ディーふらぐ!の登場人物の名前が付いた京王線の駅巡礼
今日の1曲: すているめいと! / イオシスjkガールズ
おはようございます。
春眠暁を覚えずとは言うものの、春に限らず1年中いつでも眠いXIAORINGです。
気がつけばもう3月も半分が終わってしまって、うそ・・だろ・・っていう感じなのですが…
真冬の寒さが過ぎ去って、少しずつ暖かくなるにつれて花粉の量も増えてきて、春の訪れを感じつつある今日この頃です。
ディーふらぐ!の登場人物が京王線だらけ
さて、春といえば、もういよいよ1月クールのアニメもクライマックスにさしかかってきました。
中二病とか恋いろはとか桜Trickとか昨年から引き続きの凪あすとか、いろいろみてましたが、もう残すところ僅かとなりましたねえ。
しかし、京王線ユーザーとして飛びつかずにはいられなかったのが、「ディーふらぐ!」。
なんと登場人物の名前が、京王線ユーザーならよく聞き慣れた駅名だらけで、なんという京王線の駅の擬人化アニメwww状態になっているという…!
ならば、登場する京王線の駅に巡礼せざるを得ない!!
…ということで、ディーふらぐ!に出てくる登場人物の名前が付いた京王線の駅に、行ってきました。
ディーふらぐ!の登場人物名の駅で路線図
まずはじめに、登場人物と京王線の駅名との対応から。
ディーふらぐ!の登場人物名が入った駅を、京王線の路線図にしてみました。
ここから紹介していく各駅の位置関係は、こちらの路線図を参考にイメージしていただければと。 (クリックで拡大)
登場人物に含まれない途中駅は、特急停車駅のほかは省略。
写真が入っている場所は、オープニングに出てくるカットのロケーションです。
(実は撮影に行った次の放送回で、さらに多摩境・長沼・神泉・東松原が登場してしまい…こちらは路線図には載せましたが、撮影には行けてないです…)
行った駅は、柴崎 (柴崎 芦花) 、芦花公園 (柴崎 芦花) 、つつじヶ丘 (柴崎 つつじ) 、桜上水 (水上 桜) 、千歳烏山 (烏山 千歳) 、南大沢 (大沢 南) 、高尾 (高尾部長) 、中河原 (河原 中) 、聖蹟桜ヶ丘 (桜ヶ丘) 、京王稲田堤 (稲田 堤) 、山田 (山田) 、八王子 (子王 八) 。
柴崎 (柴崎 芦花)
まずはメインヒロインから。
柴崎 芦花の「柴崎」。
柴崎は調布市、京王線の明大前~調布間にあります。
地上駅で、ホームは相対式2面2線。
改札は新宿方の端にあり、八王子方は途中まで屋根がありません。
柴崎は、京王線・相模原線・高尾線系統53駅中たった6駅しかない、各停しか停まらない駅です。
特急とかに乗ってるとここは一気に通過してしまう区間ですので、沿線でも用がなければそのままスルーしてしまいがちなところです。
芦花公園 (柴崎 芦花)
主人公の柴崎 芦花ちゃんは、名字と名前がそれぞれ別の駅で、2駅分の名前を持っています。
名前の芦花はこちらの「芦花公園」。
芦花公園は世田谷区、都心から向かって環八通りを越えたところにあります。
環八を高架で越えた後ふたたび地上に降りて、相対式ホーム2面2線の駅です。
ちょうどカーブの途中にホームがあります。
以前は地下通路を通ってホームへ行く形でしたが、2010年に橋上駅舎が完成しました。
最近の京王線は、この駅のように、もともと地下通路を通って地上ホームへ行く駅が、新しい橋上駅舎へと変更するパターンがトレンドのようです。
駅の入口はほとんど踏切の目の前にあります。
こういうパターンの駅は、もともとこの踏切の通りのあたりからホームが始まって、編成長が伸びるにつれてだんだんと反対側へとホームを伸ばしていったんじゃないかと思っています。
現在の橋上駅舎の改札口。
芦花公園も、京王線・相模原線・高尾線系統で6駅しかない、各停だけが停まる駅の1つです。
ちなみに、芦花公園の駅名は、かつて小説家・徳冨蘆花の住居であった蘆花恒春園に由来しているので、 (ペンネームとはいえ、) 柴崎芦花の名前部分は、ちゃんと人名を名前にしていることになりますw
つつじヶ丘 (柴崎 つつじ)
芦花公園からつつじヶ丘まで行く途中に通ったので、芦花の妹の柴崎つつじの「つつじヶ丘」。
アニメではお姉ちゃんすきすき弁当が登場。
つつじヶ丘は柴崎の隣の駅で、いかにも関連度高い感じw
というか、柴崎・つつじヶ丘・芦花公園とかここらへんはほんと数駅の範囲内という近さw
つつじヶ丘は急行停車駅。
2面4線あるので、特急・準特急の通過待ちや、急行・区間急行・快速と各停との接続が終日行われます。
この日は、各停で隣の柴崎に向かう途中、区間急行の待ち合わせと特急の通過待ちでしばらく停車していたので、その隙に撮影。
反対側の上り線で、偶然にもラッキーセブン編成の7777を発見!!
