日記

中央本線~小海線で野辺山へ

2013.06.03 09:57

今日の1曲: マジLOVE2000% / ST☆RISH

おはようございます。
\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ! XIAORINGです。

いやー、忙しさで5月病なんかにかかっている暇もなくあっという間に6月になってしまいました!
…と思ったけど、言ってみれば1年中5月病みたいなもんでしたね…w

5月の気候って、初夏の暖かさと爽やかな空気が入り交じって、とても気持ちいいですよね。
1年の中でも最も過ごしやすい時期だと思ってます。

が、そんな5月もあっという間にもう終わってしまって、いよいよ梅雨入りしてしまい、梅雨ってどうもなかなか気分も晴れないものです。
まあ気分が晴れないのは平日常時ではありますが…w

だがしかし!
6月になったということで、今年もまた、僕らの前に帰ってきてくれました!
そう、夏服!
眩しいです!もう眩しすぎて輝かしすぎて死にそうです!
こんなあらゆる点において魅力的なものを設計した人はまさにマジネ申すぎる!
今年もまた会えて、うれしいよ!

いやなんでもない…なんでもないです…

今日は5月ずっとかけないまま1ヶ月近く経ってしまった、ゴールデンウィーク中の話、中央本線と小海線を乗り継いで野辺山まで行ってきた話です。

写真大量でだいぶ長いですw

中央本線普通列車と小海線を乗り継いで野辺山まで行ってきました

ゴールデンウィーク後半の5月5日、長野県の高原、野辺山まで行ってきました。

この日はとても天気もよく絶好の行楽日和で、こんな日に出かけないなんてもったいない!というぐらいの日だったので、思い立って鉄道の旅へ。

こんな気持ちの良い五月晴れの日なら、たまには都会の喧噪を離れて自然へ行こう、山へ行こう!
…ということで、かねてから「中央本線を普通列車でひたすら行く旅」というのをやってみたかったので、それをこの機会に実行に移しました。

小淵沢で小海線に乗り換えて、この旅の目的地は、JRで最も標高が高い駅・野辺山駅にしました。

中央本線・普通列車の旅、高尾駅からスタート

今回の旅のスタート地点は高尾駅
家の最寄りの仙川駅から高尾駅まで京王線で行き、そこから中央線に乗り換えて、スタートしました。

京王線の高尾山口行きに乗り、高尾駅の京王線ホームに降り立ちます。
終点へ向かう7000系を見送って、自分はJRの方へ。

高尾駅の北口。
北口の駅舎は歴史ある立派な社寺風の建物。

こちらがJRの高尾駅。

右下にJRのホーム、左上に京王のホーム。
奥が山梨方面なので、これから向こう側に向かって出発していきます。

中央線快速のE233系と中央本線の115系。
高尾駅が中央線の運行上の境界になっています。

こちらの115系・長野色の普通列車・12:38高尾発 小淵沢行きに乗って、中央線普通列車の旅スタート!

中央本線 高尾~小淵沢

12:38に高尾を出て、小淵沢に14:43着、2時間5分乗り続けました。

相模湖から西は初めてで、笹子トンネルとかも初めて通りました。
途中駅での特急待避などはなかったので、ここはそんなにたくさん写真は撮ってないですw

途中、甲府駅。

車窓から。
中央本線はさすが山岳路線だけあってこういう景色が多く見られました。

途中駅の新府と日野春のホーム。

遠くの山々が見えて良い景色です。

小淵沢に到着

中央本線の普通列車に2時間5分乗り続けて、小淵沢駅に到着!
小淵沢駅のホームで120kmの旅を終えた115系。

そこへ上りの特急「あずさ」のE257系が!

E257系と115系の並び。

回生…ではなく、快晴!
奥に小海線のキハ110系が見えます。

さてここで、小海線への乗り換えまで20分の時間が空いていて、長距離の切符では途中下車ができるため、せっかくなので駅の外に出てみました。

小淵沢の駅前から。
駅舎の後ろに雄大にそびえる八ヶ岳の山々が美しいです!

