日記

memorial 6000 & 3000

2012.03.19 04:48

今日の1曲: Tell Your World / livetune

おはようございます。
夏待ちを見るたび夏が待ち遠しくなるXIAORINGです。

っていうかね、あれはほんと青春ですね、なんかもう、ああああああああーーーってなりますね。

なんかいつのまにか3月も半分過ぎちゃってますが、3月になってもけっこう寒い日が多くてきついです。
とはいえ、暖かくなっても花粉できついです。
寒いのと花粉と、どっちが辛いかというと、それはどっちも辛いので、ほんときついです。

さてさて、世の中はちょうど東日本大震災から1年なわけですが、ここでは特にそっち系の話題はなくw…
今日は、京王6000系と3000系のお話しです。

遅ればせながら、京王6000系・3000系の引退に寄せて

京王相模原線が橋本までやってきたときから東京へ行くのはいつも京王線、あれから20年余り、橋本から仙川にきて今や会社に行くにも買い物に行くにも出かけるにも何処へ行くにも京王線。
そう、毎日乗ってるこの京王線が僕は好きなのです。

そんな京王線ですが、この1年の間に2つの車両が、長年に及ぶその役割を終えて引退してゆきました。

それが、京王線系統用の6000系と井の頭線用の3000系

6000系

6000系は地震の混乱の真っ只中だったちょうど1年前の3月、ひっそりと京王線から姿を消してゆきました。

銀色にピンクとブルーの帯を巻いた車両が多い中、5000系の面影を伝える普通鋼製・アイボリー塗装のボディーは一目見ただけで分かるほどの存在感がありました。


野川を渡る6000系 (2010.05.04)

京王最後のアイボリーカラーとなったこの車両は、京王初の20m級・両開き4ドア車でありました。
また、ワンハンドルマスコンも京王ではこの車両から始まりました。

現在の京王の車両は全て20m級・両開き4ドア車ですが、そのスタイルはこの6000系から始まったのですね。
7000系に至っては、車体の材質こそ違うものの、ベース部分でのデザインは多くが6000系から受け継がれてますよね。

でも前面が左右非対称でウインクをしてるような顔や、あのふかふかなシートは、現役の車両にはない6000系のチャームポイントでした。


6000系準特急の勇姿、仙川~千歳烏山間にて (2009.05.04)

デビュー当時は特急運用など京王のフラッグシップとして走ってたそうですが、橋本生まれ橋本育ちの僕にとっては、相模原線〜都営新宿線直通の急行・快速としての思い出が大きいです。


都営直通は緑幕の大島急行、明大前2号踏切を渡る (2009.05.04)

僕が乗ってる時はすでに8000系が出たり9000系が出たりしてる時代なので、そうした働き盛りの若手を見ながら走るベテランといった印象。

それでも、仲間が次々引退していく2000年代終盤に、たまに準特運用に入ってがんばってる姿を見かけたときは、なんか元気づけられるようなそんな気持ちになったものでした。

去年の3月に、最後の1編成が走ってた動物園線に行こうかとも思ってましたがなんだかんだ行けず、世の中が震災で混乱してる中、しれっといなくなってしまいました。
最後に乗り納めができなかったのは唯一心残りですが、よく乗ってた車両なので、長年の活躍にすごく感謝してます。


6000系通過中 (2009.05.04)

3000系

そして12月に引退した井の頭線用の3000系。

こちらは京王で最後の18m級・両開き3ドア車でした。
また、京王最後の2ハンドルマスコン車でもありました。

明大前で乗り換えのとき、よく4ドアの乗車位置と3ドアの乗車位置で迷ったものです…w
12月中旬、井の頭線の駅のホームから3ドアの乗車位置マークが剥がされてるのを見て、ああ、これで京王から3ドア車は絶滅したんだな…と実感しました。

そして、井の頭線といったらやっぱりレインボーカラー
編成毎に異なる7色のカラーバリエーションがあるというのは、かなり類を見ないものですが、井の頭線のアイデンティティーともいえるこの配色は3000系から始まり、今の1000系にも引き継がれてるものですね。

