江ノ島へ、つり球・TARI TARI聖地巡礼と江ノ電レポート (2012)
今日の1曲: ひこうき雲 / 荒井由実
おはようございます。
先週、連続寝落ち記録4日を記録したXIAORINGです。
いやー、まさに夏本番ですね!
夏生まれで夏が好きな僕にとっては、1年の中でも特に好きな季節です。
たぎる!!
まぁそれでもあっという間にもう7月も終わりで、前回の更新からも早1ヶ月。
忙しさに終われているうちに、気付いたらもう夏が終わってしまった…なんてことだけは避けたい!
と思って、なんとか必死にもがいているところです。
ところで先週、スタジオジブリ最新作「風立ちぬ」を公開2日目にして早速見に行ってきまして。
そのために府中に行ったら、ちょうどその日は府中競馬の花火があったようで、府中の街中に浴衣女子がけっこういらっしゃって、非常にありがたい限りでした。
やっぱり夏っていいですね!!!!
学生時代のような長い夏休みがもうないのが残念でならないですが、心の内だけは夏休み気分でいたいものです。
そんなわけで夏らしいネタを…と思ったんですが、そういえば去年の7月に、つり球・TARI TARIの舞台となった江の島に行ってきた話をまだ書いてなかったので、ちょうど丸1年が経ったこのタイミングでまとめてみることにしました。
2012年7月、江の島へ
ちょうど1年前の今頃、2012年の真夏まっただ中の日の話。
そのころは、つり球とTARI TARIというどちらも江の島が舞台のアニメが放送していた時期でした。
(つり球は4~6月、TARI TARIは7~9月)
夏だし、ちょうどリアルタイムだしということで、2012年7月の土曜日、江の島へ聖地巡礼に行ってきました。
巡礼といっても、そこまで1つ1つのシーンを忠実に巡るというほどではなく、舞台となった地域の雰囲気をカメラに収めてくるという程度です。
片瀬江ノ島駅
仙川からバスで成城まで行き、成城から小田急で片瀬江ノ島駅へ。
駅に着くとホームの反対側には、小田急の特急「ロマンスカー」の最新車両、MSEがお出迎え!
片瀬江ノ島駅は竜宮城風のとても独特の建物。
こちらはつり球で登場しました。
ここからスタートです。
片瀬海岸周辺
新江ノ島水族館、通称えのすい。
つり球に思いっきし登場。
同じノイタミナ作品ではもう少し前に遡って、海月姫でも登場してましたね。
えのすいの前の通り、R134。
湘南のメインストリート。
神奈川の人間にとっては最も有名な道のひとつですね。
近くにあった藤沢市観光センターは、思い切りつり球一色になってましたw
このあたりは元々普通に有名観光地なので、リアj…いわゆる一般の観光客や海水浴客の方々が多いところなので、なかなかアレなかんじではありますw
R134の片瀬橋から江の島に向かって。
つり球のOPに全く同じアングルで登場。
つり球OPのタイトルバックの水面は、こんなかんじですかねw
弁天橋・江の島大橋
片瀬海岸と江の島を結ぶ橋が、弁天橋と江の島大橋。
こちらの弁天橋はまさに、つり球で登場したカット!
そして弁天橋の隣にかかっている、江の島大橋。
こちらも登場していますね。
弁天橋は歩行者用の橋、江の島大橋は車道もある橋になってます。
弁天橋への入口にある灯籠とこの歩道も、つり球で登場しています。
橋の途中から。
TARI TARIでも、和奏の家が江の島にあるので、自転車でこの橋を渡るシーンがあります。
弁天橋はどちらの作品でもしっかり登場していますね。
ところでこの弁天橋、よく見ると橋桁の脇に、屋根みたいなのが付いてるという、珍しい形態の橋です。
江ノ島・島内
橋を渡っていよいよ江ノ島へ上陸。
こちらは江ノ島郵便局の前にあった行燈
島の中央にある、江島神社。
こちらの真っ赤な鳥居は、思いっきりつり球のOPで登場していますね!
中腹当たり、脇の道から。
この特徴的な橋は、TARI TARIのBD/DVDジャケットに登場しています。
そしてつり球で例の踊りを踊ってたこの社殿。
ハイノハイノハイノ ヨイショヨイショナーー
島の上からは、弁天橋・江の島大橋・片瀬海岸がよく見渡せます。
途中で遭遇!
このタイルの模様もどっかで見たことあるような…
こういう階段もどっかで出てきたような…
そして島の上に見えるのは、つり球で登った、展望灯台「江の島シーキャンドル」。
そんなかんじで江ノ島周辺を歩き回っては、あっこんな感じのところあったかな…って見て回ってました。
といっても、あらかじめキャプ画とか持って行ったりはしていないので、ぜんぜん正確な場所というわけではなく、雰囲気というかわりと適当に見てきましたw
江ノ電・江ノ島駅
江の島といったら欠かせないのはやっぱり江ノ電!