駅前の通り。

ちょうどこの日は5月5日のこどもの日だったので、駅の中には鯉のぼりがありました。

小海線へ乗り換え、はじめての気動車

ここまで中央本線で来ましたが、ここからは小海線に乗り換えます。

小海線は、中央本線・小淵沢駅と、しなの鉄道線 (元・信越本線)・小諸駅を結ぶ、全線単線・非電化の路線です。

小海線ホームから進行方向。

そしてこちらが乗車した小海線の車両、キハ110系
そう、気動車です!!

そしてたまたま乗ったこの車両番号が「111-111」というゾロ目!

じつは私、生まれてから今まで気動車に乗ったことがなく…
今回、初めての気動車の乗車体験となりました!

まず乗る前からダダダダダダダダダダっていう音が既に新鮮!w
乗るときも半自動の押しボタン式は相模線で経験済みですが、このキハ110系はプラグドアで、ドアが開く瞬間にまたちょっと「おおっ!ww」ってなり…w

そして乗車後も、ワンマン車両で、バスにあるような運賃表示器や運賃箱が。

そして窓の外を見ると、架線がない!

そして見えてきたのは…これ、よく見ると、遠方信号機じゃないっすか!
これは気動車とは関係ないですが、これも私人生で初めて見ました!
(普通の信号機は黒い板が角丸になってますが、遠方信号機は四角形になっているのがポイント)

単線なので、途中の駅で列車交換します。
甲斐小泉駅にて。

両開き分岐器の右側に立ってるのは、横線にS字…発条転轍機 (スプリングポイント) の標識だ…!

…と、もうそんなかんじで、普段東京近郊の通勤路線しか乗ってない僕にとっては、小海線はすごく新鮮な体験ばかりで、乗ってる間1人内心テンション上がりっぱなしでした!www

車内を見ると、ドアの上にこんなイラスト入りの路線図。

窓から見える景色も、アルプスの山々がでっかく見えて、これがまた素晴らしい景色!

列車交換の時、臨時の表示がある八ヶ岳高原列車とも行き違いました。

さすがJRイチの標高を誇る路線、どんどん高く登っていきます。

野辺山の1駅前、清里駅にて、静態保存されているSLを見かけました。
ちなみに清里は野辺山の次に標高が高い駅、つまり第2位だそうです。

野辺山駅に到着

そして11:27に仙川駅を出てから4時間14分経った15:41、ついに野辺山駅に到着!

小諸へ向かう汽車を見送って。

駅構内には構内踏切!

野辺山駅ホーム。
ホーム上には「JR線最高駅野辺山」という表示。

駅舎はこのような建物です。

野辺山駅周辺を歩く

駅を出て、帰りの汽車の時刻まで、駅周辺をいろいろ歩いて回ってみました。

こちらが駅前。

駅前を出ると、まっすぐに続く道、そして向こうには山!

こっちらの道も、向こうに山!

さっき小海線で乗ってきた線路沿いに出ました。

野辺山駅の500mほど手前にある遠方信号機

遠方信号機とは、主に駅間が1閉塞の単線区間において、場内信号機の外方 (手前) に設置され、場内信号機の現示を予告する従属信号機*
基本的に、駅間に閉塞信号機が設置されていない単線のローカル線*にしかないので、僕は今まで見たことがありませんでした。
(* 谷藤克也 監修「プロが教える電車の運転としくみがわかる本」(ナツメ社, 2009) pp.78 より引用)

そんなわけで、今回の旅で初めて遠方信号機の実物にお目にかかることができました!

この遠方信号機は注意 (黄色) なので、この次にある野辺山駅の場内信号機は停止 (赤) になっています。

まっすぐ続く道路とローカル線、そして畑と山々…という、この景色!

ローカル線にある小さな踏切。
こういう景色、いいですねえ!

