京王沿線徒歩の旅2011
今日の1曲: パラダイム / eufonius
おはようございます。
ほとんどオリンピックの試合を見れないまま終わってしまいそうなXIAORINGです。
バンクーバー・北京・トリノ・アテネあたりは、それこそ毎日朝まで中継見てたくらいだったんですけどねー。
今回はほんと、ほとんどぜんぜん見れてないですねえ…
調布地下化まであと1週間
さて、最近怒濤の更新ラッシュですが、これも来週末で京王線調布近辺が地下線へ切り替えられてしまうので、それまでに今年5月の調布付近の回まで上げておきたいという思いがあるためです。
地下線切り替えは来週日曜日の19日です!
地下化までいよいよついに、あと1週間余り!
新しい調布の地下駅の入口もできあがってて、もうあとは地下線切り替えを待つばかり!といったかんじです。
今の地上駅・地上区間も、もう1週間で見納めです。
というわけでゴールデンウィークに京王沿線を歩いているレポートを一気に上げていくシリーズ、前回の2010年・調布~仙川編に続いて、今日は2011年・井の頭線南管区編を上げてきます!
今日は前回からの続きです。
前回までのはこちらからどうぞ▼
- 【前々回】京王沿線徒歩の旅2009 (仙川~新宿)
- 【前回】京王沿線徒歩の旅2010 (調布~仙川)
2011年5月、渋谷~明大前~笹塚を歩きました。
というわけで、ゴールデンウィークの京王沿線徒歩の旅シリーズ、4年目となった2011年は、井の頭線の渋谷から明大前と、京王線の明大前から笹塚を歩きました。
歩いたのはこちらの区間。
ピンクが今回の2011年、ブルーが前年2010年と2009年です。
(元の画像は、京王のサイト内、時刻表のページより)
今まではどの年も京王線 (本線) でしたが、今年は初めての井の頭線編です。
明大前まで来たところで、新宿方面に折り返して笹塚まで行って終わりました。
ではまた今回も写真ドカドカ上げてきます。
スタート: 渋谷
2011年は井の頭線の始発駅・渋谷からスタート。
井の頭線の渋谷駅はマークシティの2階にあるので、1階まで下りて歩き始めます。
マークシティの1Fの入口に下りたところ。
井の頭線から山手線や銀座線に乗り換えするときはいつもこの上 (写真でガラスの窓があるところ) を歩いてます。
この日はこの位置から背後へ、渋谷駅前交差点から道玄坂を登って、神泉に向かいます。
道玄坂の途中にあったヤマハ渋谷店、この年に閉店してしまいました。
神泉
道玄坂上から路地へ入って進むと神泉駅。
神泉は両側をトンネルとトンネルに挟まれた、わずかな隙間にあります。
急行で通過するときなんかは、地上区間は一瞬で過ぎていきますw
こっち側が渋谷方面。
ホームギリギリに踏切があって、踏切を越えた先がもうすぐトンネルになってます。
反対の吉祥寺方面。
駅のホームは半分くらいトンネルに突っ込んでるそうですw
昔ホームが延伸される前は、有効長が足りずドアカットをしていたそうです。
ぜんぜん関係ないですけど、「神泉」っていう名前って、なんかちょっとかっこいいですよねw
さて、神泉から路地を進んで駒場東大前に向かいます。
少し歩いたところ、神泉からのトンネルの出口です。
神泉から駒場東大前に向かう途中。
電車に乗ってるとあまり気づかないですが、歩いてみるとここらへんはけっこう起伏があって、上ったり下ったりです。
駒場東大前の手前にある、車も通れない小さな踏切。
踏切の前がすぐ階段になっているというのも、おもしろい光景です。
駒場東大前の駅は、もともと昔は駒場駅と東大前駅の2つの別々の駅で、それが統合されてできたそうです。
その旧・東大前駅はきっとこのあたりにあったんだろうなあ。
まっすぐ線路沿いを進んで、もうすぐ駒場東大前です。
駒場東大前
その名の通り、東大駒場キャンパスの目の前にあります。
普段は各停だけですが、入試の日には急行が臨時停車することでも有名。
駅の階段を下りると、目の前にすぐ東大です。
東大の入口にあった案内板のフォントが見事なFuturaでした!
東大口の横の道から。
ここは線路よりちょっと高くなっていて、ここから坂を下って線路と同じレベルまで下がっていきます。
ここで踏切を渡ります。
統合される前の旧・駒場駅はだいたいこのへんでしょうか…?
