ深いです。
最後は6000系・3000系・5000系・2010系が一列に並ぶ横顔!
5000系の臙脂帯と、6000系のピンクとブルー、2つの時代の帯色が並ぶ京王れーるランドの記録でした。
臙脂帯になった6000系もまたそのうち見に行かないとな…とは思いますが、自分にとって記憶に残っている6000系の姿は現行コーポレートカラーの方でもあるので、塗装変更前にこの姿をしっかり記録しておけたことはよかったと思います。
ありがとう6000系――
2023年3月1日 分倍河原~府中、京王多摩川 京王ライナー運行開始5周年記念ヘッドマーク
ここまで2022年3月のダイヤ改正後を区切りに、2022年から2023年にかけての1年間で撮影してきた京王線をまとめてきましたが、今回のラストは3月1日。
2018年2月22日に座席指定列車・京王ライナーが運行開始してから、今年2023年でちょうど5周年を迎えました。
京王ライナーの5周年を記念して、同列車に使用されている5000系の2編成に、京王ライナー運行開始5周年記念ヘッドマークが掲出されました!
これを3月1日の朝に、ヘッドマークが掲出された2編成をそれぞれ撮ってきました!
まずは分倍河原へ行って1本目。
2022年12月に増備された最新編成、5737編成の京王ライナー運行開始5周年記念ヘッドマーク!
急行新宿行きでやってきたところを撮りました。
そしてこの日はもう1本も運用に入っていたので、分倍河原で撮ったあとすぐに移動して、京王多摩川で2本目。
5000系トップナンバー、5731編成の京王ライナー運行開始5周年記念ヘッドマーク!
こちらは8:50橋本発の京王ライナー38号でした。
2つの編成のヘッドマークはそれぞれ配色も異なるというこだわりよう。
そしてこれを取り付ける編成のセレクトが、トップナンバーの5731編成と、最新車両の5737編成というのがまたアツかったです!
2022年3月ダイヤ改正後から2023年3月ダイヤ改正前の1年間に撮った京王線の写真はこんなかんじでした!
2023年3月18日改正ダイヤ 京王ライナー時刻表
それでは最後に、今年もまた恒例になりました2023年3月18日改定ダイヤ版の京王ライナーの時刻表をまとめてみました!
2023年6月11日現在の【公式サイト】京王ライナーの時刻表情報を元に作成
終着駅と下りの途中駅は着時刻/他は発時刻
号数: △+数字…Mt.TAKAO号 数字のみ…京王ライナー
平日下り
号数 | 31 | 1 | 33 | 3 | 35 | 37 | 5 | 39 | 41 | 7 | 43 | 45 | 9 | 47 | 11 | 49 | 13 | 51 | 号数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
始発駅 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 始発駅 |
終着駅 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 終着駅 |
新宿 | 1640 | 1700 | 1740 | 1800 | 1820 | 1840 | 1900 | 1920 | 1940 | 2000 | 2020 | 2040 | 2100 | 2120 | 2200 | 2220 | 2300 | 2320 | 新宿 |
明大 | 1646 | 1706 | 1746 | 1806 | 1826 | 1846 | 1906 | 1926 | 1946 | 2006 | 2026 | 2046 | 2106 | 2126 | 2206 | 2226 | 2306 | 2326 | 明大 |
永山 | 1705 | || | 1807 | || | 1848 | 1908 | || | 1948 | 2008 | || | 2045 | 2105 | || | 2145 | || | 2245 | || | 2345 | 永山 |
多摩セン | 1708 | || | 1810 | || | 1850 | 1910 | || | 1951 | 2011 | || | 2047 | 2107 | || | 2147 | || | 2247 | || | 2348 | 多摩セン |
南大沢 | 1712 | || | 1814 | || | 1854 | 1914 | || | 1954 | 2014 | || | 2051 | 2111 | || | 2151 | || | 2251 | || | 2351 | 南大沢 |
橋本 | 1716 | || | 1819 | || | 1858 | 1919 | || | 1959 | 2019 | || | 2056 | 2116 | || | 2156 | || | 2256 | || | 2356 | 橋本 |
府中 | == | 1723 | == | 1824 | == | == | 1923 | == | == | 2023 | == | == | 2124 | == | 2223 | == | 2318 | == | 府中 |
分倍 | 1726 | 1827 | 1926 | 2025 | 2127 | 2225 | 2321 | 分倍 | |||||||||||
聖蹟 | 1729 | 1830 | 1929 | 2029 | 2130 | 2228 | 2324 | 聖蹟 | |||||||||||
高幡 | 1732 | 1834 | 1933 | 2032 | 2133 | 2232 | 2328 | 高幡 | |||||||||||