桜上水 (水上 桜)
続いてはメインキャラの1人、水上 桜ちゃんの「桜上水」。
桜上水は明大前から西へ2駅、こちらも急行停車駅です。
そして、オープニングで一瞬映る、水上 桜が電車からホームに降りてくるシーン、あれが桜上水のホームです!
オープニングのカットと同じようなロケーションで撮ると、こんなかんじ。
桜上水はつつじヶ丘と同じ2面4線で、待避可能な構造。
各停が特急・準特急の通過待ちをするのに使われます。
が、だいたいどの時間も通過待ちするつつじヶ丘と違い、こちらは時間によっては桜上水ではなく2駅となりの八幡山で通過するスジも多いです。
また、桜上水は京王線の初期の時代から、車両基地が設置されていた駅です。
現在車両基地の機能は若葉台に移転していますが、駅の北側には現在も留置線が多く残されていて、当駅での入出庫も多いです。
同時に、乗務員さんの交代も行われます。
桜上水駅の北口の外観。
桜上水も、芦花公園・つつじヶ丘と同様に、地下通路経由の地上駅スタイルから、橋上駅舎になりました。
(千歳烏山から新宿方面の駅は定期があるので、いちいち駅の外にも降り立ってみましたw)
ちなみに先ほどのオープニングのカット。
- 画面上部の駅名標が、「下高井戸 → 芦花公園」…と、次駅が芦花公園と表示されている
- 次駅の表示の進行方向が右向き
- ホームの向こう側の線路に電車が在線している
ことから、オープニングで電車が停車しているのは下り1番線ということになります。
そして桜上水は、1~4番線のうち、中央の2・3番線が本線で両端の1・4番線が待避線なので、この電車は、桜上水で特急の通過待ちをする各停といえます。
したがって、オープニングと同じシチュエーションを見るには、桜上水で各停による特急の通過待ちがある時間帯を狙って行く必要があるわけですね。
千歳烏山 (烏山 千歳)
つづいてこちらもメインキャラの、烏山 千歳さんは「千歳烏山」。
オープニングで一瞬登場するカットは、千歳烏山駅・南口の改札口前です。
こんなかんじのアングルでした。
烏山千歳さんが立っているのは、この看板の横あたり。
千歳烏山は、明大前と調布のちょうど中間ぐらいにある急行停車駅。
急行に乗っていると、桜上水 → 千歳烏山 → つつじヶ丘 …と、ディーふらぐ!に関連する駅に順番に停まる形になります。
こちらは2月の大雪の翌日に撮影。
ホームは相対式2面2線で、京王線のクラシックなスタイルです。
このあたりの急行停車駅の中では利用客数も多く、その割にホームが各方向1本ずつしかない当駅。
そのため朝ラッシュ時などは、かなり電車が詰まってダンゴ状態の渋滞になりがちです。
(この区間が高架化される際に、千歳烏山は待避可能な2面4線の配線に変更される予定です。)
南大沢 (大沢 南)
今までは京王線 (本線) でしたが、今度は相模原線へ。
ゲーム製作部 (仮) 顧問の大沢先生の、「南大沢」。
南大沢もオープニングで登場します。
大沢先生が立っているのは、南大沢の駅前。
オープニングではちょうどこんな感じのアングルですね!