踏切を渡ったところに、駒場野公園の入口があります。
日本の農学の歴史に重要な役割を果たしたといわれる、ケルネル田圃が井の頭線の車窓から見えるのもこのへんです。
ここから道路は坂を下り、線路は築堤になります。
が、そのうちまた同じレベルになります。
意外と坂の多いエリアです。
道路の真ん中で、京王のロゴ入りの境界のようなものを発見。
なんでこんな道路のど真ん中に…w
池ノ上
ここで見えてきたのが池ノ上。
池ノ上は渋谷側も吉祥寺側も、両方とも踏切に挟まれててて、その間いっぱいにホームがある駅です。
井の頭線は大都会渋谷に乗り入れる割に5両しかないので、もうちょっと両数が増えてくれたら少しは混雑がましになるかな…って思いますが、池ノ上みたいな有効長がもういっぱいいっぱいな駅があるからけっこう難しそうだろうなあ…
吉祥寺側の通り沿いに入口があります。
こっち側もほんと、踏切ギリギリまでホームがあります。
井の頭線も本線系統と同様にATC化の予定があるので、こういう信号機もそのうち見られなくなってしまうんだろうな。
では次は下北沢へ向かいます。
下北沢
路地を進んで坂を下っていくと下北沢。
ちょうど谷になっているところに駅があるので、井の頭線は高架になってます。
この「下北沢駅」の看板の真上の部分が、ちょうど井の頭線の線路になってます。
(左上に井の頭線の架線が見えてますね。)
小田急が地上、井の頭線が高架で立体交差するようになってます。
小田急の線路を渡る歩道橋の上から、下北沢の上空を走る井の頭線。
この下を小田急線が走ってます。
下北沢も調布と同様に地下化工事が行われていて、ゆくゆくは小田急線は地下になるそうです。
井の頭線はもともと小田急の系列であった名残で、別々の会社になった現在も下北沢は、小田急線と井の頭線の乗り換えで改札を通らなくても乗り換えられるようになってます。
その他にも、階段や通路が微妙に複雑な構造になってたりと、今の下北沢駅はなかなか特徴的な構造をしていて、そういうところ結構好きなんですが、そういうのも地下化によって無くなってしまうんだろうな…
こちらは西口。
西口は井の頭線ホームの吉祥寺側にあります。
下北沢は井の頭線と小田急線が改札を通らず繋がってるので、西口からも井の頭線だけじゃなく、小田急線にも井の頭線のホームづたいに行くことができます。
あと井の頭線は、ホームの渋谷側は高架で小田急を越えているのに、同じ駅でもこちらの西口側は地上になってます。
下北がちょうど谷になってるのがよく分かりますね。
ここからまた路地を進んで、次は代田橋へ向かいます。
下北から代田橋へ行く途中で見つけた小さな踏切。
こういう車も通れないくらい小さな踏切も、なかなかいいものですね。
途中にはこんな鉄塔も。
新代田
そして新代田に到着。
新代田はちょうど環七沿いにあります。
環七というと本線系統では代田橋ぐらいの位置です。
このあたりの線路は堀割になっていて、新代田の駅舎はそのちょうど真上にあります。
6月になると、この斜面いっぱいにあじさいが咲いてきれいです。
あじさいが咲いたときの様子は、こちらの記事から▼
東松原
ここらへんはかなり駅間が短いので、すぐ次の東松原に着きます。
跨線橋の上に駅の入口があります。
線路は右にカーブして、次はいよいよ明大前です。
明大前
そして明大前に到着。
明大前で京王線 (本線) と井の頭線が交差します。
井の頭線を渡る橋の上から見下ろしたホーム。
この上から、京王線ホームからのエスカレータが下りてきてます。
明大前は、2Fが京王線、1Fが改札階と一般道、B1Fが井の頭線…という階層になってます。
この写真を撮ってる場所は、2FとB1Fの改札内エリアに、改札外のエリアが上下から挟まれた状態になっている、おもしろい構造です。
線路を渡ったところの商店街。
井の頭線はこのまままっすぐ吉祥寺まで行くのですが、この年は井の頭線沿いを歩くのはここまで。
せっかくなので、明大前から向きを変えて、京王線本線を笹塚まで歩いて終わりにしました。
2年前の仙川~新宿編で歩いたところですが、あのときはもう暗かったので、明るい時に歩いたのは今回が初でした。
井の頭通りが京王線を渡っているのが、この代田橋6号踏切。
ここから代田橋まで、京王線と井の頭通りが併走しています。
代田橋
で、代田橋に到着。
代田橋を過ぎるとすぐ環七を高架で渡ります。
この環七通りを南に進めば、さっき通った新代田の駅前に着くわけですw
笹塚
そのまま京王線は高架で進んで、笹塚に到着。
2011年はここでゴール。
これで、調布から新宿へ出るルートと、渋谷へ出るルートを、どちらも制覇したことになります。
笹塚から先は地下のトンネル区間になりますが、このトンネルの真上を2009年に歩いてるので、詳細はそちらを!
おしまい
ということで、8月19日日曜日の調布付近地下化まで、残すところあと1週間となりました。
地下線切り替えの直前ギリギリに滑り込みとなりそうですが、最後の1週間で、いよいよ今年2012年分・「調布駅付近連続立体交差事業」編を上げていこうと思います!
最後の1週間、これで見納めです!
ではでは。
前回までのはこちらからどうぞ▼
- 【前々回】京王沿線徒歩の旅2009 (仙川~新宿)
- 【前回】京王沿線徒歩の旅2010 (調布~仙川)