北野 | 1738 | 1839 | 1938 | 2038 | 2139 | 2238 | 2333 | 北野 | |||||||||||
京八 | 1741 | 1842 | 1941 | 2041 | 2142 | 2240 | 2336 | 京八 | |||||||||||
めじろ | == | == | == | == | == | == | == | めじろ | |||||||||||
高尾 | 高尾 | ||||||||||||||||||
山口 | 山口 | ||||||||||||||||||
増発 | 増発 | 増発 |
平日上り
号数 | 32 | 2 | 4 | 34 | 6 | 36 | 8 | 38 | 10 | 40 | 12 | 号数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
始発駅 | 橋本 | 京八 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 始発駅 |
終着駅 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 終着駅 |
山口 | 山口 | |||||||||||
高尾 | 高尾 | |||||||||||
めじろ | めじろ | |||||||||||
京八 | 0547 | 0604 | 0627 | 0748 | 0831 | 0907 | 京八 | |||||
北野 | 0551 | 0607 | 0630 | 0750 | 0833 | 0909 | 北野 | |||||
高幡 | 0557 | 0613 | 0636 | 0757 | 0840 | 0916 | 高幡 | |||||
聖蹟 | 0601 | 0617 | 0640 | 0801 | 0844 | 0920 | 聖蹟 | |||||
分倍 | 0604 | 0621 | 0644 | 0804 | 0847 | 0923 | 分倍 | |||||
府中 | 0607 | 0624 | 0647 | 0807 | 0850 | 0926 | 府中 | |||||
橋本 | 0545 | || | || | 0619 | || | 0710 | || | 0826 | || | 0850 | || | 橋本 |
南大沢 | 0549 | || | || | 0624 | || | 0714 | || | 0831 | || | 0854 | || | 南大沢 |
多摩セン | 0553 | || | || | 0628 | || | 0718 | || | 0835 | || | 0858 | || | 多摩セン |
永山 | 0556 | || | || | 0631 | || | 0721 | || | 0838 | || | 0901 | || | 永山 |
明大 | 0612 | 0622 | 0639 | 0652 | 0704 | 0751 | 0830 | 0900 | 0907 | 0922 | 0946 | 明大 |
新宿 | 0619 | 0629 | 0648 | 0701 | 0713 | 0800 | 0840 | 0909 | 0918 | 0929 | 0955 | 新宿 |
増発 | 増発 | 時刻変更 |
土休日下り
号数 | △1 | △3 | △5 | 31 | 1 | 33 | 3 | 35 | 5 | 37 | 7 | 39 | 9 | 41 | 11 | 43 | 13 | 45 | 47 | 号数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
始発駅 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 始発駅 |
終着駅 | 山口 | 山口 | 山口 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 橋本 | 終着駅 |
新宿 | 0900 | 1000 | 1100 | 1520 | 1600 | 1620 | 1700 | 1720 | 1800 | 1820 | 1900 | 1920 | 2000 | 2020 | 2100 | 2120 | 2200 | 2220 | 2300 | 新宿 |
明大 | 0906 | 1006 | 1106 | 1526 | 1606 | 1626 | 1706 | 1726 | 1806 | 1826 | 1906 | 1926 | 2006 | 2026 | 2106 | 2126 | 2206 | 2226 | 2306 | 明大 |
永山 | || | || | || | 1544 | || | 1644 | || | 1744 | || | 1844 | || | 1944 | || | 2044 | || | 2144 | || | 2243 | 2325 | 永山 |
多摩セン | || | || | || | 1546 | || | 1646 | || | 1746 | || | 1846 | || | 1946 | || | 2046 | || | 2146 | || | 2246 | 2328 | 多摩セン |
南大沢 | || | || | || | 1550 | || | 1650 | || | 1750 | || | 1850 | || | 1950 | || | 2050 | || | 2150 | || | 2250 | 2331 | 南大沢 |