駅ビル全体が映った後、大沢先生のアップが映ります。
そのアップになるのはこのあたり。
改札口の右側 (上の写真の中央あたり) にある、店舗広告の掲示板の前です。
オープニングのカットのように、背景をぼかして撮ってみましたw
南大沢は八王子市、相模原線の終点・橋本駅の2駅手前になります。
線路やホームの上を跨ぐデッキに面する形で改札口があり、そこからホームへ1段下りてくる構造です。
ホームは相対式2面2線。
相模原線の各駅のホームは、島式2面4線の若葉台と島式1面2線の橋本を除くと、残りは全て相対式2面2線です。
本線も含め、京王線系統の駅は圧倒的に左側のドアが開く駅が多く、このあたりは路面電車がルーツの路線らしさなのかな…とも思います。
2面2線の駅ですが、計画では当駅で待避ができるように2面4線分の敷地が確保されています。
これは、元々相模原線を橋本から津久井方面に延伸する場合、南大沢を待避可能駅にできるようにという計画があったためのようです。
そのため、ホームはとても広々としています。
南大沢は2013年のダイヤ改定から特急停車駅になりました。
1992年の初代橋本特急登場時は快速停車駅で特急は通過でしたが、その後2001年のダイヤ改定で橋本特急廃止とともに急行停車駅に。
そして昨年の特急復活時に、ついに特急停車駅に昇格しました。
高尾 (高尾部長)
続いては高尾線に行って、高尾部長の「高尾」。
北野から高尾山口方面へ分岐する高尾線の、終点の1駅手前。
JR中央線との乗換駅です。
京王電鉄のホームが高架上にあり、右奥の地上にあるのがJR中央線の高尾駅です。
京王電鉄の高尾駅は島式ホーム1面2線。
高尾から高尾山口は単線なので、当駅で行き違いをします。
(京王電鉄の路線の中で単線なのは、この高尾~高尾山口と、動物園線の高幡不動~多摩動物公園のみです。)
高尾駅の南口。
高尾駅は北口と南口がありますが、北口はJR東日本管轄、南口は京王管轄となっています。
北口はこちらの日記で載せてますが、北口は寺社風の建物になっています。
京王とJRの連絡通路から見た両方の高尾駅。
左上が京王、右下がJRの高尾駅です。
高尾山口・相模湖方面を向いて。
高尾もオープニングで出てきますが、実はこの場所は京王ではなくJRの高尾駅にあります。
JR高尾駅の3・4番線ホームの東京方に、天狗の石像があります。
オープニングで高尾さんが立っているのはこちらです。
ちょっと引いてみるとこんなかんじ。
像の手前、写真の左側あたりに高尾さんが立ってます。
この日は高尾に付く頃にはすっかり夜になってしまっていて真っ暗ですが、本来は昼ですね…
中河原 (河原 中)
ここまでオープニングに出てくるメインキャラを中心でしたが、まだまだいきます!
次は、河原中の「中河原」。
中河原は、京王線の府中の先、多摩川を渡る手前にあります。
鎌倉街道の真上に高架駅のホームがあります。
逆向き、聖蹟桜ヶ丘側から府中方を向いて。
中河原は区間急行・快速・各停停車駅です。
分倍河原と聖蹟桜ヶ丘の2つの特急停車駅に挟まれています。
分倍河原から中河原の高架駅へ向かう坂を行く、準特急の7000系同士のすれ違い。
聖蹟桜ヶ丘 (桜ヶ丘)
分倍河原から多摩川を渡って、桜ヶ丘さんくんの「聖蹟桜ヶ丘」。
多摩川を渡って急カーブを曲がりながら駅に入っていきます。
高架駅で相対式ホーム2面2線になっています。
ホームの中央は直線になるように線形が改良されていますが、カーブの途中に駅があるので、端の方はカーブにかかっています。
そのため、車掌さんのホーム確認用のモニターは4枚もあります。(写真左上)
聖蹟桜ヶ丘は「耳をすませば」の聖地としても有名ですが、京王電鉄株式会社の本社がある、京王のお膝元でもあります。
停車中の7000系の準特急新宿行きと、バックの白い建物が京王電鉄本社ビルです。
聖蹟桜ヶ丘は、特急から各停まで全ての電車が停まります。
日中以降は、急行系は相模原線系統になるので、こちらには特急と各停がそれぞれ10分に1本ずつのパターンで来ます。