そんな3000系、引退する12月に記念乗車券セットが販売されまして、買ってしまいました。


3000系記念乗車券セット・表紙

表紙には3000系の前面デザインと「INOKASHIRA LINE model 3000」の文字。
そして井の頭線の象徴、7色のレインボーカラー。


3000系記念乗車券セット・中面

中を開けると7枚の記念切符。
各色1枚ずつ、全色の3000系の写真が入ってます。


3000系記念乗車券セット・渋谷から190円区間

前面デザイン変更前のトップナンバーから、最後に残った3028Fまで。
乗車駅は井の頭線の主要駅になってます。

乗車駅 運賃 編成
渋谷 190円 3001F ブルーグリーン
下北沢 120円 3028F ライトブルー
明大前 170円 3017F? サーモンピンク
永福町 170円 3004F ライトグリーン
富士見ヶ丘 170円 3026F バイオレット
久我山 190円 3027F ベージュ
吉祥寺 190円 3023F? アイボリー

(編成はほとんど読みづらいところもあったので結構あやしいです…)

各駅とれーるらんどで売ってたんですが、発売から1週間ぐらい経って買いに行ったので、既にほとんどの駅で売り切れになってたようです。
渋谷の駅員さんが在庫のある駅を教えてくださったって、新線の幡ヶ谷まで行って購入しました。
駅員さんに大感謝です!


3000系記念乗車券セット・内側

そろそろ新型車両が出てもおかしくない時期

そんなわけで、2011年に引退した2車種を書いてきました。

一方で個人的には、そろそろ京王線に新型車両が出てきてもおかしくない年代になってきたんじゃないかなーっとも思ってます。

というのも、京王線系統の新車が登場した年をみると、

  • 7000系 : 1984年
  • 8000系 : 1992年
  • 9000系 : 2001年

と、だいたい10年に1回のペースでフルモデルチェンジしてます。 (出典: 車両の概要|京王グループ)

そして現在の最新型車両・9000系が登場してから今年でもう11年
最近の約10年に1回という新車投入の実績からすると、そろそろ時期的にはいつ新型車両が発表されても…というかんじはしてます。


調布から橋本へ折り返す9000系 (2010.05.03)

9000系は都営線直通対応になったり、フルカラーLED導入とか車内液晶ディスプレイ導入とかしたりと、マイナーチェンジをやってますが、それからも既に数年が経ってますしね。

また車両番号についても、都営直通対応になった9031Fから番号が増えてついに最大値の9049Fに達してしまい、一番最後に製造された編成では仕方なく9030Fに戻って付けているという状況。
9000系で使える番号を既に使い切ってしまっているという点も、考えているところのひとつです。

9000系は自分にとっては現在の京王の車両の中で一番乗り心地がよく、好きなんですが、ちょっとそういう期待もしてしまっている今日この頃ですw

小田急5000形、HiSE10000形、RSE20000形、3月16日で引退

今日はめずらしく終始京王の話題オンリーでやってきましたが、最後はお隣さんの小田急にて。

先日3月16日、長らく小田急線を走り続けてきた通勤形車両の5000形と、ロマンスカーのHiSE (10000形) 、LSE (20000形) の3車両が引退となりました

京王に比べると小田急に乗る機会は少なかったのですが、5000形は僕も何回か乗ったことがありました。
どれも長年、小田急の顔として活躍してきた車両です。

長い間、お疲れ様でした。

というわけで、3月もなかなかスケジュールが埋まってて盛りだくさんな日々を送ってるので、1つ記事を書いてるうちにどんどんネタが溜まってきてるんですが、とりあえず今日はこのへんで。

また明日も明後日も、これからもずっと、僕たち乗客の想いを乗せて…
今後共々よろしくお願いします!

タグ 京王 写真

2012-03-19T04:48:02+09:00 | by XIAORING | このエントリーのURL