橋本 | || | || | || | 1554 | || | 1654 | || | 1754 | || | 1854 | || | 1954 | || | 2054 | || | 2154 | || | 2254 | 2335 | 橋本 |
府中 | レ | レ | レ | == | 1622 | == | 1722 | == | 1821 | == | 1921 | == | 2021 | == | 2121 | == | 2220 | == | == | 府中 |
分倍 | レ | レ | レ | 1624 | 1724 | 1823 | 1923 | 2023 | 2123 | 2222 | 分倍 | |||||||||
聖蹟 | レ | レ | レ | 1627 | 1727 | 1826 | 1926 | 2026 | 2126 | 2225 | 聖蹟 | |||||||||
高幡 | レ | レ | レ | 1630 | 1730 | 1830 | 1930 | 2030 | 2130 | 2228 | 高幡 | |||||||||
北野 | レ | レ | レ | 1636 | 1736 | 1835 | 1935 | 2035 | 2135 | 2234 | 北野 | |||||||||
京八 | || | || | || | 1639 | 1739 | 1839 | 1938 | 2038 | 2138 | 2237 | 京八 | |||||||||
めじろ | レ | レ | レ | == | == | == | == | == | == | == | めじろ | |||||||||
高尾 | レ | レ | レ | 高尾 | ||||||||||||||||
山口 | 0943 | 1046 | 1145 | 山口 | ||||||||||||||||
増発 | 増発 |
土休日上り
号数 | 32 | 2 | 34 | 4 | 36 | 6 | △2 | △4 | △6 | △8 | 号数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
始発駅 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 橋本 | 京八 | 山口 | 山口 | 山口 | 山口 | 始発駅 |
終着駅 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 新宿 | 終着駅 |
山口 | 1415 | 1515 | 1615 | 1715 | 山口 | ||||||
高尾 | 1417 | 1517 | 1617 | 1717 | 高尾 | ||||||
めじろ | 1421 | 1521 | 1621 | 1721 | めじろ | ||||||
京八 | 0820 | 0920 | 1020 | || | || | || | || | 京八 | |||
北野 | 0823 | 0923 | 1023 | 1426 | 1526 | 1626 | 1726 | 北野 | |||
高幡 | 0830 | 0930 | 1030 | 1433 | 1532 | 1632 | 1732 | 高幡 | |||
聖蹟 | 0833 | 0933 | 1033 | 1436 | 1536 | 1636 | 1736 | 聖蹟 | |||
分倍 | 0837 | 0937 | 1037 | 1440 | 1539 | 1639 | 1739 | 分倍 | |||
府中 | 0840 | 0940 | 1040 | 1442 | 1541 | 1641 | 1741 | 府中 | |||
橋本 | 0805 | || | 0905 | || | 1005 | || | || | || | || | || | 橋本 |
南大沢 | 0809 | || | 0909 | || | 1009 | || | || | || | || | || | 南大沢 |
多摩セン | 0813 | || | 0913 | || | 1013 | || | || | || | || | || | 多摩セン |
永山 | 0815 | || | 0915 | || | 1015 | || | || | || | || | || | 永山 |
明大 | 0836 | 0857 | 0936 | 0957 | 1036 | 1057 | 1500 | 1557 | 1700 | 1800 | 明大 |
新宿 | 0845 | 0906 | 0944 | 1006 | 1043 | 1106 | 1509 | 1607 | 1709 | 1809 | 新宿 |
増発 | シーズンのみ運行 |
おしまい
ということで、今年も恒例の、前年からの1年間で撮ってきた京王線の撮影の活動報告をまとめてみました。
この1年もまた1年間でたくさん撮っていたので、また文量がめちゃくちゃ大量になってしまい、それに相変わらずの執筆の遅さからこの記事1本書き上げるのに結局3ヶ月も費やしてしまいました…
いつも毎年1年中ほとんど毎月のようにたくさん京王線を撮りに行けるのは、やっぱり京王線沿線に住んでるからこそのメリットだなと感じる一方で、こういう京王線ユーザーだからこその目線で今の京王線が走る日常の姿をまた撮り続けたいとも思っています。
京王線沿線に住んでいるからこそ京王線を1年中いつでも撮れるし、京王線を推しているからこそ京王線沿線に住み続けたい――
そんな今年の活動ですが、先日6月9日に当落が発表されまして、大変ありがたいことに夏コミのスペースをいただけました…!