(休日は特急京王八王子行きと準特急高尾山口行きが10分おきに交互)
多摩川を渡ってカーブを曲がりながら聖蹟桜ヶ丘駅に向かってくる、8000系の特急京王八王子行き。
なかなかきれいなカーブを描いて編成を写すことができます。
京王稲田堤 (稲田 堤)
多摩川つながりで、今度は相模原線の多摩川近くの駅、稲田 堤さんの「京王稲田堤」。
調布から分岐した相模原線が、多摩川を渡ってすぐのところです。
多摩川を渡ったそのまま高架で駅まで入ってきますが、その下には、JR南武線の線路とJR稲田堤駅があります。
南武線の稲田堤駅とは400mほど離れているので、区別するためにこちらは「京王」が付いています。
聖蹟桜ヶ丘と同様、多摩川を垂直に渡った後西へ大きくカーブして、そのカーブの途中に駅があります。
そのため、京王稲田堤のホームは大きくカーブしています。
上は京王よみうりランド側の端から京王多摩川方向、下は逆に京王多摩川側の端から京王よみうりランド方向を向いて見た様子。
見通しが悪いので、ホーム中ほどにホーム監視用の駅員さんの部屋があります。
当駅の下り1番線ホームの京王多摩川側の端は、アウトカーブで編成全体をきれいに収めることができる、京王相模原線内でも屈指の撮影地となっています。
カーブしながら京王稲田堤駅へ向かってくる、7000系の特急橋本行き。
そしてここで、都営新宿線の新型車両、10-300形3次車にも偶然遭遇!
山田 (山田)
今度は一気に高尾線に飛んで、山田くんの「山田」。
山田くんというと、一見普通の人名に見えますが、これもちゃんと京王の駅名ですw
山田駅は相対式2面2線。
線路の上を跨ぐ道路に面して改札口があり、そこからホームに降りてくる形です。
下り1番ホームには跨線橋を通ってから階段を下ります。
高尾側は屋根がありません。
高尾側から北野方面を向いて。
八王子 (子王 八)
そして最後は御曹司、子王 八の「八王子」。
八王子にはJRの八王子駅と、京王線の京王八王子駅があり、400mほど離れています。
こちらはJRの方の八王子駅。
八王子駅は北側から順に、
- 1番線
- 八高線
- 2番線
- 中央線・上り本線
- 3番線
- 中央線・中線
- 4番線
- 中央線・下り本線
- 5・6番線
- 横浜線
となっています。
中央線の2番ホームから見た3・4番ホーム。
2番ホームに入線してくる中央線のE233系。
中央線の南側に横浜線のホームがあります。
停まっている205系は、新型車両E233系6000番台への置き換えが始まっており、見れるのもあと僅かです。
新しくなった八王子駅の南口。
2010年に南口の再開発が完成しました。
JR八王子駅の北口から少し歩いたところに、京王八王子駅があります。
通称・京八 (けいはち) 。
京王八王子駅は、駅ビルの京王八王子ショッピングセンターの地下にあり、地下1階が改札、地下2階がホームになっています。
1面2線の島式ホームは少しカーブしています。
京王線は京王八王子駅で終点。
駅構内、ホームの西口側の端で行き止まりの線路終端になっています。
大学が八王子みなみ野だったので、大学時代は八王子には本当によく行きました。
僕にとっては八王子は、そういうとても思い入れのある街です。
府中
登場人物ではないですが、番外編。
「府上学園」という学校の名前も、なにげに府中が元ネタなのでは…
第8話のゲーム買いに行くときも、街の感じがどことなく府中っぽい…
以上
行ってきたのはここまで。
メインキャラでも愛生ちゃんが演じるマジ天使な船堀さんとかがまだいますが、船堀は京王線ではなく直通先の都営新宿線の駅なのです。
また、風間くんの妹の之江ちゃんも、船堀の隣の一之江でなないかと。
ここは都営線といってもほぼ千葉に近いところなので、それなりに遠いっていう…
そんなかんじで、このままのペースで生きていると、気がついたらもう桜が咲いて散ってたとかなりそうですが、追っている作品は各作品とも最終回まで見逃さずに完走したいですね。
ではでは。