ずっと続く単線の線路。
清里方面。

そして家や畑の向こうに突如として現れた、でっかいパラボラアンテナ!

こちらは国立天文台野辺山の「45m電波望遠鏡」。
「ミリ波」と呼ばれる電波を観測できる電波望遠鏡では世界最大の口径*だそうです。
(* 電波望遠鏡の紹介 | 国立天文台野辺山について | 国立天文台 野辺山 より引用)

のどかな高原の風景の中に、ひときわ強烈な存在感を放ってますw

こんな標識も見つけました。
農業地帯ならではの標識。

高原野菜の産地です。

畑の中を行くあぜ道。

畑とあぜ道、そして向こうに山がドーン!

駅に戻って、ここで昼飯タイム。
せっかく鉄道の旅なので、小淵沢で乗り換えのときに駅弁を買っておきました。

野辺山から帰りの列車

帰りの汽車は16:59の小淵沢行き。
駅の中へ戻ります。

野辺山駅構内を遠目から。

野辺山駅ホーム。
手前が小諸行き、奥が小淵沢行きのホームです。

駅舎は小諸行きのホーム側 (写真右側) にあるので、小淵沢行きは構内踏切を渡ってホームまで行きます。

駅構内で転轍機標識を発見。

帰りはこちらのキハ110系に乗って帰ります。
(ちなみに今回の道中では、ハイブリッド気動車のキハE200形にはお目にかかれませんでした)

野辺山を出発。

再び小淵沢に到着。
行きと同じくここで乗り換えです。

小淵沢のホームから見える南アルプスの山々は見事です。

中央線ホームで帰りの電車を待ちます。

左から、中央線下り本線、待避線 (ホームなし)、小海線です。
出発信号機には「中央」「小海」の表示が。

行きは普通列車でゆっくり来ましたが、帰りも普通列車ではさすがに遅くなるので、帰りは特急スーパーあずさで帰りました。

17:41小淵沢発のスーパーあずさ28号。
E351系!

スーパーあずさも、今回が初乗車でした!

ですが、さすがにゴールデンウィーク後半の上りということで、自由席も満席で、小淵沢から八王子まで1時間20分ずっと立って乗ってきました。
E351系はカーブでも高速で走行できる振り子式車両ということもあって、カーブの多い中央本線を右に左に曲がりながら最高130km/hで走っていくので、その中でずっと立ちはさすがにハードでした…

そんなかんじで19時過ぎに八王子に着き、京八から京王線で仙川まで帰ってきて、今回の旅は終了でした!

中央本線・小海線の旅、終了

そういうわけで、わりと思い立って行ってきた旅でしたが、自然の景色を見てかなり気分転換になりました。

そしてなんといっても、野辺山の高原の空気がおいしすぎる!

深く息を吸うと透き通った空気がス~ッと体に入ってきて、そのたび体が浄化されるような、爽やかで濁りのない空気。
東京の都会の空気がいかにクッソ不味いかっていうくらいw
そのくらいほんと空気がおいしかったです。

ちなみにここに載せきれなかった写真も含め、またFacebookにドカドカ上げております。

中央本線~小海線で野辺山へ (写真142枚)
GW後半の5月5日、高尾から中央本線の普通列車で小淵沢まで行き、そこから小海線に乗って、JRで最も標高が高い駅・野辺山駅まで行ってきました。小海線では初めて気動車に乗りました。帰りはスーパーあずさで。八ヶ岳の山々が美しく、高原の空気は東京では味わえない何とも美味しい空気でした。

というところで今日はおしまい。

このエントリー、5月24日から書き始めてたんですが、この長さと平日の全く進まない具合のため、書き終えるのに10日もかかって、1ヶ月前の話になってしまってるという…いつもどおりのパターンですが…

まあそんなかんじです。
ではでは。

タグ 旅行 鉄道 (京王以外) 写真

2013-06-03T09:57:34+09:00 | by XIAORING | このエントリーのURL