そんなわけで、2023年8月に開催されるコミックマーケット102にて、弊サークル「橋本技術研究所」がサークル参加いたします!!
2022年8月のC100以来ちょうど丸1年ぶりに、今年もまたコミケに参加することができます…
いやもうほんっっっっっとに、すっっっっごいうれしい…!!
前回参加したC100は、2012年8月に調布が地下化してからちょうど10周年の8月だったので、地下化直前から10年間撮り続けていた地上駅跡地・線路跡地の移り変わりを、調布地下化10周年本として1冊にまとめましたが、今回はまたレギュラーシリーズの京王線写真集に戻ろうと思っています。
弊サークルのメインコンテンツである、1年を通じて撮影し続けてきた京王線の写真をまとめた「“KEIO”のある風景 ~京王線写真集~」の5作目を作りたいと思います。
毎回毎回もっと早くやればいいのに相変わらずの進捗が遅くて、いつもコミケ前は本当に自らの体力と気力の限界と闘いながら何とかギリギリ作品を生み出すことができていますが、今年もどうにか新刊を落とさずちゃんと当日を迎えられるようにがんばらないと…
いつもほんとにしんどい思いをしながらも、なんだかんだでまたあの場所に戻ってきてしまうのは、やっぱりサークルで参加するコミケがとっても楽しくて幸せな時間だからこそに他なりません。
弱小1人サークルながら、拙作を手にとってくださる方や同じ鉄道島の諸先輩方の支えのおかげで、こうして活動ができていることに、これ以上なく感謝しています。
今年もまたあの有明の戦地で、同じものを好きな者同士またみなさまに会えることを、楽しみにしています。
そのためには、無事なんとか新刊を完成できることをどうかお祈りください…
(近くなったらまたこのサイトに頒布物情報を載せたいと思います。)
(写真は以前の作品と、前回C100のときの様子です)
C100頒布「“KEIO”のある風景・臨時列車 京王線 調布駅 地下化から10年の記録」
C100頒布「橋本技術研究所 きっぷ封筒」
C99頒布「“KEIO”のある風景・4号車 ~京王線写真集~」
メロンブックス様にて書店委託中! & BOOTHにて通販取扱中!
そんなわけで、とってもめっちゃくちゃ長くなりましたが、今回はこれでおしまい!
最後に、今年2023年4月15日で、京王線は開業110周年を迎えました!
110年前の1913年4月15日に最初の区間である笹塚~調布が開業してから、今年2023年でちょうど110年になりました。
正直2013年の開業100周年からもう10年も経ってしまったというのが信じられないくらいですが……この10年間もまたたくさん京王線に乗ってたくさん京王線を撮って、京王線にはとてもお世話になりました。
橋本に生まれ橋本で育ってきた自分にとっては、やっぱり京王線は子どものころからずっとこれを見てこれに乗って育ってきた電車。
大人になってから思えば、子どものころに乗った京王線からは、東京の都会へ行ける電車という、ある種あこがれみたいなものを潜在的に感じていたように思い、それがやがて大人になって京王線推しの鉄道ファンになることに繋がる一因にもなっているんじゃないかと思います。
他の路線じゃなくて京王線を好きになった要因は、京王線に他にはないなにか明確な理由があったというよりは、そういう自分の人生でずっと京王線に触れて育ってきた、子どものころから好きだった路線だった、ということだと思います。
橋本で生まれてから25年間を橋本で過ごし、その後は現在の仙川に住んでいるので、1990年の相模原線橋本延伸開業から33年間京王線沿線民なわけですが、今後もまた京王線にはたくさんお世話になりたいと思っています。
このたび110周年という節目の年を迎えられたことを、心からお慶び申し上げます。
京王線110周年、おめでとうございます!!
わたしたちと あたらしい あしたへ―― これからもまたよろしくお願いします!
ではでは。