せっかくここまで来たので、聖地だけでなく江ノ電も撮影したり乗車したりしてきました。
こちらは江ノ島駅にて。
江ノ島電鉄は、藤沢と鎌倉を結ぶ鉄道。
ですがこの路線、たった10kmの短い路線距離の間に、
- 全線単線
- 江ノ島~腰越間の併用軌道 (路面電車) の区間
- 七里ヶ浜の海岸線をR134と併走
- 制限15km/hの超低速で曲がる半径28mの超急カーブ
- 民家がギリギリまで迫る間の線路
- その狭い間隔の線路を私道・生活道路が横切る
- 明治40年開通のトンネル
- 行き違いの信号所
- 腰越駅のドアカット
- 構内踏切
- 鉄道線で現存する数少ない吊り掛け駆動の車両
- 連接台車の2両編成同士を増結した4両編成
- 路面電車スタイルの中央に配置された運転席
といった、この僅かな区間にこれだけ多様な魅力が詰まった、神奈川を代表する魅力的な路線なのです!
江の島の最寄りはこちらの江ノ島駅。
江ノ島駅はつり球にもTARI TARIにもどちらも登場します。
江の島~腰越間の併用軌道区間
江ノ電の路線の中でも特にハイライトなのが、江の島~腰越間の併用軌道区間。
それまで線路を走っていた電車が、一般道のど真ん中を突っ切り、路面電車と同じように自動車や歩行者と同じ路面を併走します。
江ノ島から鎌倉方面に出発してすぐ、龍口寺前の交差点の所から、一般道に飛び出します。
こちらが併用軌道区間の江ノ島側の開始地点。
交差点のカーブを曲がりながら江ノ電の電車が道路上を走ります!
この交差点のカーブ、半径28mという超急カーブ!
狭軌 (1067mm) としては日本で最も急なカーブだそうです。
この交差点前の和菓子屋さん、こんなところにも江ノ電の車両がw
ここから一般道の真ん中を走ります。
路面電車さながらの風景です。
当然、普通に車も通りますが、電車が通行するときは、自動車は脇に寄せて待避しなければならないという!
自動車が軌道部分の黄色いエリアより外に出ていないと、電車が通れないのです。
道路の上空には、電車の接近を知らせる電光掲示板も点灯します。
この併用軌道区間には、普通に自動車の信号もありますが、この信号には江ノ電の電車も従います。
赤信号の時には電車も停車しなくてはならないのです。
また信号だけでなく、この交差点の直前で神戸橋 (こうどばし) という橋を渡っていて、狭軌の鉄道が一般道と同じ路面で橋を渡るという、これもまた珍しい光景になっています。
腰越
次の腰越駅のところで併用軌道は終わり。
ここからまた専用軌道になります。
道路ギリギリのところまで腰越駅があります。
この腰越駅、ホームの長さが3両分しかないので、4両編成のときは鎌倉よりの1両がドアカットになります。
飛び出して止まった1両はドアが開かず、駅の直後にある踏切を塞いだ状態で停車します。
首都圏にいるとドアカットはなかなかのレア光景です!
腰越駅を出ると、こんな中を走ります。
家が線路ギリギリまでせまる、路地裏のようなところを、くねくねカーブしながら電車が走ります。
その中を私道や生活道路みたいな道が横切っていて、そういう道路には踏切もないという!
生活感たっぷりの、ほんと路地裏みたいな線路です!
海岸線を行く
ここを抜けると、海沿いに出ます。
目の前に一気に海が広がって、これまたとてもいい車窓風景です!
海岸線を江ノ電とR134が併走!
これぞまさに江ノ電を、湘南を代表する風景です!
江ノ電の風景の中でも、海岸線を走るところは特に好きです。
この場所とは限らないですが、TARI TARIとかでもこういう海沿いの道を走っているところ、あったような…
鎌倉高校前駅
そしてこの海沿いの線路に沿ってあるのが、鎌倉高校前駅!
ここ、まさに、TARI TARIのOPのあのカットと完全に一致!!
そうそうまさにこんなアングルです!
道路からホームを見ると、こちらはつり球でもこんなカットが登場してたかなと。
駅の入口。
この場所もどちらの作品にも登場してましたね。
鎌倉高校前駅は、ホームの目の前が海!…という、非常に素敵な景色の駅です。
魅力の多い江ノ電の駅のなかでも、とくに好きです。
TARI TARIのOPで江ノ電から降りるシーンは、こんなかんじですかね?
駅前の踏切。
TARI TARIで登場しているだけでなく、ここは有名所なので他にもいろいろな作品で出てるのではないかと…
坂を下りると江ノ電の踏切、そして目の前に広がる海!
という、これぞまさに湘南!という風景です。
以上!
そんなかんじで、江ノ島のレポートは以上です!
そういえば私、先週7月22日で27歳を迎えました。
もう27なのか…30が3年後にもう迫ってきているという、いささか信じ難い事態を受け入れられずにいますw
この1年、札幌・名古屋・長野・野辺山・浜松…等々、いろいろなところに出かけてこれたのはよかったですが、全体的には特に目立った功績はなく、ただ惰性で流されて1年が終わってしまったという印象です。
去年の日記でなんとなく挙げていたことも、結局何一つ実現することはなく…
このままの生活でいいのかな…
忙しさに追われて、後はただただ歳をとっていくだけ…というのはよくないな…
…と思いながらもなかなか何もできないという、もどかしい気持ちでいます。
が、なんとかがんばらないと…!
ともあれ、いろいろな方々の支えがあって、こうしてまた1つ歳を重ねることができました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
そしてまたこれからの1年も、よろしくお願いいたします!